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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YCCS (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ニチレイ 研究開発活動 (2026年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、市場の変化に対応した新商品及び新技術の開発並びに新規事業の育成を目指した研究開発活動を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,973百万円で前期に比べ233百万円減少しました。セグメント別の内訳は、食品事業では1,464百万円、低温物流事業は228百万円、その他の事業は280百万円となりました。

セグメント別の研究開発活動の状況は次のとおりであります。
(1) 食品事業
株式会社ニチレイフーズ(以下、「ニチレイフーズ」)では、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)内の「EARTH TABLE~未来食堂~」エリアにて、レストラン「テラスニチレイ」を出店しました。当社グループとしては、前回1970年の大阪万博以来、55年ぶりの出店となりました。
また、大阪・関西万博のテーマ事業「シグネチャーパビリオン」において、小山薫堂テーマ事業プロデューサー(いのちをつむぐ)がつくる「EARTH MART」に、シルバーパートナーとして協賛し、同パビリオンの展示コンテンツのひとつ「進化する冷凍食」において技術協力いたしました。

レストラン「テラスニチレイ」

前回の大阪万博が開催された1970年は、高度経済成長の最中でした。共働き世帯が増加し家庭用冷凍食品の利用が進み、いわゆる「食の外部化」ニーズが高まりました。そのような中、日本冷蔵株式会社(現在の株式会社ニチレイ)は、当時の大阪万博へレストラン「テラス日冷」を出店し、ハンバーグやビーフシチュー等の業務用冷凍食品を均質に大量調理して迅速に提供することで、多数のお客様の注文にお応えして好評を得ました。「テラス日冷」が確立した冷凍食品の活用手法は、その後の外食オペレーションのさきがけとなり、業務用を中心とした冷凍食品の発展に寄与しました。
今回の大阪・関西万博の「テラスニチレイ」もまた、ニチレイフーズの独自技術を活用した冷凍食品が、未来に向けた社会課題や生活者ニーズに対してお応えできるということを表現すべく出店に至りました。


①スペシャル炒飯
ニチレイフーズの技術を結集して大阪・関西万博向けに開発した炒飯を、店舗にて、温度や時間等の条件を独自にプログラム設定した自動炒め調理を行うことで、お客様に出来立ての状態で提供いたしました。
ロボット技術でおいしいを革新するTechMagic株式会社(代表取締役社長:白木裕士)の最新炒め調理ロボット「I-Robo2」を活用し、冷凍炒飯の美味しさの再現性と、人手のかからない自動炒め機による調理の均質性とを掛け合わせることで、安定した美味しさと人手不足への対応を両立しました。

②凍ったまま食べられる今川焼
厳しい暑さの中、手軽にクールダウンしたいという来場者ニーズにお応えすべく、凍ったままアイス感覚で召し上がっていただける今川焼を提供しました。
ニチレイフーズが通常発売している『今川焼』は、電子レンジ調理もしくは自然解凍が必要ですが、今回、凍りにくいあずきあんを採用し、生地の水分量を抑えるなどの工夫により、凍ったままでも美味しく召し上がれる今川焼を新たに開発いたしました。

③アセロラMixスムージー
手軽に美味しくビタミンCを摂れるアセロラは、ニチレイフーズが世界シェアNo.1(ニチレイフーズ推計)となっています。熱帯地域で育つアセロラは、高温で強い紫外線が降り注ぐ過酷な環境から身を守るため、ビタミンCなどの抗酸化物質を多く含んでいます。アセロラは、収穫後2~3日しか鮮度が保たれず、品質管理が非常に難しいフルーツですが、ニチレイフーズの冷凍技術で、豊富なビタミンCを損なうことなく高品質の状態のまま輸入しています。
レモン果汁の約34倍(※)のビタミンCを含むスーパーフルーツ・アセロラを余すことなく活用したいというサステナブルな想いから、果肉・皮・種までアセロラ果実まるごとを使用したアセロラMixスムージーを提供、冷凍だからこそ維持できるアセロラ果実の健康感のある味わいと自然の恵みをお届けしました。
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)「アセロラ/酸味種/生」と「レモン果汁/生」を比較


「EARTH MART」の展示コンテンツのひとつ「進化する冷凍食」では、様々な食材を凍結粉砕することで作られた、長期保存することのできるパウダー(※)を展示。さらに、そのパウダーをベースにお米の形に再成形したり、料理に転用することで、新しい価値を持つ未来の食品の可能性が提示されました。
他の食材から作られた米型の食品は、ニチレイフーズが再成形について技術協力し、山形大学・古川英光教授率いる研究室との共創によって実験的に開発いたしました。
※本技術は、山形大学・古川英光教授の技術協力により開発されました。古川教授は、国のプロジェクトにて、「低温凍結粉砕含水ゲル粉末による食品の革新的長期保存技術の開発」を進めています。

(2) 低温物流事業
トラックドライバー2024年問題に象徴される「運べなくなるリスク」や、物流現場における深刻な労働力不足など、様々な社会課題を解決し、持続可能な低温物流を実現することを目的に、作業の省人化や簡易化に資する技術検証、システム開発に取り組んでおります。
作業の省人化では、従来より取り組んでいる、冷蔵・冷凍環境下における自動運転フォークリフト(AGF)や無人搬送機(AGV)といった自動搬送機や、アームロボットをはじめとした各種物流ロボティクスの実証実験及び業務実装を進め、効果検証を行っています。また、2025年度には「ニチレイロジグループR&Dセンター」を稼働させ、上述の機器に加えて冷凍対応の3Dシャトルラック等の最新機器も導入し、様々な機器が連動することで一連の作業工程の省人化を実現すべく、研究・開発を継続しています。
一方、作業の簡易化では、タブレットを利用した入出荷作業や人工知能を利用した賞味期限管理機能などを実装し、データを活用して最適な作業示唆・指示を行う作業タスクマネジメントシステムの研究・開発を進める一方、IoTを活用することで、全国の物流センターに設置された冷凍機を遠隔監視するシステムを構築し、保守・メンテナンス業務の効率化を実現しています。
今後は、蓄積されたデータをAIで解析・利活用できる情報基盤の整備も進め、当社の目指す「人と機械のベストミックス」を実現し、利用体験価値の向上を継続すべく、研究開発に取り組んでいます。

(3) その他の事業(バイオサイエンス事業)
分子診断薬、イムノクロマト製品の開発を行っております。分子診断薬製品では第一抗体3品目(CD25ウサギモノクローナル抗体(EP218),抗β-cateninモノクローナル抗体(14),抗免疫グロブリンGポリクローナル抗体)を研究用試薬として販売開始しました。さらに、研究用試薬の第一抗体14品目について、お客様のご要望にお応えし、新たな包装規格の販売を開始しました。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00446] S100YCCS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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