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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TQA

有価証券報告書抜粋 株式会社パスコ 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発活動は、連結財務諸表提出会社(当社国内部門)が担当しており、その体制はパスコ総合研究所が中心となって基礎技術や応用技術の研究および開発を行っております。また、新製品の開発、既存商品の機能強化等については各々プロジェクトチームを編成して取り組んでおります。さらに、個別の研究開発テーマに対し、担当技術者を中心に有機的に対応するテクニカルフェロー制度を実施しており、多岐にわたる研究開発を進めております。
当社は研究開発活動の成果をもとに、他社との技術的優位性の確立、生産プロセス改善による生産性および価格競争力向上および品質の向上等に注力し、国内外を問わず既存市場の振興と新分野の開拓を推進しております。
当連結会計年度における研究開発費の実績額は981百万円であり、その主な研究開発内容は以下のとおりです。
(1) 基本技術開発
3次元地理空間情報に関する基礎研究では、MMS(モービルマッピングシステム)やオブリークカメラ(多視点カメラ)で取得、生成した3次元点群と画像を用いて、3次元都市空間モデルを自動構築することをめざしております。このため、3次元点群の自動整形技術や、道路、道路構造物の自動抽出、標識の自動抽出、認識技術の開発を進めています。また、GNSS衛星の不可視領域におけるMMSの精度担保手法を研究しております。このほか、衛星画像や航空写真などの画像を用いて、土地被覆の自動判別や、家屋、道路等を自動抽出するための機械学習に関する研究を行っております。
(2) 応用技術開発
農作物の作付け状況を把握するために、合成開口レーダ衛星の「TerraSAR-X」および「RADARSAT-2」データの時系列画像を用いた解析を実施し、小麦、豆類、甜菜、馬鈴薯等の分類、作物の生育モニタリングに有効な手法を得ることができました。また、生産部門で活用できるように、基本技術開発で築き上げたデータ解析技術を組み合わせて、道路路面の熱分布画像を用いて道路の劣化や異常個所を自動的に検出する手法、災害発生時に航空機から迅速に情報を収集する手法等、応用技術の開発を進めています。さらに、航空レーザ分野ではグリーンレーザによる測深技術、レーダ利用分野では地中レーダによる浅部地下の状況把握等の応用研究を行っております。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04340] S1007TQA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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