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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ID1

有価証券報告書抜粋 パレモ・ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、円安や堅調な株価を背景に企業収益や雇用情勢の改善傾向が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、消費者の節約志向は根強く個人消費に停滞感が見られる中、年明けには中国経済の減速懸念の影響などから、急激な株価下落、円高に見舞われるなど、先行き不透明な状況で推移しました。
当社が属する専門店業界は、少子高齢化で国内市場の拡大が見込めない中、商業施設や専門店の間で顧客の争奪が一層激しさを増し、優勝劣敗がより鮮明となってきました。また、円安による商品調達コスト上昇の影響に加え、人員不足も深刻化してきていることから、採用コストについても負担増となるなど、厳しい経営環境で推移しました。
このような環境の中、当社におきましては、4つの変革「MD(マーチャンダイジング)変革」「サービス変革」「店舗基盤変革」「コスト変革」を柱とした事業構造改革に取り組むことで、基幹事業の収益力を回復させるとともに、個店毎のマーケット環境と収益性を精査し不採算店舗の退店を進めることで、赤字額の削減ならびに営業費の低減につなげてまいりました。その結果、アパレル事業においてはシーズンMDの精度向上による在庫低減、商品鮮度改善が進んだことで徐々に売上が回復基調となる一方で、雑貨事業においては昨年好調であったキャラクターグッズが低調に終わったほか、暖冬によりシーズン商品においても販売が伸び悩んだことなどが影響し、全社の既存店売上高前年比は95.5%に終わりました。
店舗の出退店におきましては、「木糸土・ハレノヒ」の2店舗を含め、新規に5店舗を出店する一方で、不採算店舗の退店を131店舗まで積み増しした結果、当事業年度末現在の店舗数は574店舗となりました。また、FC(フランチャイズ)事業におきましては、店舗数の増減はなく、期末店舗数は13店舗となりました。
以上の結果、売上高273億2百万円(前年同期比14.3%減)、営業利益1億36百万円(前期は営業損失7億25百万円)、経常利益1億88百万円(前期は経常損失6億62百万円)と、営業利益ならびに経常利益におきましては、3期ぶりに黒字となりました。当期純損益につきましては、営業活動から生じる損益が継続して赤字となっている店舗の減損損失として2億97百万円を特別損失に計上したことなどにより、当期純損失3億13百万円(前期は当期純損失21億86百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
○ 店舗小売事業
店舗小売事業の売上高は262億90百万円(前年同期比14.6%減)となりました。
アパレルについては、猛暑の影響もあり水着をはじめとする夏のシーズン主力商品が堅調に推移したほか、冬シーズンにおいても、アウターは苦戦するも、ニットの販売が好調に推移しました。
雑貨においては、昨年に引き続きバッグ業態は安定した推移となりましたが、バラエティ雑貨においては、秋以降シーズン商品や生活雑貨の販売が伸び悩んだほか、昨年のようなキャラクターグッズのヒット商品も少なかったことから、全体的に低調な推移となりました。
○ FC(フランチャイズ)事業
FC事業の売上高は8億91百万円(前年同期比6.9%減)となりました。夏から秋にかけては堅調な推移となりましたが、冬シーズンに入って以降、アウターを中心に販売が伸び悩み、既存店売上高前年比が減収となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下 資金)は5億92百万円となり、前事業年度末の資金2億56百万円から、3億36百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、9億16百万円の増加(前年同期は39百万円の増加)となりました。これは主に、棚卸資産の減少7億89百万円があること等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6億20百万円の増加(前年同期は2億3百万円の増加)となりました。これは、退店による差入保証金の回収による収入によるもの等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、12億円の減少(前年同期は2億96百万円の減少)となりました。これは、借入金の返済等によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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