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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002WQ4

有価証券報告書抜粋 ライク株式会社 業績等の概要 (2014年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の影響もあり、企業収益の改善、設備投資の増加が見られ、各種政策の効果が発現する中で、緩やかに回復していくことが期待されております。雇用情勢についても、景気の回復感に伴い有効求人倍率が2006年の水準まで改善しております。
当社グループの属する人材サービス業界では、派遣という働き方がキャリアアップの手段としても有効であることが認められ、派遣期間の上限の業務ごとから人単位への変更、専門26業務の原則廃止等を含む改正労働者派遣法の2015年4月施行を目指す動きが見られました。その一方で、景気好転に伴い労働力不足が顕著になり、特に不足感の強い販売職や、資格や経験を要する保育・介護職に限らず、人材の確保が成長戦略を左右する企業が増えております。
このような状況のもと、当社グループでは、全ての求職者様に就業いただけるよう、求人案件についての細かな説明、顧客企業への求職者様の希望条件の交渉、マナー等社会人として必要な基礎研修等を実施し、求職者様と顧客企業とのミスマッチの解消を図りました。また、就業環境の改善や、スキル・経験不足のフォロー研修等、成長意欲と就業能力を高め、求職者様と顧客企業双方に満足いただけるよう努めました。
保育事業を営む持分法適用関連会社のサクセスホールディングス株式会社においては、2014年4月、東京証券取引所市場第二部から第一部銘柄へ指定され、引き続き認可・認証保育園、学童クラブ等の開設、院内・学内・企業内保育サービスの受託拡大に努めております。また、2013年10月に、介護業界の知識及び人材育成ノウハウを得るため、ACAヘルスケア・再編1号投資事業有限責任組合を通し、介護施設を運営する株式会社サンライズ・ヴィラ、食堂・給食の運営受託を行うジャパンコントラクトフード株式会社について、それぞれ発行済株式数の87%を取得し連結子会社化いたしました。
また、サクセスホールディングス株式会社、株式会社サンライズ・ヴィラの今後の事業拡大において、保育・介護職の人材確保が必須となっておりますが、グループ全体で、人材育成・マッチングノウハウを共有し、ジェイコム株式会社が採用を代行することで、効率的な人材の確保を図っております。
2013年6月には、事務職を中心とした人材派遣・人材紹介事業を展開する株式会社エースタッフの全株式を株式会社山善より取得し、連結子会社化いたしました。
当連結会計年度における売上高は、149億51百万円(前期比1.6%減)、営業利益は3億3百万円(同62.0%減)、経常利益は3億74百万円(同58.7%減)、当期純利益は2億59百万円(同56.7%減)と減収減益となりました。これは、2014年4月15日発表の「業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり、他業種の時給の上昇に伴い、必要スキルが高度化する携帯電話の販売職を希望される求職者様が減り計画通りに人材が確保できなかったこと、株式会社サンライズ・ヴィラ、ジャパンコントラクトフード株式会社の連結子会社化によるのれんの計上、営業・管理両面での体制整備等の初期費用が発生したことによるものであります。なお、総合人材サービス事業において、適正な利益での受注にこだわった結果、顧客企業と求職者様双方にメリットのあるマッチングができ人材を確保できたこと、介護関連サービスにおいて見込んでいた初期負担が想定以上に軽減できたことから、同日公表の業績予想値については売上、利益ともに上回ることができました。
各セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業において、主要マーケットである携帯電話業界について、通信キャリア各社の顧客獲得競争が激化し、販売員が圧倒的に不足しておりますが、他業種の時給の上昇に伴い、必要スキルが高度化する携帯電話の販売職を希望される求職者様が減っており、顧客企業の求めるスキルを持つ人材の確保が難しくなっております。当社グループでは、販売職を希望される求職者様へ業界知識等専門的な研修や店舗研修等を実施することにより人材の確保に努めておりますが、限りある人材をご紹介するにあたり適正な価格での受注にこだわった結果減収にはなりましたが、修正業績予想値は上回る結果となりました。
また、アパレル業界向けサービスについては、携帯電話業界向けに次ぐ第二の柱として、業界での知名度向上とともに大口顧客との取引額・取引社数の増加だけでなく、店舗での販売業務の一括請負等取引内容も多様化しており、引き続き事業拡大に努めました。
保育・介護業界向けサービスについては、サクセスホールディングス株式会社と株式会社サンライズ・ヴィラの両社との連携強化・ノウハウ共有により、マッチング力が高まり、より多くの保育士・介護士を紹介できるようになりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は120億23百万円(前期比17.5%減)、営業利益は8億95百万円となりました。
(介護関連サービス事業)
介護関連サービス事業において、株式会社サンライズ・ヴィラが運営する施設において、東京証券取引所第一部上場企業グループの安心感とサービス品質の高さにより、入居数を増加させるべく、営業・管理体制を整備した結果、当連結会計年度における売上高は22億61百万円、営業損失は2億17百万円となりました。
(マルチメディアサービス事業)
マルチメディアサービス事業におきましては、直営携帯電話ショップ2店舗において、引き続き販売強化に努めた結果、当連結会計年度における売上高は6億66百万円(前期比6.5%増)、営業利益11百万円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、株式会社サンライズ・ヴィラ及びジャパンコントラクトフード株式会社の連結子会社化に伴う子会社株式の取得による支出や、税金や配当金の支払といったマイナス要因がありましたが、定期預金の払戻による収入や、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入、税金等調整前当期純利益の計上といったプラス要因があったことにより、前期末に比べ3億16百万円増加し、当連結会計年度末は20億74百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は1億43百万円(前期比66.4%減)となりました。この主な内容は、税金等調整前当期純利益の計上3億63百万円、法人税等の支払額2億96百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は2億64百万円(前期比6.7%増)となりました。この主な内容は、定期預金の払戻による収入6億3百万円、余資資金の運用を目的とした有価証券及び投資有価証券の取得による支出1億88百万円、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入4億98百万円、株式会社サンライズ・ヴィラ、ジャパンコントラクトフード株式会社等を連結子会社化した際の連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出5億27百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は91百万円(前期比66.5%減)となりました。この主な内容は、長期借入れによる収入3億89百万円、長期借入金の返済による支出2億2百万円、配当金の支払額2億75百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05536] S1002WQ4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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