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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AA2U

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイセキ 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や国内鉱工業生産が弱含みで推移したものの、企業業績や雇用情勢等の改善傾向が続いたことにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。また、外国為替相場におきましても、年度前半は英国のEU離脱問題等の不安定な国際情勢を背景に円高が進行しましたが、年度後半には新たに発足した米国新政権の影響もあり円安方向に振れてまいりました。さらには低迷していた原油や金属といった商品相場におきましても、年度後半には改善傾向がみられました。
こうした背景を受け、当社の主力事業である工場廃液の中間処理・リサイクル業は、年度前半は、低迷する国内工業生産の影響により受注が伸び悩み、かつ原油安の影響により、当社が製造するリサイクル燃料価格が大幅に下落するなど、厳しい外部環境にさらされることとなり、業績も低迷いたしました。そうした中でも、顧客数拡大に努め、シェアアップを図り、また年度後半の為替や原油相場の改善を受けたことにより、徐々に業績は回復傾向を示し始めました。
同様に、鉛リサイクル事業を行う株式会社ダイセキMCRも、年度前半は金属市況の下落に伴い国内鉛価格が下落し、赤字幅が拡大いたしましたが、年度後半に向け、立ち上がりの遅れていた新工場の稼働率も徐々に上昇し、かつ金属市況の好転を受け、業績も順調に回復してまいりました。
一方、連結子会社の株式会社ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染の調査・分析・処理事業は、昨年度発生した大型案件の終息を受け、減収減益となりました。しかしながら、今後国内の大型プロジェクトが目白押しの状況であり、需要の拡大が見込まれる中、積極的な設備投資を行いつつ、受注活動に注力しております。また、大型タンク等の洗浄事業を行うシステム機工株式会社におきましても、前年度過去最高益を計上した反動があり、かつ案件の繰り延べ等により赤字計上となりましたが、中期的には受注の増大期を迎えるため、コスト削減等の施策を進めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高44,232百万円(前年同期比12.9%減)、営業利益7,120百万円(同9.2%減)、経常利益7,228百万円(同9.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,132百万円(同7.4%増)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
当社グループは、環境関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得5,813百万円、投資活動による資金の支出4,452百万円、財務活動による資金の支出1,934百万円により、前連結会計年度末に比べ573百万円減少し、当連結会計年度末には27,149百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に法人税等の支払額3,659百万円、たな卸資産の増加額1,442百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益7,281百万円、減価償却費2,339百万円等により、総額では5,813百万円の収入(前年同期比22.5%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に定期預金の払戻による収入1,080百万円等があったものの、有形固定資産の取得による支出3,793百万円、投資有価証券の取得による支出1,941百万円等により、総額では4,452百万円の支出(前年同期比57.3%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に短期借入金の純増加額960百万円等があったものの、配当金の支払額1,300百万円、自己株式の取得による支出1,218百万円等により、総額では1,934百万円の支出(前年同期比47.7%減)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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