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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054BZ

有価証券報告書抜粋 岩塚製菓株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府による経済政策や日銀の金融政策を背景に円安が進行し、輸出関連企業の業績や雇用情勢に改善が見られたものの、その反面、輸入原材料の価格が高騰し、食品業界におきましては、多くの分野で値上げが行われました。また、消費税率引き上げを境に個人消費が減退し、その後の回復には足踏みがみられました。
米菓業界におきましては、消費が伸び悩む中で競合他社との販売競争の激化に加え、輸入原材料価格やエネルギーコストの上昇を受け、引き続き厳しい経営環境が続いております。
当社グループは、このような環境の下、中期経営計画「岩塚Re-Bornプラン」に基づき「確固たる利益体質の構築」に注力し、食品メーカーとして最重要課題である食の「安全・安心」を確保するために、トレーサビリティ体制やフードディフェンス等、品質保証体制の整備に取り組んでまいりました。
また、主力商品の販売に集中し、国産米を100%使用した高品質・高付加価値商品の開発に取り組み、競合他社との差別化を図ると共に個食商品といった市場動向の変化に即応した商品政策、販売戦略を推進し、ブランドの育成を図ってまいりました。
さらに、米菓の主原料である「米」は、競合他社との差別化を図るため、良質な国産米を安定的に調達することを目的に、農家との契約栽培米のウエイトを高める取り組みを進めており、昨年の国産米(特定米穀)の暴落や円安による「コスト軸」から、外国産米を国産米に切り替える動きとは一線を画しておりますが、第3四半期以降において原料米や大豆の高騰、円安による食用油・ナッツ・香辛料等の高騰やエネルギー・物流コストの上昇が、原価率を押し上げる結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度における連結売上高は220億14百万円(前連結会計年度比4.6%増)、営業利益は4億58百万円(前連結会計年度比4.7%増)、経常利益は28億86百万円(前連結会計年度比20.1%増)、当期純利益は16億97百万円(前連結会計年度比21.2%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、期首残高より93百万円増加し、6億24百万円(前年同期比17.6%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は23億32百万円(前年同期は23億79百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加額4億99百万円を計上した一方で法人税等の支払額5億67百万円を反映したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は19億11百万円(前年同期は6億8百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5億65百万円、及び貸付による支出9億31百万円の増加額を反映したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3億27百万円(前年同期は15億96百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額が15億50百万円増加した一方で、自己株式の取得額の増加2億53百万円を反映したこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00386] S10054BZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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