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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BUL0

有価証券報告書抜粋 株式会社ジンズホールディングス 業績等の概要 (2017年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2016年9月1日~2017年8月31日)における国内経済は、好調な企業業績に伴う設備投資回復の兆し、雇用、所得環境の改善、消費者マインドの持ち直しにより緩やかな回復基調が続いております。一方、世界経済に目を向けると、米国における政策運営、中国経済の動向、地政学的リスクの高まりなど、我が国の景気が下押しされる懸念もあり、先行きは不透明な状況であります。
また、国内眼鏡小売市場(視力矯正眼鏡)は、2016年3月以降、前年同期比マイナスの傾向が継続しており、 足元は弱含みに推移しております。
このような市場環境の中で、当社グループのアイウエア事業では、引き続き重要な経営課題と掲げている商品戦略の再構築、店舗オペレーションの改善などの取り組みを重点的に推進いたしました。また、店舗戦略については、従来のショッピングモール形態での出店を継続しながらも、郊外ロードサイド型店舗開発における社内体制を強化し、出店加速に向けた基盤を強固なものといたしました。
国内アイウエア事業において更なる成長を実現していくためには、商品力の向上、接客力及び店舗マネジメント力の強化が必要不可欠と認識しており、引き続きこれらの諸課題に取り組んでまいります。
当連結会計年度末におけるアイウエア専門ショップの店舗数は、国内直営店323店舗(出店23店舗、退店7店舗)、中国直営店103店舗(出店25店舗、退店4店舗)、米国直営店4店舗(出店3店舗、退店なし)の合計430店舗となりました。
売上高総利益率につきましては、円高による効果もありましたが、フレームの生産工程の改善に取り組み、前年同期比0.5ポイント増の75.2%となりました。
売上高販売管理費比率につきましては、マス広告の見直しによる広告宣伝費の大幅な抑制が図れたこと、「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」の開発費用を適切にコントロールしたこと等により、前年同期比2.3ポイント減となる64.5%となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高50,451百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益5,402百万円(前年同期比46.7%増)、経常利益5,227百万円(前年同期比45.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,767百万円(前年同期比39.7%増)と増収増益となりました。
なお、当社は2017年4月1日付にて、「株式会社ジンズ」に商号変更いたしました。
商号をブランド名と統一することにより、消費者に対するブランド認知の一層の向上を図り、グローバルブランドとして定着、確立させることを目的として商号を変更いたしました。


セグメント業績の概況
セグメント別の売上高は、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2016年9月1日
至 2017年8月31日)
構成比前年同期比
国内アイウエア事業42,206百万円83.7%108.0%
海外アイウエア事業5,203百万円10.3%125.8%
その他 3,042百万円6.0%102.0%
合計50,451百万円100.0%109.2%

(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 「その他」の区分には、メンズ雑貨事業、レディス雑貨事業等の収入が含まれております。

〈国内アイウエア事業〉
国内アイウエア事業につきましては、外部のプロダクトデザイナー監修のもと、大幅にリニューアルした定番商品や新たにデザインしたスポット商品を投入するなど、質の高い商品を継続的に展開した結果、通期に亘り既存店増収を達成することができました。
2017年3月より、3プライス制の新価格体系を導入したことにより、暫く低迷していた客数の伸張に向けた梃入れを図りました。また、春節、花見シーズンにおける訪日外国人のインバウンド需要も取り込みました。
一方、「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」につきましては、引き続き先行投資段階であるものの、大手スポーツクラブと「JINS MEME RUN(ジンズ・ミーム ラン)」を活用したヘルスケアソリューションの共同開発、集中力の可視化がもたらすパフォーマンス・生産性の改善等、事業化が期待される革新的な取組みを継続いたしました。
店舗展開につきましては、郊外ロードサイド店舗への出店を継続した他、メガネと様々なカルチャーを融合した旗艦店「ジンズ渋谷店」(2017年5月)、アイウエアのグローバルトレンドを発信する「ジンズ原宿店」(2017年7月)等、当社ブランドイメージ構築に資する店舗を出店改装し、国内直営店舗数は323店舗となりました。
以上の結果、国内アイウエア事業の業績は、売上高42,206百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益5,698百万円(前年同期比47.3%増)となりました。

〈海外アイウエア事業〉
海外アイウエア事業につきましては、中国における競争環境が激しさを増しているものの、出店環境等は引き続き良好に推移し、順調に事業の拡大が続いており、同地域における黒字の定着が図れたと認識しております。
また、米国においては、米国向けにデザインした商品の投入、店舗オペレーションの改善等早期黒字化に向け取り組んでまいります。
店舗展開につきましては、海外直営店舗数は107店舗となりました。
以上の結果、海外アイウエア事業の業績は、売上高5,203百万円(前年同期比25.8%増)、営業損失△327百万円(前年同期は営業損失△279百万円)となりました。

〈その他〉
その他につきましては、メンズ雑貨事業及びレディス雑貨事業等の収入により構成されております。
店舗展開につきましては、メンズ雑貨専門ショップ20店舗(出店2店舗、退店なし)、レディス雑貨専門ショップ20店舗(出店なし、退店2店舗)となりました。
以上の結果、その他の業績は、売上高3,042百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益31百万円(前年同期比67.0%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は6,860百万円となりました。
(単位:百万円)
2016年8月期2017年8月期増減
営業活動による
キャッシュ・フロー
2,4496,3393,889
投資活動による
キャッシュ・フロー
△2,629△2,406222
財務活動による
キャッシュ・フロー
△116△1,548△1,431


(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ3,889百万円収入が増加し、6,339百万円の収入となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益4,465百万円の計上、減価償却費2,217百万円の計上によるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ222百万円収入が増加し、2,406百万円の支出となりました。
これは主に、店舗の出店及び改装に伴う有形固定資産の取得による支出1,667百万円、敷金及び保証金の差入による支出457百万円、ECアプリケーション開発等に伴う無形固定資産の取得による支出214百万円によるものであります。

(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ1,431百万円収入が減少し、1,548百万円の支出となりました。
これは主に、短期借入金の純増額378百万円による収入の増加はあったものの、リース債務の返済による支出683百万円、配当金の支払額599百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03471] S100BUL0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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