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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IV18 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社さくらケーシーエス 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、お客さまの経営課題解決に活用できるITソリューションを提供し続けるため、研究開発活動を行っております。
研究開発活動は、市場ニーズの変化や新技術への対応等、当社競争力の向上に資するものであることを基本方針として、金融・公共・産業関連の幅広い分野で培ったノウハウを活用し、より付加価値の高いサービス及び商品を提供するために実施しております。
当社では、研究開発を専門とする部署は設置しておりませんが、技術統括部を所管部とし、各事業部門において研究開発課題を選定し、実施する体制をとっております。
なお、子会社の株式会社KCSソリューションズは、研究開発活動を行っておりません。

当連結会計年度の研究開発費の計上額は13百万円であります。

セグメント別の研究開発活動は、次のとおりであります。

(1) 金融関連部門
金融関連部門における当連結会計年度の研究開発費の計上額は2百万円であり、主な活動内容は次のとおりであります。
① 決算経費管理システムパッケージ化に向けた事前要件ヒアリング
決算経費管理に関する新たな商品開発を行うための、事前の研究開発として、市場調査と機能要件定義を実施しました。商品開発にあたっては、他社製品との差別化を図るため、当社のこれまでの開発資産を活かした商品開発を目指しております。この研究開発では、新商品に組み込むべき機能とそのアーキテクチャ設計について、ニーズ調査とそれに基づいた要件定義を実施しました。

(2) 産業関連部門
産業関連部門における当連結会計年度の研究開発費の計上額は4百万円であり、主な活動内容は次のとおりであります。
① パブリッククラウドを利用したサービス提供型ソリューションのための研究開発
Amazon Web Services(以下、AWS)を活用した新たなソリューションを開発するため、AWSをアーキテクチャ基盤としたソリューション開発に関する技術研究を実施しました。また、AWS上にてサービス展開するソリューションには高度なセキュリティ対策が求められることから、セキュリティ診断の技術調査を行いました。本研究開発の成果は、今後の商品開発に活かしていきます。

(3) 全社共通
全社共通における当連結会計年度の研究開発費の計上額は7百万円であり、主な活動内容は次のとおりであります。
① DevOps開発のPoC(概念実証)
昨今、ソフトウェア開発においてDevOpsの考え方が注目されています。DevOpsとは「開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)がお互いに協調し合うことで、開発・運用するソフトウェアのビジネス価値をより確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続ける」という概念で、当社ではDevOpsにおける開発技術に着目して、その適用方法と効果に関する調査を実施しました。本研究開発の成果は、今後のソフトウェア開発にて活用していきます。

② 顔認証技術及びIoT技術に関する調査研究
DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する技術研究の一環として、顔認証技術及びIoT技術に関して調査研究を実施しました。IoTソリューションについては、着座センサを利用した在席管理の仕組みと、AI(人工知能)画像解析による顔認証についてプロトタイプを開発し、既存の他社クラウドサービスを利用しない、オンプレミス環境での実現について技術研究しました。本研究開発の成果は、今後、当社のソリューション開発にて活用していきます。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05090] S100IV18)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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