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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053NA

有価証券報告書抜粋 シップヘルスケアホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和を背景にした円高是正、株価上昇により企業業績や個人消費に持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
当社グループの属する医療業界におきましては、日本医療の海外展開に向けた動きが本格化しようとしているものの、医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実に向けた診療報酬の見直しが実施され、消費税増税、電気料金の値上げ等の影響により、医療機関をとりまく環境は一層厳しくなっております。
このような経済状況の下、当社グループにおきましては、プロジェクト案件やSPD施設の新規受託が順調に推移いたしました。また、M&Aの実施により医療機器・消耗品を販売する会社の業績が寄与したこと、調剤薬局事業において新規開拓が進んだこと等により売上高は増加いたしました。営業利益につきましては、事業拡大に伴い東京地区を中心に事務所移転統合に伴う経費が発生したこと、ヘルスケア事業において大型施設開業に伴う開業費用が発生したこと、調剤薬局事業において消費税増税の影響による費用が増加したこと等により、前年度比で減益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は273,327百万円(前連結会計年度比5.5%増)、営業利益は13,597百万円(前連結会計年度比1.9%減)、経常利益は13,910百万円(前連結会計年度比5.7%減)、当期純利益は7,472百万円(前連結会計年度比12.3%減)となりました。

セグメントごとの業績を示しますと次のとおりであります。
① トータルパックプロデュース事業
トータルパックプロデュース事業におきましては、プロジェクト案件は予定通りに完成いたしましたが、建築費の高騰や工事の遅れ、円安による輸入部品価格の高騰等の影響がありました。また、海外での新規事業につきましては、ミャンマーにおいて子会社を設立し、事業を開始いたしました。
以上の結果、売上高は101,574百万円(前連結会計年度比5.7%増)、セグメント利益(営業利益)は9,826百万円(前連結会計年度比4.9%増)となりました。
②メディカルサプライ事業
メディカルサプライ事業におきましては、SPD施設の新規受託の獲得やM&Aにより増加した会社の業績が寄与したものの、在庫管理効率化のためのシステム投資等に伴う費用が発生いたしました。
以上の結果、売上高は128,112百万円(前連結会計年度比5.7%増)、セグメント利益(営業利益)は1,882百万円(前連結会計年度比12.7%減)となりました。
③ヘルスケア事業
ヘルスケア事業におきましては、有料老人ホームの入居者数は積み上がったものの、計画に対しては未達となりました。また、デイサービス拠点の運営における稼働率が伸び悩むとともに、大型施設であるグリーンライフ仙台等の新規開業費用が増加いたしました。
以上の結果、売上高は19,994百万円(前連結会計年度比5.9%増)、セグメント利益(営業利益)は191百万円(前連結会計年度比66.8%減)となりました。

④調剤薬局事業
調剤薬局事業におきましては、新規店舗の出店等により売上高が増加し、管理部門の集約等により事務コストを削減いたしましたが、消費税増税による費用が増加いたしました。
以上の結果、売上高は22,273百万円(前連結会計年度比1.9%増)、セグメント利益(営業利益)は1,847百万円(前連結会計年度比6.4%減)となりました。
⑤その他
その他におきましては、動物病院事業については計画を下回ったものの、理化学機器の販売事業については好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は1,370百万円(前連結会計年度比14.9%増)、セグメント利益(営業利益)は132百万円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末残高の21,233百万円から16,522百万円増加し、37,755百万円となっております。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは 1,682百万円の収入(前連結会計年度比12,113百万円支出増)となりました。これは主に、リース投資資産が3,633百万円増加し、仕入債務が3,632百万円減少し、法人税等を6,653百万円支払った一方、税金等調整前当期純利益を13,720百万円、減価償却費を2,207百万円計上したこと等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは 6,995百万円の支出(前連結会計年度比1,297百万円収入増)となりました。これは主に、長期貸付金の回収による収入が874百万円あった一方、有形固定資産の取得による支出が6,441百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が635百万円あったこと等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは 21,817百万円の収入(前連結会計年度比23,983百万円収入増)となりました。これは主に、株式の発行による収入が19,299百万円、自己株式の売却による収入が2,364百万円あった一方、配当金の支払額が1,929百万円あったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03450] S10053NA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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