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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005J74

有価証券報告書抜粋 アスクル株式会社 対処すべき課題 (2015年5月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループは、「お客様のために進化するアスクル」を企業理念とし、オフィスに必要なものやサービスを「迅速かつ確実にお届けする」トータルオフィスサポートサービスにおけるパイオニアとして1993年の事業開始以来、お客様の声を聞きながら、商品・サービス・システムを絶えず進化させてグローバルな競争に挑む企業やそれを支える中小事業所をはじめとするお客様の多様なニーズにお応えし、圧倒的No.1の地位を確立してまいりました。これに加え、情報技術の発展、少子高齢化や女性就業人口の増加といった社会構造・生活環境の変化等により、eコマースへのニーズは、一般消費者へも急速に高まっており、当社グループは、このような状況を絶好の成長機会と捉え、2012年11月20日にBtoC事業の「LOHACO」を開始しました。当社は、当社と2012年4月27日付けで業務・資本提携契約を締結したヤフー株式会社の協力のもと、「LOHACO」をeコマース史上最も早い成長で立ち上げてまいりましたが、「LOHACO」をさらに大きく成長させるとともに収益性の向上を図るためには、3年間培ってきた信頼関係とイコールパートナーの精神をベースにさらなる発展および連携の強化を図ることが最善であると判断し、2015年5月19日付けでヤフー株式会社と業務・資本提携契約を更改しており、一層スピードをあげて、オフィス通販No.1から第二世代のeコマースNo.1への変革を目指してまいります。
BtoB事業においては、事業基盤・事業収益のさらなる強化に向けて、戦略分野と位置付けております工場・建設現場・研究所や医療・介護施設などのお客様数の拡大、当該事業所で求められる高機能・新商材の拡充、従来に比べてお客様がより一層ご利用し易いインターネット購買サイトへのリニューアルの3つの施策に注力し、全ての仕事場にあらゆる商材を安く、明日お届けして日本の仕事場を元気にすることにより売上高のさらなる拡大を目指してまいります。
BtoC事業「LOHACO」においては、働く女性の日常生活をサポートし、ダイバーシティの推進と親世代の高齢化への対応を支援します。中期経営戦略であるロイヤルカスタマー100万人達成に向け、圧倒的な集客力を持つヤフー株式会社との連携強化により、集客力を向上させ、メーカーと連携したマーケティング手法の活用による高付加価値で社会最適なECビジネスを推進し、さらに、取扱商品数のさらなる拡充や配送品質等の改善に徹底的に取り組み、他のBtoC事業者に比べてあらゆる点において優位性を有するeコマースを構築してまいります。
併せて、BtoB事業と「LOHACO」の売上拡大によるスケールメリットを生かした原価低減と、サプライヤーと共同で付加価値の高い新商品・サービスの開発に取り組み、収益性の飛躍的な向上を実現してまいります。
当社グループの優位性を高めるべく、これまで実施してきた東西の基幹物流センター(ASKUL Logi PARK 首都圏、大阪DMC)の新設・拡張に加え、さらなる物流配送効率の改善を目指し、福岡センターおよび横浜センターのリプレイスにも着手し、2016年1月に「ASKUL Logi PARK 福岡」、2016年5月に「ASKUL Logi PARK 横浜」の新設を予定しております。引き続き、お客様サービス向上や物流の効率化によるコスト低減を図るため、在庫商品の最適配置や梱包・補充作業の平準化施策に加え、最新鋭設備の導入に伴う省人化により物流生産性の向上を進めてまいります。
また、当社グループはお客様とのお約束である「明日来る」を継続し続けることによりご信頼を得てまいりました。当社グループはお客様が必要とされる商品をお約束の日に確実にお届けするという“社会インフラ”としての機能・責任を担っていると認識しております。“社会インフラ”としての機能・責任を果たすために当社グループは平常時だけではなく非常時においても事業を継続しお客様のご要望にお応えできる体制や仕組みの構築、インフラの整備が必要であると考えております。継続的かつ安定的な商材の調達や、物流拠点の分散化と耐震化、受注センター・お問合せセンターなどの事業拠点の分散化などを図り、お客様に提供するサービスの基盤であるサプライチェーンそのものの強化を図ってまいります。
なお、当社グループでは、従前よりトータルオフィスサポートサービスとして圧倒的No.1の地位を確立するために、以下の4つのテーマを挙げておりました。いずれのテーマも既存のBtoB事業のみならず、「LOHACO」の拡大やお客様サービスの向上に寄与すると考えられるため、今後も継続してこれらのテーマに取り組んでまいります。
①お客様の拡大(超大企業、中堅大企業、中小事業所、個人の4つのチャネルによる積極的なお客様獲得、個人はロイヤルカスタマー100万人突破を目標)
②取扱商材の拡充(従前より取り扱っているBtoB向け商材に加え、医療・介護用品などのメディカル商材、工場・建設現場・研究所などの現場で利用される間接材(MRO商材)を戦略的に拡充することで、これらのカテゴリーにおいてもNo.1プレイヤーの地位を早期に確立し、また生活用品、一般用医薬品、酒類、化粧品等のBtoC向け商材の品揃えの充実により、「LOHACO」の成長を加速。「LOHACO」は併せて収益構造の改革にも挑戦)
③プラットフォームの進化(最新鋭設備を備えた物流センターを新設し、省人化等による物流効率のさらなる向上、当社グループのBizex株式会社の物流ノウハウを十分に活用した高い配送品質の提供、新たな配送サービスの実現による他のBtoC事業者との差別化、ビッグデータの活用によるお客様・サプライヤー・当社の3者がメリットを享受できるマーケットプラットフォームの構築)
④アジア市場への進出(アジア市場をターゲットとしてグローバル展開の基礎を中期的に構築)

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03363] S1005J74)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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