シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G2IM (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社アイネット 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度における当社グループの研究活動状況は次のとおりであります。
今後、益々、様々なサービスが登場するIoT(Internet of Things)時代を見据え、VMware社のSDDC(Software-Defined Data Center)アーキテクチャを採用した次世代クラウドサービスNext Generation EASY Cloud®(NGEC)基盤をベースに、先進的IoT・ドローン関連技術の調査及び実証実験を前連結会計年度より継続して行い、これらを支えるクラウドサービス技術のさらなる強化を目的とした研究開発に傾注いたしました。

ドローンで取得した4K映像データ、フライトデータ及びセンシングデータのクラウド蓄積・編集・配信においては、OSS(オープンソースソフトウェア)の映像配信プラットフォーム及び映像管理プラットフォームをNGEC上に構築し、映像アップロード、動画配信技術を習得しました。今後は、コンテンツ配信サービスや映像、フライト、センシングデータなど様々なデータをNGEC上に蓄積・編集・配信するサービスの実現を目指します。
また、ドローンの自動航行アプリケーションを利用した飛行精度向上について、建機レンタル会社の新築工事現場において、週次で自動航行による定量的なデータ取得を実施し、自動航行の飛行精度向上に必要な技術を習得しました。3Dモデリングツールを活用した工事進捗管理については、自動航行で取得した画像を2Dマップ化及び3Dモデリング化し、時系列で進捗状況及び出来高管理する技術を習得しました。これらは、定点観測によるインフラの設備点検や建設現場の進捗管理などにつながる技術となります。
更に、4K映像及び3DモデリングツールをvGPU-VDI(高速画像処理装置を実現した仮想デスクトップ基盤)上で稼働させた際の画像処理能力のパフォーマンス及びIoTプラットフォームとしての評価・検証を実施し、GPU(Graphics Processing Unit)を搭載したVDI(Virtual Desktop Infrastructure)のサービス有効性を実証しました。今後は、vGPU-VDIをIoTプラットフォームとしてサービス化することを進めてまいります。

上記の研究開発活動を踏まえて、今後は様々な業種業界の現場に、エッジコンピューティングを実現するためのマイクロデータセンター(GPUを搭載した最小構成のデータセンター)を設置し、日々膨大なデータが発生する現場でデータを高速処理することを想定しています。また、マイクロデータセンターでの処理結果をセントラルデータセンターの位置付けである、当社クラウドデータセンターに蓄積し活用するためのサービス有効性の確認、及び新サービス開発に必要な要素技術習得を目的に実証実験を進めてまいります。

なお、当連結会計年度における研究開発費用は、34,833千円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04919] S100G2IM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。