有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TP8C (EDINETへの外部リンク)
北海道瓦斯株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)
当社グループにおける研究開発活動は、当社が主に都市ガス事業において行っており、「技術開発研究所」を中心に、積雪寒冷地に適したエネルギー利用機器の開発やエネルギー利用技術の研究を実施しております。当連結会計年度における研究開発費は244百万円であります。
「技術開発研究所」の基本理念を以下に示します。
① 寒冷地技術の研究開発を推進し、技術の蓄積・普及を図ります。
② エネルギー利用技術の高度化を追求し、環境負荷低減に努めます。
③ カーボンニュートラル社会の実現に向けたエネルギー技術への対応を図ります。
④ 地域社会と密接な交流を深めつつ、北国の生活文化に貢献します。
これらの基本理念に基づき、他企業・大学等の外部研究機関とも協力し、研究開発活動を推進しております。
主な研究内容は、以下のとおりであります。
(1) ガスマイホーム発電の持続的普及拡大に向けた技術開発
① 家庭用燃料電池「エネファーム」の寒冷地仕様開発② 家庭用ガスエンジンコージェネレーション「コレモ」の開発
③ ガスマイホーム発電のネットワーク化による仮想発電所構築
(2) 環境変化に対応した最適なシステムに関する研究・開発
① ガスセントラルヒーティングの最適化・価値向上② ガスマイホーム発電と太陽光発電・蓄電池、ヒートポンプ等との連携による最適運用
③ 高断熱住宅の換気・湿度制御による空調システム
④ AI(人工知能)による画像認識を用いた融雪システム
(3) デジタル技術の活用・新技術の開発による業務効率化
① ガス機器のIoT化・ビッグデータを活用した情報の利用高度化② ガス導管の保安レベル、施工性向上とコスト低減に貢献する新技術・新工法開発
③ IoT、衛星測位技術を活用したガス供給インフラのローコストオペレーション、スマート保安
(4) ガス機器の品質向上の取り組み
① ガス機器の故障原因の究明および対策の実施(5) 大学・外部機関との連携による研究領域の拡大
① 地域の各大学との連携・共同研究の推進② 若手研究者支援と技術シーズの発掘を目的とした「北海道ガス大学研究支援制度」の実施
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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