有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TQEX (EDINETへの外部リンク)
株式会社J-オイルミルズ 研究開発活動 (2024年3月期)
当社では「Joy for Life®-食で未来によろこびを-」を目指すべき未来として掲げ、「おいしさ×健康×低負荷」で人々と社会と環境へのよろこびを創出すべく、社会課題解決に貢献する研究開発活動を進めております。
素材開発や体内への作用のメカニズム解析を行い、基盤技術を確立・向上する役割を研究開発センターが担い、技術の仕上げである商品開発、つまり、お客さま毎のさまざまなニーズに合わせたカスタマイズやブラッシュアップを商品開発グループが担っています。当社の基盤技術開発とお客さまのニーズに沿った商品開発を両輪として回しながら、研究開発センターと商品開発グループの二人三脚で新たな価値を提供する商品開発・技術開発を行っています。
また、商品開発を行う際には、お客さまがどのようなものを求めているのかを把握することが重要であり、その起点となる当社の「おいしさデザイン工房®」ではシェフやパン職人などさまざまな経験と技能を持つ技術者が、当社製品のアプリケー ション開発を行っています。
①家庭用油脂事業の開発においては、生活者のベネフィットを第一に考え、おいしさ、健康、環境および調理者の負荷低減に寄与する商品開発を行っております。
②業務用油脂事業の開発においては、食のプロに向けて、作業環境の向上、長持ち機能など経済性および環境さらには調理作業の低負荷に繋がる商品の提供を目指し開発を行っております。
③テクスチャーデザイン事業の開発においては、当社独自の加工技術を用いて、畜肉製品、水練り製品、菓子類、製菓など幅広いジャンルの食品に対して、好ましい食感・物性・機能性を付与できる機能性澱粉の商品開発を行っております。
④研究開発センターにおいては、上記の各事業の商品開発の基盤となる、科学的な真理探究を伴う基盤技術開発を行っております。
なお、研究開発費の総額は、1,307百万円であります。
セグメント別の研究開発活動は、次のとおりであります。
(油脂事業)
家庭用油脂分野では生活者の節約志向や調理時の手間低減に寄与する「AJINOMOTO ダブルハーフ」600gUDエコペットおよび900gエコボトルを発売しました。調理時の気になるにおいを抑制する機能をわかりやすく伝えるために、「AJINOMOTO さらさら®キャノーラ油軽やか仕立て」をリニューアルいたしました。また、健康意識の高まりを受け、国内初となるα-リノレン酸による肌保湿効果のある機能性表示食品として新商品「AJINOMOTO 毎日アマニ油」90g鮮度キープボトルおよび326g鮮度キープボトルを発売しました。さらに、オリーブオイル領域では、お手軽にどんな料理にもたっぷり使えるブレンドオイル「AJINOMOTO オリーブたっぷりクッキングオイル」600gUDエコペットを発売しました。
当社では人と地球にやさしい商品開発に努めており、再生ペット樹脂をボトルとラベルの一部に使用した新容器を用いて「FILIPPO BERIO®エクストラバージンオリーブオイル」、「FILIPPO BERIO®オリーブオイル」、「AJINOMOTO 軽くて あっさりしたオリーブオイル」を新容量720gUDエコペットにて発売しました。またプラスチック使用量約60%削減を実現した環境配慮型商品「スマートグリーンパック®」シリーズでは「AJINOMOTO やさしいオリーブオイル®」300gの幅広くクッキング用途で使用できる特長をより分かりやすく伝えるため、パッケージデザインを一新しました。
業務用油脂分野におきましても、環境配慮型商品の要望に応えるべく家庭用で発売している紙パック容器を展開し、「スマートグリーンパック®」を活用した「スマートグリーン®サラダ油」900gを発売しました。また、CO2発生量の削減によるサステナブルな社会実現へ貢献すべく、当社独自技術「SUSTEC®(サステック)」を導入した商品である「すごい長徳®」5品においてCFP認証を取得し、27-28%のCO2削減効果が認定されました。これまでにCFP認証を取得していた商品群を含め、「長徳®」シリーズは食資源を大切に使用したいというお客様の要望に応える商品として拡販に努めるとともに、フライ油の使い方において、廃棄に関する管理基準の提案など、幅広く活動してまいりました。また、調理における技術不足・手間軽減(時短)・安定調達をサポートする商品を提供することで、外食や中食の調理現場においてサステナビリティを実現しつつ、生活者のニーズに対応した製品およびサービスを開発しております。
なお、当事業の研究開発費の金額は、831百万円であります。
(スペシャリティフード事業)
乳系PBF分野では、2021年に発売を開始した「Violife」シリーズから、販売中の「Violife 植物生まれのチーズ シュレッド モッツァレラタイプ」と「Violife 植物生まれのチーズ シュレッド チェダータイプ」の20%増量キャンペーンを実施し、お客様がトライアルとリピートをしやすい商品提案を行いました。
加工油脂分野では、業務用マーガリン、業務用ショートニングの開発を行い、油脂加工技術を活用して製菓製パン業界を中心とした食のプロのニーズにお応えしております。
粉末油脂分野では、生産部門との連携を通して噴霧乾燥工程の生産効率の向上、安定生産へのサポートを継続しております。
テクスチャーデザイン分野では、当社の業務用ブランド「TXdeSIGN ®(テクスデザイン)」シリーズの新たな製品として「ネオトラスト®EX-600」を市場に導入しました。この製品は、従来製品よりも製パンプロセスにおけるハンドリング性を向上させることに重点を置いて開発されました。さらに、「エクステン®」のラインアップに新たに「エクステン®CM PLUS」を加え、アイスクリームやチーズなどの乳製品分野への進出を図っています。
健康素材分野では、大豆シート食品「まめのりさん®」とファイン分野のビタミンK2は、生産効率改善や販売促進に対応した技術開発に取り組みました。
なお、当事業の研究開発費の金額は、476百万円であります。
素材開発や体内への作用のメカニズム解析を行い、基盤技術を確立・向上する役割を研究開発センターが担い、技術の仕上げである商品開発、つまり、お客さま毎のさまざまなニーズに合わせたカスタマイズやブラッシュアップを商品開発グループが担っています。当社の基盤技術開発とお客さまのニーズに沿った商品開発を両輪として回しながら、研究開発センターと商品開発グループの二人三脚で新たな価値を提供する商品開発・技術開発を行っています。
また、商品開発を行う際には、お客さまがどのようなものを求めているのかを把握することが重要であり、その起点となる当社の「おいしさデザイン工房®」ではシェフやパン職人などさまざまな経験と技能を持つ技術者が、当社製品のアプリケー ション開発を行っています。
①家庭用油脂事業の開発においては、生活者のベネフィットを第一に考え、おいしさ、健康、環境および調理者の負荷低減に寄与する商品開発を行っております。
②業務用油脂事業の開発においては、食のプロに向けて、作業環境の向上、長持ち機能など経済性および環境さらには調理作業の低負荷に繋がる商品の提供を目指し開発を行っております。
③テクスチャーデザイン事業の開発においては、当社独自の加工技術を用いて、畜肉製品、水練り製品、菓子類、製菓など幅広いジャンルの食品に対して、好ましい食感・物性・機能性を付与できる機能性澱粉の商品開発を行っております。
④研究開発センターにおいては、上記の各事業の商品開発の基盤となる、科学的な真理探究を伴う基盤技術開発を行っております。
なお、研究開発費の総額は、1,307百万円であります。
セグメント別の研究開発活動は、次のとおりであります。
(油脂事業)
家庭用油脂分野では生活者の節約志向や調理時の手間低減に寄与する「AJINOMOTO ダブルハーフ」600gUDエコペットおよび900gエコボトルを発売しました。調理時の気になるにおいを抑制する機能をわかりやすく伝えるために、「AJINOMOTO さらさら®キャノーラ油軽やか仕立て」をリニューアルいたしました。また、健康意識の高まりを受け、国内初となるα-リノレン酸による肌保湿効果のある機能性表示食品として新商品「AJINOMOTO 毎日アマニ油」90g鮮度キープボトルおよび326g鮮度キープボトルを発売しました。さらに、オリーブオイル領域では、お手軽にどんな料理にもたっぷり使えるブレンドオイル「AJINOMOTO オリーブたっぷりクッキングオイル」600gUDエコペットを発売しました。
当社では人と地球にやさしい商品開発に努めており、再生ペット樹脂をボトルとラベルの一部に使用した新容器を用いて「FILIPPO BERIO®エクストラバージンオリーブオイル」、「FILIPPO BERIO®オリーブオイル」、「AJINOMOTO 軽くて あっさりしたオリーブオイル」を新容量720gUDエコペットにて発売しました。またプラスチック使用量約60%削減を実現した環境配慮型商品「スマートグリーンパック®」シリーズでは「AJINOMOTO やさしいオリーブオイル®」300gの幅広くクッキング用途で使用できる特長をより分かりやすく伝えるため、パッケージデザインを一新しました。
業務用油脂分野におきましても、環境配慮型商品の要望に応えるべく家庭用で発売している紙パック容器を展開し、「スマートグリーンパック®」を活用した「スマートグリーン®サラダ油」900gを発売しました。また、CO2発生量の削減によるサステナブルな社会実現へ貢献すべく、当社独自技術「SUSTEC®(サステック)」を導入した商品である「すごい長徳®」5品においてCFP認証を取得し、27-28%のCO2削減効果が認定されました。これまでにCFP認証を取得していた商品群を含め、「長徳®」シリーズは食資源を大切に使用したいというお客様の要望に応える商品として拡販に努めるとともに、フライ油の使い方において、廃棄に関する管理基準の提案など、幅広く活動してまいりました。また、調理における技術不足・手間軽減(時短)・安定調達をサポートする商品を提供することで、外食や中食の調理現場においてサステナビリティを実現しつつ、生活者のニーズに対応した製品およびサービスを開発しております。
なお、当事業の研究開発費の金額は、831百万円であります。
(スペシャリティフード事業)
乳系PBF分野では、2021年に発売を開始した「Violife」シリーズから、販売中の「Violife 植物生まれのチーズ シュレッド モッツァレラタイプ」と「Violife 植物生まれのチーズ シュレッド チェダータイプ」の20%増量キャンペーンを実施し、お客様がトライアルとリピートをしやすい商品提案を行いました。
加工油脂分野では、業務用マーガリン、業務用ショートニングの開発を行い、油脂加工技術を活用して製菓製パン業界を中心とした食のプロのニーズにお応えしております。
粉末油脂分野では、生産部門との連携を通して噴霧乾燥工程の生産効率の向上、安定生産へのサポートを継続しております。
テクスチャーデザイン分野では、当社の業務用ブランド「TXdeSIGN ®(テクスデザイン)」シリーズの新たな製品として「ネオトラスト®EX-600」を市場に導入しました。この製品は、従来製品よりも製パンプロセスにおけるハンドリング性を向上させることに重点を置いて開発されました。さらに、「エクステン®」のラインアップに新たに「エクステン®CM PLUS」を加え、アイスクリームやチーズなどの乳製品分野への進出を図っています。
健康素材分野では、大豆シート食品「まめのりさん®」とファイン分野のビタミンK2は、生産効率改善や販売促進に対応した技術開発に取り組みました。
なお、当事業の研究開発費の金額は、476百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00434] S100TQEX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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