シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100252I

有価証券報告書抜粋 株式会社サカイ引越センター 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当該有価証券報告書提出日(2014年6月23日)現在において当社が判断したものであります。

(1)当事業年度の財政状態の分析
① 流動資産
当事業年度末における流動資産の合計は、前年同期比1,996百万円(30.3%)増加の8,586百万円となりました。
これは主として、現金及び預金が前年同期比1,022百万円(41.6%)、売掛金が前年同期比464百万円(15.9%)増加したことによるものであります。
② 固定資産
当事業年度末における固定資産の合計は、前年同期比3,137百万円(6.8%)増加の49,532百万円となりました。
これは主として、支社用の不動産取得により、有形固定資産が前年同期比1,753百万円(4.0%)増加したことによるものであります。
③ 流動負債
当事業年度末における流動負債の合計は、前年同期比2,072百万円(14.5%)増加の16,372百万円となりました。
これは主として、未払金が前年同期比869百万円(62.7%)、未払費用が前年同期比584百万円(14.8%)、未払法人税等が前年同期比434百万円(23.0%)それぞれ増加したことによるものであります。
④ 固定負債
当事業年度末における固定負債の合計は、前年同期比279百万円(3.8%)増加の7,582百万円となりました。
これは主として、長期未払金が前年同期比507百万円(45.7%)減少したものの、長期借入金が前年同期比578百万円(15.6%)増加、退職給付引当金が前年同期比214百万円(11.8%)増加したことによるものであります。
⑤ 純資産
当事業年度末における純資産の合計は、前年同期比2,781百万円(8.9%)増加の34,163百万円となりました。
これは主として、当期純利益3,002百万円の計上によるものであります。

(2)当事業年度の経営成績の分析
① 売上高
売上高は64,843百万円(前年同期比10.6%増)となり、所定の計画である62,020百万円を達成することができました。
主な要因は、支社開設、法人営業の強化、インターネットによる受注強化等を積極的に取り組み、幅広く受注件数が増加したことで、作業件数は前年同期比5.0%増加の672,158件となったことによるものです。なお、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (1)業績」に記載のとおり全地域で増収となっております。
② 売上原価
労務費は20,910百万円(前年同期比5.6%増)となり、売上原価は38,086百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
③ 販売費及び一般管理費
人件費は12,699百万円(前年同期比18.1%増)となり、販売費及び一般管理費は20,869百万円(前年同期比14.0%増)となりました。
④ 営業外損益
営業外損益については、特に説明する事項はありません。
⑤ 特別損益
特別利益につきましては、受取保険金168百万円、投資有価証券売却益74百万円及び固定資産売却益17百万円等を計上しております。
特別損失につきましては、役員退職慰労金363百万円、減損損失161百万円等を計上しております。
この結果、営業利益は5,887百万円(前年同期比20.7%増)となり、経常利益は6,117百万円(前年同期比19.5%増)となりました。また、当期純利益につきましては、3,002百万円(前年同期比17.4%増)となりました。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「4事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)経営戦略の現状と見通し
引越業は車両と運転手さえ確保できれば、比較的簡単に参入できます。そのため、常に同業他社との価格競争が絶えませんが、当社は受付から引越作業まであらゆるシーンで品質の向上を図ってまいりました。
現在、全都道府県に拠点展開をすることでネットワーク網を充実させ、法人企業及びインターネットからの受付を拡充し、販売チャネルの多極化を図るとともに、引越に付随する業務(家電販売、ハウスクリーニング、カタログによる通信販売、リサイクル品の取扱等)についても関連子会社とのシナジー効果により更なるサービスの拡充を図っております。また、車載の運行管理システムを用い、各運転手の運転技術を数値化することにより安全輸送の確立を図っております。
今後もこのような取り組みを継続して実行することにより、品質の向上に努め、売上、作業件数共に他社の追随を赦さないオンリーワン企業を目指します。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、「1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
(6)資金調達の方針について
運転資金については、原則として、手持資金(利益等の内部留保資金)で賄っております。夏季賞与、冬季賞与及び決算納税資金については、季節資金として考えております。これらの資金は、不足が生じた場合に限り短期借入金で調達を行っております。設備資金については、設備投資計画に基づき、案件ごとに手持資金で賄えるか、不足するかの検討を経理部にて行います。不足が生じる場合は、長期借入金や社債にて調達を行い、場合によっては増資等による資金調達を行う可能性もあります。
(7)経営者の問題意識と今後の方針について
当社経営陣は、社是「誠実を旨とし 顧客への心のこもったサービスを以って 地域社会に貢献し 社業の発展にたゆまぬ努力をする」を絶えず念頭において経営いたしております。
引越業界は、当社を含めた大手企業による寡占化が進んでおり、今後も他社より抜きん出たサービスを提供し続けることが必須であります。
また、今後の少子高齢化を鑑み、自社で教育プログラムを確立し人材育成に注力することにより、廉価で高品質なサービスを提供し、業界の雄として他社との差別化を図ります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04218] S100252I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。