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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XDH

有価証券報告書抜粋 株式会社アミューズ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
〔当連結会計年度の経営成績〕
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
増減増減率(%)
営業収入39,20848,9249,71624.8
営業利益3,9245,9832,05952.5
経常利益4,0675,8551,78844.0
親会社株主に帰属する
当期純利益
2,6713,54387132.6

〔経済状況〕
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府、日銀による継続した各種政策効果もあり、一部企業収益の改善や設備投資の持ち直しに加え、雇用や所得環境も改善傾向が続くなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国、アジア新興国経済の減速懸念や原油価格等の下落の影響など、依然景気を下押しするリスクも多く先行きは不透明な状況が続いております。

〔業界動向〕
当社グループの属するエンターテインメント業界の市場環境ですが、音楽業界では2015年(1月-12月)の音楽ソフト総生産額が2,544億円(前年同期比3%増)、有料音楽配信売上は471億円(前年同期比8%増)、合計金額は3,015億円(前年同期比2%増)となっております(2015年1月-12月 一般社団法人日本レコード協会)。
邦画・洋画の映像関連市場では公開本数が昨年をピークに若干減少し1,136本でしたが、映画館スクリーン数は調査開始以来最高の3,437館となり、2015年(1月-12月)の興行収入は2,171億1千9百万円(前年同期比4%増)となりました。一方、ビデオソフト市場では、2015年(1月-12月)の総売上が2,181億1千万円(前年同期比5%減)、ブルーレイでのレンタル・個人向け販売用売上は前年同期比で微増でしたが、DVDビデオの落ち込みにより総売上では減少となりました(2015年1月-12月 一般社団法人日本映像ソフト協会)。
コンサート市場は一般社団法人日本コンサートプロモーターズ協会正会員62社の2015年度総売上(2015年1月-12月)は3,186億3千4百万円(前年同期比16%増)と昨年に引き続き大幅に増加しております。
テーマパーク市場では、総売上(2015年1月-12月 経済産業省特定サービス産業動態統計)は6,560億円(前年同期比8%増)と昨年調査開始以来初の6,000億円を超え、更に増加傾向となりました。それに伴い、年間動員数(2015年1月-12月 経済産業省特定サービス産業動態統計)は8,149万人(前年同期比4%増)と総売上に比例し順調な伸びを見せました。

〔当社グループの状況〕
当社グループは国内における好調なコンサート市場を背景に、サザンオールスターズ、福山雅治、Perfume等に加え、SEKAI NO OWARI、星野源など新鋭アーティストの大規模コンサートツアーを展開しました。それに伴いファンクラブ・商品売上が活性化し、好成績を収めました。
対前年で比較してプラスに転じた楽曲販売市場では、サザンオールスターズや星野源のCDアルバムセールスが好成績を収めました。
また、今期ブレイクしたDEAN FUJIOKAを始めとする、多くのアーティストがドラマや映画で活躍し、新規CM契約を多数獲得することができました。
映像関連では、Perfumeのドキュメンタリー映画「WE ARE Perfume WORLD TOUR
3rd DOCUMENT」が邦人ドキュメンタリー作品で初の日米同時公開し、世界8ヵ国14都市で放映するなど当社映像出資作品として大きな実績を残すことができました。
ドラマ作品では、DEAN FUJIOKA、加賀美セイラ出演の海外ドラマ「荒野のピンカートン探偵社」に出資し、製作、日本での放映、コンテンツ販売するなど幅広く作品へ関わることができました。
アーティスト活動に左右されないビジネスとしてスタートしたプレイスマネージメント事業は、当社グループに一定の売上として貢献しましたが、利益面では苦戦を強いられております。
近年注力し取り組んでおります海外事業では、現地の状況に応じたビジネスに取り組むためシンガポール、ヨーロッパに新たに子会社を設立しました。シンガポールでは、新たにプレイスマネージメント事業としてMILLIAN(ライブハウス兼クラブ)をオープンしました。
新たな取り組みとしては、アパレルブランド事業等への参入を目的に㈱希船工房を設立するなど、国内外問わず事業ポートフォリオの多様化に取り組みました。
今後も様々なコンテンツを通してより多くの方々に感動をお届けできるよう努力してまいります。
〔当社グループの事業概況〕
当社グループの経営成績は営業収入489億2千4百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益59億8千3百万円(前年同期比52.5%増)、経常利益58億5千5百万円(前年同期比44.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益35億4千3百万円(前年同期比32.6%増)となり、大型コンサートの実施により会場やオンラインショップで販売するグッズ販売収入も含め、音楽パッケージ販売、印税収入(新譜)などが好調に推移し、増収となり大幅な増益となりました。


・ 当社アーティストによるイベント収入(大型コンサート)が増加
・ 商品売上収入(コンサートグッズ、音楽パッケージ)が増加
・ 印税収入(新譜)が増加
上記要因などにより増収となりました。


増収要因により大幅な増益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(営業収入)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
増減増減率(%)
アーティストマネージメント事業30,43141,34910,91735.9
メディアビジュアル事業5,8662,238△3,627△61.8
コンテンツ事業2,4882,6311425.7
プレイスマネージメント事業4202,7042,283542.5
合計39,20848,9249,71624.8

(セグメント利益又は損失(△))
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
当連結会計年度
(自 2015年4月1日
至 2016年3月31日)
増減増減率(%)
アーティストマネージメント事業3,6276,3302,70374.5
メディアビジュアル事業38354△328△85.7
コンテンツ事業86697310712.4
プレイスマネージメント事業△111△519△408-
調整額△841△855△14-
合計3,9245,9832,05952.5

〔アーティストマネージメント事業〕
営業収入413億4千9百万円(前年同期比35.9%増)、セグメント利益63億3千万円(前年同期比74.5%増)となり、増収、大幅増益となりました。

[主な事業]
・ イベント収入:
サザンオールスターズ(4-8月)、ONE OK ROCK(5-9月)
ポルノグラフィティ(9-12月)、星野源(1-3月)のコンサートツアー
福山雅治のスタジアムライブ(8月)・年末ライブ(12月)
SEKAI NO OWARIスタジアムライブ(7月)
Perfumeのアニバーサリーライブ(9-10月)
BABYMETALのWORLD TOUR日本公演(6月、12月)
3年目となった当社音楽アーティストが一堂に会した野外イベント
「Amuse Fes 2015 BBQ in つま恋」(7月)

地球ゴージャス「The Love Bugs」(1-3月)
TEAM NACS第15回公演「悪童」(7-9月)
熱海五郎一座「プリティウーマンの勝手にボディガード」(6月)
・ 商品売上収入:コンサートグッズ、福山雅治(アルバム・シングルCD、ライブDVD)
ONE OK ROCK(ライブDVD)
・ 印税収入(新譜):サザンオールスターズ(アルバムCD)、Perfume(ライブDVD)
BABYMETAL(ライブDVD)、星野源(アルバムCD)
・ 出演収入・CM収入:福山雅治、大泉洋、吉高由里子、深津絵里、Perfume、佐藤健、上野樹里など


・ イベント収入(大型コンサートの実施)が増加
(前年同期は福山雅治(4-6月、11-2月)、Perfume(8-9月)、flumpool
(4-8月)のコンサートツアー、サザンオールスターズの年越しライブ(12月)、BABYMETALの
WORLD TOUR日本公演(9月)・新春公演(1月)、熱海五郎一座(6月)、黒執事(9月)
などの舞台を実施)
・ 商品売上収入(コンサートグッズ、音楽パッケージ)が増加
(前年同期はコンサートグッズ、福山雅治ツアーDVD、ONE OK ROCKアルバムCD、
flumpoolアルバムCDなど)
・ 印税収入(新譜)が増加
(前年同期は福山雅治アルバムCD、PerfumeライブDVDなど)
上記要因などにより増収となりました。


増収要因により大幅な増益となりました。

〔メディアビジュアル事業〕
営業収入22億3千8百万円(前年同期比61.8%減)、セグメント利益5千4百万円(前年同期比85.7%減)となり、減収減益となりました。

[主な事業]
・ 映像作品販売収入:「美女と野獣」、「天皇の料理番」、「映画 深夜食堂」などのDVD販売収入
・ 映像製作収入:佐藤健主演映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」劇場配給、DVD販売分配収入
三浦春馬主演映画「進撃の巨人 前編/後編」、佐藤健・神木隆之介主演映画「バクマン。」
Perfumeのドキュメンタリー映画、「美女と野獣」などの劇場配給分配収入

・ 大型作品の減少
(前年同期は「永遠の0」(7月)、「そして父になる」(4月)、「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」(12月、1月)、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(6月)などを販売)
上記要因などにより減収となりました。


減収要因により減益となりました。
〔コンテンツ事業〕
営業収入26億3千1百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益9億7千3百万円(前年同期比12.4%増)となり、増収増益となりました。

[主な事業]
・ サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfume、ONE OK ROCK
などによる旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用


原盤印税の増加、福山雅治のベストアルバムの発売などにより増収となりました。


増収要因により増益となりました。

〔プレイスマネージメント事業〕
営業収入27億4百万円(前年同期比542.5%増)、セグメント損失5億1千9百万円(前年同期は1億1千1百万円のセグメント損失)となり、増収減益となりました。

[主な事業]
・ 東京ワンピースタワー、アミューズミュージアムの入場料収入、グッズ販売収入
・ ベルギービール等の飲食店収入


東京ワンピースタワーの入場料収入、グッズ販売収入により増収となりました。


東京ワンピースタワーの入場料収入が低調であったため減益となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ52億7千万円増加し、当連結会計年度末には165億9千8百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は下記のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は82億5千2百万円(前年同期は35億9千8百万円の獲得)となりました。
これは、主にたな卸資産の増加及び法人税等の支払による資金減少要因はありましたが、営業債務の増加及び税金等調整前当期純利益計上に伴う資金増加要因が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は27億1千8百万円(前年同期は4億7百万円の使用)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得及び子会社株式の取得による資金減少要因によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4億3百万円(前年同期は10億8千6百万円の獲得)となりました。
これは、主に配当金の支払による資金減少要因によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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