シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007KF3

有価証券報告書抜粋 株式会社サンデー 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業 績
当事業年度(2015年3月1日~2016年2月29日)における経営環境は、政府による経済政策及び日銀の金融緩和による円安・株高の進行を背景に、輸出関連企業を中心とした業績回復が見られました。一方、中国経済の減速傾向や米国における利上げを背景とした新興国経済への影響などから、日本国内の景気に対する不透明感は一段と強まってまいりました。小売業界におきましては、業種・業態を超えた競争環境の激化や、生活必需品に対する節約志向が依然として続いており、非常に厳しい経営環境が続いております。
このような環境のなか、当社は創業40周年と上場20周年の節目を迎えた2015年度に、「新しいサンデーの創造」をスローガンに掲げ、経営効率を高め事業体制の強化を図ることを目的として、2015年7月8日開催の取締役会において、当社100%出資の連結子会社である株式会社ジョイを当社に吸収合併することを決議し、2015年9月1日付で効力が発生いたしました。また、当社はお客さまの利便性を高めるため、東北の農業エリアに展開する新業態ホームマートの出店、ショッピングセンターへのホームセンター出店、新しい商品とサービスの提供に努め、売上高の拡大と業務改善に取り組んでまいりました。
商品面では安心安全意識の高まりから、野菜苗、園芸用肥料・薬品関連、夏季の猛暑によりエアコン、扇風機が昨年を上回った一方、2014年4月に実施されました消費増税に伴う駆け込み需要の反動により物置、リフォーム関連、また暖冬少雪の影響により除雪用品、ワイパーブレード、防寒衣料等の冬季商品の販売が伸び悩みました。
新しい取り組みといたしましては、社内の在庫を効率よく販売に結び付けるために店舗間で在庫を共有するシステムの稼働、上昇傾向が継続している物流費を低減するために店舗へ配送した後の戻り便を活用した取組みの推進、自社カードをご利用いただいた購入履歴を分析し、価値ある情報を必要としているお客さまへ効率よくお届けする仕組みの整備などを行いました。
店舗展開におきましては、ホームセンター「サンデー花巻南新田店」(岩手県花巻市)を同市内3店舗目として7月にオープンいたしました。同店は今後加速させる出店計画で重要となる売場面積1,000坪型のプロトタイプとして、ペット生体販売、ペットホテル、ペットトリミングなどのペット関連のトータル提案や記念日等で利用するフラワーを提案するグリーンショップの展開など、地域に暮らす方々の生活向上に貢献できるライフインプルーブメントストアを目指しております。さらに、小商圏フォーマットのホームマートは道の駅と一体となった「宮守店」(岩手県遠野市)のほか、「十和田湖店」(青森県十和田市)、「胆沢店」(岩手県奥州市)、「九戸店」(岩手県九戸郡九戸村)の計4店舗をオープンいたしました。当事業年度に出店したホームマート4店舗は、お客さまが買い物の途中にくつろぐことができる休憩コーナーを設け、多くのお客さまにご利用いただいております。また、地域密着の取り組みとして、地域産業で使用する商材の充実、地産地消の品揃え推進、地域行事への積極的な参加などを行っております。その結果、当事業年度末日現在における当社の店舗数は98店舗(ホームセンター67店舗、ホームマート16店舗、イオンスーパーセンター㈱へのコンセッショナリー参画15店舗)となり、前期末と比較して24店舗(内ジョイのホームセンター19店舗)増加いたしました。
サービス面におきましては、ご購入いただいた商品をお客さまのご自宅に宅配するだけでなく、補修・修繕・取付のサービスを融合させた「SUN急便」の対応エリアを青森県内全域に拡大いたしました。DIYアドバイザーの資格を持つ当社従業員によるサービス実施は、多くのお客さまにご利用いただきご好評をいただいております。また、お客さまの利便性向上と固定客づくりを推進するため、イオングループの電子マネー「WAON」を全店で利用できるインフラ整備を行いました。
社会貢献活動につきましては毎月11日のクリーン&グリーン活動、各種募金活動、環境省が呼びかけるCO2削減「ライトダウンキャンペーン」、地域のお客さまを対象としたDIY教室、園芸教室などに取り組んでおります。
これらの取り組みの結果、当事業年度の売上高は423億86百万円(前期比37億77百万円の増)、営業利益は5億16百万円(前期比4億37百万円の減)、経常利益は5億31百万円(前期比4億41百万円の減)となりました。当期純利益は株式会社ジョイの吸収合併に伴う特別損失の計上がありましたが、繰延税金資産の計上もあり3億6百万円(前期比7億7百万円の減)となりました。
なお、当事業年度の期中に連結子会社であった株式会社ジョイを吸収合併し、経営効率の改善に向けて大規模な機構改革を実施したことにより、年初計画に盛り込んでいなかった設備投資などが発生いたしました。また、吸収合併した株式会社ジョイの経営数値は、利益高の確保が難しい2015年9月1日以降の数値のみ含んでおります。

(注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社は、ホームセンター事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末残高に比べ64百万円増加し、5億85百万円となりました。
なお、前事業年度は連結財務諸表を作成しているため、比較分析は行っておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1億6百万円の支出となりました。これは主に税引前当期純利益3億79百万円、減価償却費8億41百万円、たな卸資産の減少73百万円等の収入により資金が得られましたが、一方で仕入債務の減少11億55百万円、法人税の支払額2億61百万円等の資金の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、11億60百万円の支出となりました。これは主に新店及び既存店活性化投資に伴う有形固定資産取得による支出9億96百万円、短期貸付金による支出1億80百万円、差入保証金の回収による収入85百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、11億3百万円の収入となりました。これは主に短期借入金の純増額12億60百万円、長期借入金の借入れによる収入16億円、長期借入金の返済による支出15億6百万円、配当金の支払いによる支出1億61百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03245] S1007KF3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。