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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A9HS

有価証券報告書抜粋 株式会社柿安本店 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業業績に支えられ、雇用・所得環境が堅調に推移する等、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、海外の政治情勢の不確実性の高まりから海外経済全体への影響が懸念される等、先行き不透明な状況が続く中、消費者の節約志向は根強く、依然として厳しい環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは、ブランド価値向上の更なる追求を図るため、商品の上質化に継続して注力いたしました。お客様目線からの商品開発による高付加価値商品の提供はもとより、接客サービスの向上を図るため、接客接遇研修の強化等、現場力の向上にも取り組みました。
出退店・改装につきましては、和菓子事業「口福堂」5店をはじめ計14店を出店するとともに、5店の改装により既存店の活性化を図りました。一方、9店を退店いたしました。


区 分出 店退 店改 装
精肉事業精肉店舗2店精肉店舗2店──────
株式会社惣菜事業柿安ダイニング店舗2店──────柿安ダイニング店舗2店
柿安本店柿安上海DELI店舗3店柿安上海DELI店舗1店
柿安牛めし店舗1店
和菓子事業口福堂店舗5店口福堂店舗4店口福堂店舗2店
レストラン柿安店舗1店三尺三寸箸店舗1店──────
事業グリル店舗1店
食品事業──────しぐれ店舗1店──────
14店9店5店

以上の結果、当連結会計年度の売上高は43,508百万円(前連結会計年度比0.0%減)、営業利益は2,240百万円(同6.2%減)、経常利益は2,279百万円(同5.7%減)、また親会社株主に帰属する当期純利益は1,253百万円(同7.2%減)となりました。

各セグメントの売上高の状況は次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2016年3月1日
至 2017年2月28日)
構成比(%)
精肉事業(百万円)15,00234.5
惣菜事業(百万円)12,81229.4
和菓子事業(百万円)7,12416.4
レストラン事業(百万円)4,99411.5
食品事業(百万円)3,5748.2
合計(百万円)43,508100.0
(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。

(a) 精肉事業
精肉事業につきましては、高品質で安全・安心な商品をお値打ちに提供するため、小間きれ等の既存定番商品を継続的に見直すとともに、自社オリジナルブランド牛「柿安牛」、まろやかな食感で人気のある沖縄ブランド銘柄豚「あぐ~」等、価値ある商品の提供を通して他社との差別化を進めました。また、『究極の黒毛和牛 三重 柿安牛入り メンチカツ』等、肉惣菜を中心とした惣菜の取り扱いを強化する等、精肉事業の活性化を図りました。
出退店につきましては、出来立て惣菜を提供する惣菜コーナー複合店を仙台市の「セルバ」を含め2店を出店、入店先施設の閉鎖に伴うものを含め2店を退店いたしました。
この結果、当事業の売上高は15,002百万円(前連結会計年度比1.4%減)、セグメント利益(営業利益)は1,109百万円(同11.2%減)となりました。

(b) 惣菜事業
惣菜事業につきましては、大人気基幹商品である『黒毛和牛 牛めし』に季節商品の『黒毛和牛 牛めし&国産 うな重』を加える等、ラインナップ強化を図るとともに、彩りだけでなく栄養価も高い旬の食材や流行の食材を使用し、健康や美容を意識した商品開発に注力いたしました。また、幅広いメニュー展開によるお客様の利便性向上を図るため、洋惣菜「柿安ダイニング」、中華惣菜「柿安上海DELI」の複合型店舗を出店いたしました。
出退店・改装につきましては、三重県の近鉄百貨店四日市店や福岡県の岩田屋本店に複合型店舗を新規開設し、新宿髙島屋では、洋惣菜「柿安ダイニング」の改装に併せて中華惣菜「柿安上海DELI」を出店する等、複合型店舗への移行を含め6店を出店、店舗の活性化を図るため3店の改装を行いました。
この結果、当事業の売上高は12,812百万円(前連結会計年度比3.7%増)、セグメント利益(営業利益)は1,211百万円(同1.9%減)となりました。

(c) 和菓子事業
和菓子事業につきましては、大人気商品であるフルーツ大福シリーズの拡充による活性化を図りました。夏の「ぶどう大福」、秋の「栗大福」、「いちご大福」では水玉模様をあしらった『まるごといちご大福』の他、国産温州みかん濃縮果汁を白あんに練り込んだ『みかんいちご大福』を投入いたしました。また、現場力の向上のため、接客接遇研修の充実等、人財強化にも努めました。
出退店・改装につきましては、口福堂5店の出店、2店の改装、4店を退店いたしました。
この結果、当事業の売上高は7,124百万円(前連結会計年度比0.2%減)、セグメント利益(営業利益)は675百万円(同8.9%増)となりました。

(d) レストラン事業
レストラン事業につきましては、季節感のあるコーナー演出に注力いたしました。ビュッフェ業態では、春の彩りメニュー等、旬の食材を使用した商品を展開し、地域特性に合わせた取り組みを拡充し産地をテーマとした限定メニュー等を提供いたしました。また、グリル業態では、肉の老舗が手がける『ローストビーフ丼』をはじめとする、お肉の丼メニュー等、高付加価値商品の提供を進めました。
出退店につきましては、1店の出店、2店を退店いたしました。
この結果、当事業の売上高は4,994百万円(前連結会計年度比3.4%減)、セグメント利益(営業利益)は95百万円(同58.4%減)となりました。

(e) 食品事業
食品事業につきましては、引き続き健康志向のお客様にご好評いただいている減塩シリーズに加え、『はまぐりふっくら煮』等、野菜や魚介類等を素材として用いた日常使い向けにお楽しみいただける惣菜シリーズとの組み合わせギフトの取り組みを拡大した他、松阪牛のしぐれ煮をお値打ちにお求めいただける価格帯で『松阪牛しぐれ煮』の提供を開始いたしました。
この結果、当事業の売上高は3,574百万円(前連結会計年度比1.7%減)、セグメント利益(営業利益)は343百万円(同8.9%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ289百万円増加(前連結会計年度比5.1%増)し、当連結会計年度末には6,010百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,082百万円(前連結会計年度は2,082百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益2,076百万円に対し、非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入2,853百万円等であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額771百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は769百万円(前連結会計年度は796百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,200百万円等であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,200百万円、有形固定資産の取得による支出633百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,023百万円(前連結会計年度は2,502百万円の使用)となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額490百万円及び自己株式の取得による支出372百万円等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03283] S100A9HS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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