シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008UFX

有価証券報告書抜粋 ウチダエスコ株式会社 業績等の概要 (2016年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における国内経済は、6月までの過去4回の日銀短観では、全企業規模(大・中堅・中小)において先3ヶ月の業況判断(D.I.)が連続マイナスまたは0を続けるなど、先行きに不透明感が現れております。また、2015年通年の国内クライアントPC総出荷台数は前年比マイナス31.4%との調査結果が出ており、2010年以降は年間1,500万台超だった出荷台数が年間1,000万台程度に減少するなど、当社の属するICT業界においては、PCからモバイルへのシフトなど新規技術導入の動きに対応することが、強く求められる状況となっております。
このような環境下において、当社グループは、当期が最終年度の3年目となる第9次中期経営計画(2014年7月期~2016年7月期)の基本4方針(クラウド事業の推進、パートナー開拓の推進と連携強化、マルチベンダーサポートの推進、経営体質の強化)に基づく事業分野毎の目標達成に取り組んでまいりました。
当連結会計年度の売上高は115億90百万円、前連結会計年度比1億74百万円(1.5%)の減少となりました。利益面では、営業利益は4億84百万円、前連結会計年度比2億23百万円(31.6%)の減少、経常利益は4億91百万円、前連結会計年度比2億27百万円(31.6%)の減少、親会社株主に帰属する当期純利益は2億64百万円、前連結会計年度比1億47百万円(35.8%)の減少となりました。

当連結会計年度における事業セグメント別の概況は以下のとおりです。

①ICTサービス事業
2015年7月21日付で組織変更を行い、新規パートナーの開拓及び既存パートナーとの更なるビジネス連携の強化に努めてまいりました。また、仮想化導入支援サービスやセキュリティマネジメント支援サービス、BPO(Business Process Outsourcing)などの、顧客ニーズに沿ったサービスに基づく新規分野ビジネスのボリュームアップに取り組んでまいりました。
当連結会計年度の業績は、学校市場向けIT機器(タブレット型端末)の大型案件がありましたが、国内クライアントPC出荷台数の減少に伴うハードウェア修理及び保守案件の減少等の影響があり、売上高は70億74百万円、前連結会計年度比93百万円(1.3%)の増加、セグメント利益は5億21百万円、前連結会計年度比93百万円(15.2%)の減少となりました。

②オフィスシステム事業
顧客視点のワンストップソリューションの推進に努めました。OAサプライ分野については、サプライ品供給形態のWeb通販化の流れに対応すべく、企業の間接材購買業務の効率化を支援する「クラウド型間接材調達支援サービス」の導入コンサルティングを積極的に推進し、売上拡大に取り組みました。オフィス分野については、市場が活性化しているオフィス移転及びリニューアルに関わる案件の拡大に取り組んでまいりました。
当連結会計年度の業績は、OAサプライ面ではWeb通販は堅調に推移致しましたが、卸売の減少を補うまでには至りませんでした。また、オフィス面では、前年同期と異なり大型のオフィス移転案件が少なかったこと等が、売上高及びセグメント利益の減少に影響致しました。この結果、売上高は31億23百万円、前連結会計年度比2億53百万円(7.5%)の減少、セグメント利益は22百万円、前連結会計年度比59百万円(72.6%)の減少となりました。

③ソリューションサービス事業
高等学校向け校務システム及び福祉施設向けシステムの積極的拡販、並びに民間企業向け基幹業務システムの営業活動の強化に取り組みました。
当連結会計年度の業績は、民間市場の基幹業務システム案件が売上及び利益の拡大に貢献しましたが、一部のシステム開発案件において納期遵守及び品質確保の為に開発コストが増加したこと等の影響があり、売上高は13億92百万円、前連結会計年度比15百万円(1.1%)の減少、セグメント損失は59百万円(前年同期はセグメント利益10百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、43億4百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億95百万円減少しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、54百万円(前連結会計年度は7億39百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4億84百万円、減価償却費1億11百万円、退職給付に係る負債の増加49百万円、及び仕入債務の増加1億73百万円による資金の増加に対して、売上債権の増加3億41百万円、未払消費税等の減少96百万円、前受金の減少82百万円、及び法人税等の支払額2億42百万円に伴う資金の減少によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、2億53百万円(前連結会計年度は1億55百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億55百万円及び無形固定資産の取得による支出92百万円に伴う資金の減少によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、96百万円(前連結会計年度は95百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額89百万円に伴う資金の減少によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05006] S1008UFX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。