有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TN85 (EDINETへの外部リンク)
群栄化学工業株式会社 事業等のリスク (2024年3月期)
当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものが挙げられます。ただしすべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない、又は重要とはみなされないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
リスク | 想定される当社事業への影響 | 主な取り組み | リスク発生の蓋然性 | 当社事業への影響度 |
為替変動リスク | ・外国通貨建ての原材料調達コストや製品売上高への影響 ・在外子会社を含む連結決算への影響 | ・為替が原材料に及ぼす影響のモニタリングと定期報告 ・為替予約や円建て取引推進によるリスク回避 ・関連通貨変動のモニタリングと定期報告 | 中 | 低 |
農業政策に関するリスク | ・農林水産省の糖業政策変更や方針変更が、法令制度の制約の中で事業を行わざるを得ない当社糖化事業へ及ぼす影響 | ・業界団体(全日本糖化工業会)を通じた、定期的な行政側との交渉と情報交換 | 高 | 高 |
製品の品質と安全の確保に関するリスク | ・製品品質不良による健康被害の発生 ・不適合や廃棄物発生によるコスト増加 ・品質クレームによる訴訟や賠償の発生 ・グループ全体の信用や企業価値の低下 | ・設備メンテナンス強化及びファイン技術の構築 ・品質管理及び品質保証体制の強化 ・生産物賠償責任保険(PL保険)の適切な付保 ・高度な品質管理を求められる製品の原料について、供給元への積極的な品質向上のサポート ・契約リスク管理のための適正な契約書類締結 | 中 | 高 |
気候変動リスク | ・脱炭素社会移行に伴う操業コスト増加 ・既存製品の競争力低下、売り上げ減少 ・気候変動への対応遅延による企業価値・信用の低下 | ・製品製造時に発生する廃棄物の削減 ・設備投資、再エネ導入などによるGHG排出量削減 ・カーボンニュートラルを前提とした製品開発の推進 ・気候変動に伴う機会(チャンス)の獲得に向けた活動強化 | 高 | 中 |
情報セキュリティに関するリスク | ・サイバー攻撃による情報インフラ障害や情報漏洩 ・従業員の意図的な行為や過失による、機密情報や個人情報の外部漏洩 | ・情報セキュリティ基本方針、個人情報保護方針を定め、関連規定の定期見直し ・情報セキュリティ教育訓練の実施 ・情報セキュリティマネジメントの評価とモニタリング強化 ・ゼロトラストセキュリティ対策の実施 | 中 | 中 |
企業の社会的責任に関するリスク | ・法令違反ならびに、社会的規範や倫理の逸脱行為による企業価値の低下 ・人権侵害懸念のある行為(差別、ハラスメント、強制労働等)による、企業価値や信用の低下 | ・定期的なコンプライアンス教育の実施 ・グループガバナンス体制の強化とモニタリングの実施 ・供給元調査の実施など、CSR調達の取組み強化 ・環境配慮と地域貢献など、CSR活動の継続的推進 | 中 | 中 |
感染症の蔓延リスク | ・従業員の罹患に伴う操業停止や生産減 ・原材料の納入遅延や製品出荷の遅延 | ・BCP、BCM計画の策定と適時見直し ・適正在庫(原材料、製品)の把握と管理 ・未然防止対策(IT活用などによる働き方改革の推進) ・業務の効率改善と省人化、自動化の推進 | 中 | 中 |
リスク | 想定される当社事業への影響 | 主な取り組み | リスク発生の蓋然性 | 当社事業への影響度 |
原材料の調達、サプライチェーンに関するリスク | ・地政学リスク等により、原材料調達価格や製品市況が変動することによる業績への影響 ・原材料メーカーの供給遅延・停止となる事態 ・働き方改革関連法に由来する国内輸送量の低下により、原材料の調達遅延、製品の納入遅延 | ・原材料価格、運賃等の変動を適時かつ合理的に製品売価へ転嫁 ・原材料調達先の評価基準の見直し及び複数化 ・適正在庫の把握と管理 ・サステナブル調達方針の策定および周知 | 高 | 高 |
予測不可能な災害、事故に関するリスク | ・従業員の被災による操業停止や生産減 ・ユーティリティ供給途絶による、化学物質の漏洩事故や爆発事故 ・原材料の納入遅延による、製品出荷が不能となる事態 | ・未然防止対策と発生想定訓練の実施 ・BCP、BCM計画の策定と適時見直し ・自家発電設備等の整備 ・適正在庫(原材料、製品)の把握と管理 | 低 | 高 |
人材確保に関するリスク | ・少子高齢化に伴う採用困難化と人材不足 ・ITなど高度な専門性を持つ人材獲得コストの上昇 ・他社への人材流出 | ・教育プログラムの充実による社内人材育成強化 ・魅力的な職場環境の構築やダイバーシティの推進 ・アウトソーシング人材の活用 ・人事評価制度、賃金体系等の充実 | 中 | 中 |
知的財産に関するリスク | ・第三者の知的財産権の侵害訴訟による、自社製品の販売停止、損害賠償、ブランドイメージの低下 ・権利未取得で生じた競合品の台頭による売上高減少 ・職務発明による従業員からの過度な補償要求 | ・他社の知的財産の取得状況を監視する体制、他社権利の尊重 ・自社権利の取得、活用及び自社製品保護 ・職務発明取扱規程による職務発明の権利や報酬の明文化 | 低 | 中 |
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00448] S100TN85)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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