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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100B8LJ

有価証券報告書抜粋 ライク株式会社 業績等の概要 (2017年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の不確実性に留意する必要性はあるものの、雇用情勢の改善が続く中、個人消費も持ち直しの傾向にあり、景気は緩やかな回復基調が続いております。その一方で、少子高齢化に伴う労働力の低下により、人材確保はますます難しくなっており、2016年8月に「未来への投資を実現する経済対策」が閣議決定され、子育て・介護の環境整備、保育士・介護人材の処遇改善等の他、2017年3月には働き方改革実行計画が決定し、早期の関連法案の提出が進められております。
このような状況のもと、当社グループでは、人生のどの段階においてもなくてはならない企業グループを目指し、子育て支援サービス事業、総合人材サービス事業、介護関連サービス事業において、就業人口の増加と、高いサービス品質で利用者様から選ばれ続ける保育・介護施設の運営に注力することで、事業の拡大に邁進いたしました。
さらに、2016年12月1日に、当社については「ライク株式会社」へ、連結子会社で総合人材サービス事業を営むジェイコム株式会社については「ライクスタッフィング株式会社」へ、2017年5月1日に連結子会社で介護関連サービス事業を営む株式会社サンライズ・ヴィラについては「ライクケアネクスト株式会社」へ商号を変更いたしました。また、認知度の向上のため、2017年4月から5月にかけて、全国において、初のテレビCMも放映いたしました。求職者様、スタッフ様、保育・介護施設の利用者様、顧客企業様、株主様、従業員等全てのステークホルダーに愛される企業グループでありたいという気持ちを込めた「LIKE(ライク)」を根幹にブランドを統一し、グループシナジーの最大化を図ってまいります。また、人材育成を強みにする企業グループとして従業員の確保と育成に注力し、2016年7月13日に公表いたしました2017年5月期から2019年5月期までの中期経営計画の達成を目指してまいります。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高40,051,299千円(前年同期比25.8%増)、営業利益1,524,968千円(同59.9%増)、経常利益2,493,286千円(同74.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は関係会社整理損381,600千円を特別損失に計上したことにより810,244千円(同54.9%減)となりました。なお、前期はサクセスホールディングス株式会社の公開買付に伴う段階取得に係る差益1,282,768千円を特別利益に計上しております。

各セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、女性活躍推進法の制定や待機児童問題の深刻化により、当社グループで提供できるサービスも広がると考えられることから、当連結会計年度より保育関連サービス事業を「子育て支援サービス事業」へ改称いたしました。
(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業につきましては、人材の確保が多くの企業の成長における深刻な課題となる中、主に連結子会社であるライクスタッフィング株式会社において、販売員が不足するモバイル・アパレル等のサービス業界、インターネット販売の普及等に伴い需要が逼迫しているコールセンターや物流、保育士・介護士の不足が社会問題化している保育・介護業界を中心に事業の拡大に努めました。業務経験や社会経験の浅い方や、週5日フルタイム以外の勤務を希望される方であってもご活躍いただけるよう、業界に特化し蓄積してきた知識やノウハウを活かし、マッチング・就業フォロー・研修体制や顧客企業に対する多様な働き方のご提案等を強化し、就業人口の増加に注力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は19,368,413千円(前年同期比24.0%増)、営業利益2,123,610千円(同30.2%増)となりました。
(子育て支援サービス事業)
子育て支援サービス事業につきましては、待機児童問題と保育士不足がますます深刻化する中、認可保育園や学童クラブ等の運営と、企業・病院・大学等が設置する事業所内保育の受託運営を行う連結子会社であるサクセスホールディングス株式会社及び株式会社サクセスアカデミーにおいて、引き続き、保護者様・お子様に選ばれ続ける高品質の保育とご利用いただきやすい立地や設備を備えた新規施設の開園に注力いたしました。また、ライクスタッフィング株式会社との連携により採用機能を強化するとともに、保育士が働きやすい環境を作ることを重視した本部体制の構築により定着率の向上を図りました。認可保育園の12か所の新規開設による費用が発生したこと、高品質のサービスを維持するため事業所内保育の受託契約の価格更新前に保育士の昇給を行ったことから原価率が悪化しており、営業利益が予算を下回る結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は14,724,791千円(前年同期比39.7%増)、営業損失76,349千円(前期は40,014千円の営業損失)となりました。なお、前年同期については、持分法適用関連会社であったサクセスホールディングス株式会社の株式を公開買付けにより取得し連結子会社化したことに伴い、2015年7月から2016年4月までの同社及びその子会社である株式会社サクセスアカデミーの連結業績を反映しております。
(介護関連サービス事業)
介護関連サービス事業につきましては、神奈川県・東京都・埼玉県といった首都圏において24時間看護師が常駐し看取り介護を行う有料老人ホームを運営する連結子会社であるライクケアネクスト株式会社において、ライクスタッフィング株式会社への採用業務の委託により介護人材が充足した結果、サービス品質が向上し、入居率が実質満床となり、当連結会計年度より収益に寄与しております。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は5,295,048千円(前年同期比6.8%増)、営業利益153,747千円(前期は64,381千円の営業損失)となりました。
(その他)
マルチメディアサービス事業におきましては、直営携帯電話ショップ2店舗において、引き続き販売強化に努めた結果、前期は法人顧客からのiPad導入案件の一時的な受注があったこともあり、当連結会計年度における売上高は662,646千円(前年同期比6.8%減)、営業利益は23,789千円(同2.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出や、有形固定資産の取得による支出といったマイナス要因がありましたが、税金等調整前当期純利益の計上、未払金の増加といったプラス要因があったことにより、前期末に比べ642,178千円増加し、当連結会計年度末は5,895,111千円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は2,859,298千円(前期比73.9%増)となりました。この主な内容は、税金等調整前当期純利益の計上2,068,210千円、未払金の増加827,209千円、法人税等の支払額1,125,778千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,736,656千円(前期使用した資金は1,673,618千円)となりました。この主な内容は、子育て支援サービス事業における新規施設開園等に伴う有形固定資産の取得による支出1,586,622千円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は480,463千円(前期得た資金は2,948,618千円)となりました。この主な内容は、運転資金確保のための短期借入金の純増加額1,200,000千円、配当金の支払いによる支出402,453千円、株式会社サンライズ・ヴィラ(現ライクケアネクスト株式会社)の完全子会社化に伴う子会社株式の取得による支出1,056,500千円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05536] S100B8LJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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