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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BTL

有価証券報告書抜粋 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策等を背景に雇用情勢や所得環境の改善が進む中、穏やかな回復基調が続きました。一方で個人消費の低迷や新興国の景気減速・英国のEU離脱問題等の影響により、国内景気の先行きは不透明な状況となっております。食品業界におきましては、依然として企業間競争が激しく、生活必需品に対する低価格志向が継続しており、厳しい経営環境となりました。
このような状況の中、当社グループは中期経営計画(2016年9月期~2018年9月期)をスタートさせ、新商品の開発・開拓、OEM商品の拡大、輸出の拡大等による増販を図りました。また、2016年2月に開催した定時株主総会の決議により新経営体制が発足し、コストの削減や事業の改善及び更なる成長を目指し取り組みました。
この結果、当連結会計年度の売上高は23,849百万円(前期比2.4%減)と前期を下回ったものの、営業利益は652百万円(前期比12.9%増)、経常利益は239百万円(前期比32.0%増)となり収益性が向上しました。また、特別損失が171百万円(うち特別調査費用80百万円、過年度決算訂正関連費用68百万円)発生しましたが、法人税等調整額を△161百万円計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は111百万円(前期比45.1%増) となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
(食品類・酒類事業)
醤油類につきましては、家庭用の「マルキン かき醤油 150ml/360ml/1L」や業務用の新規獲得が順調に推移したものの、家庭用の主力商品「マルキン こいくちしょうゆ 1L」「マルキン うすくちしょうゆ 1L」が苦戦したこと等により、前期の売上を下回りました。
つゆ・たれ類につきましては、家庭用の「盛田 鴨だし鍋つゆストレート 750g」が好調なことに加え、新商品の「盛田 国産しょうがだれ しょうゆ味 230g」「盛田 国産紅ずわい蟹だしうま鍋つゆ 750g」他が順調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
みりん風調味料及び料理酒につきましては、家庭用の主力商品「盛田 料理酒 1L」やリニューアルした付加価値商品「盛田 国産米100%純米料理酒 500ml/1L」が順調に推移したものの、業務用が苦戦したこと等により、前期の売上を下回りました。
漬物につきましては、市場規模が縮小している中、主力商品の「忠勇 あっさり味なら漬(胡瓜) 120g」や「伝統製法なら漬(瓜) 1舟詰」他が大手量販店に採用されたこと等により、前期の売上を上回りました。
飲料につきましては、主力商品の「ハイピース 加賀棒茶330ml」が売上を伸ばし、また「ハイピース オリーブ茶 500ml」が大手コンビニエンスストアに採用され順調に推移したことの他、新商品の「ハイピース オーガニック ジャスミン&ルイボスティー 500ml」が好調だったこと等により、前期の売上を上回りました。
酒類につきましては、特定名称酒の「尾張 男山 大吟醸 300ml/720ml/1.8L」や「盛田 純米 AR4 500ml」が堅調だったものの、経済酒分野の主力商品「尾張常滑郷の鬼ころし 2L」「尾張 男山 2L」やPB商品で苦戦したこと等により、前期の売上を下回りました。清酒以外では、本みりんが業務用主力商品「盛田 蔵出し本みりん 1.8L」の新規顧客開拓により好調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
この結果、当事業の売上高は12,987百万円(前期比2.3%減)、セグメント利益(営業利益)は406百万円(前期比6.8%増)となりました。


(輸入食品類・酒類販売事業)
業務用食材につきましては、冷凍パンの「ブリドール」がホテルのインバウンド需要や新商品導入等により好調に推移し、フランス産キャビア、白トリュフ、フランスのジュース「アラン・ミリア」も順調に売上を伸ばしました。しかしながら、2015年11月にフランスで発生した鳥インフルエンザの影響により主力商品のフォアグラ・肉類の一部で調達が滞ったため売上を落とし、全体としては前期の売上を下回りました。
製菓用食材につきましては、主力商品「Kiriクリームチーズ」を使用したアイスクリームチャネルの開拓に成功したことや、「第12回 キリ クリームチーズコンクール」最優秀賞受賞作品が大手コンビニエンスストアや量販店に採用され販売が好調なこと等により、前期の売上を大きく上回りました。
小売用商品につきましては、当期より取り扱いを開始したビスケットブランド「サンミッシェル」が順調に推移し、スペイン産の高級ポテトチップス「トーレス」も売上を伸ばしたものの、「ボンヌママンジャム」が苦戦したこと等により、全体としては前期の売上を下回りました。
ワイン類につきましては、主力商品「ボランジェ」が新規獲得やグラス販売プロモーション等により好調だった他、「アヤラ」「ラングロワ・シャトー」も順調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
この結果、当事業の売上高は10,515百万円(前期比2.2%減)、セグメント利益(営業利益)は581百万円(前期比32.2%増)となりました。

(注) 当社は消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)の処理方法は税抜方式によっているため、記載されている金額には消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び預金同等物は、前連結会計年度末に比べ529百万円減少し1,734百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費が304百万円、売上債権の減少額が333百万円あったこと等から753百万円の収入となりました。なお、前連結会計年度と比べては、仕入債務並びにたな卸資産が減少したこと等から401百万円の収入減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が423百万円あったこと等から413百万円の支出となりました。なお、前連結会計年度と比べては、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等から307百万円の支出増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済(純額)が409百万円、長期借入金の返済による支出が408百万円あったこと等から866百万円の支出となりました。前連結会計年度と比べては、新株予約権の行使による株式の発行による収入がなくなったこと等から1,132百万円の支出増加となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00399] S1009BTL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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