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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009D34

有価証券報告書抜粋 株式会社ティア 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年9月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当事業年度(2015年10月1日から2016年9月30日まで)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成に当たりまして、期末日における資産・負債の報告金額及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与えるような見積り・予測を必要としておりますが、結果として、このような見積りと実績が異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は「第一部 企業情報 第5 経理の状況」の財務諸表の「重要な会計方針」に記載しております。
(2)当事業年度の経営成績の分析
① 業績の概要
当事業年度は既存店が堅調に推移したのに加え、今期に4店舗オープンしたことと、また前事業年度の新店が通年稼動したことにより、当事業年度の葬儀施行件数は増加し、葬祭事業の売上高は増加いたしました。また、フランチャイズ事業が順調に業容拡大したため、創業以来過去最高の売上金額となりました。
この結果、当事業年度は、前期比で増収増益となりました。売上高は上場以来、10期連続の増収を確保し、営業利益・経常利益・当期純利益は5期連続の増益となりました。
② 売上高及び売上総利益、営業利益
当事業年度の売上高は105億94百万円となりました。葬儀件数が堅調に推移したことや、フランチャイズ会館向けの物品販売や出店に係る加盟料等も増加したことにより、売上が増加しております。
また、売上原価は66億78百万円でした。売上原価率は63.0%と、前事業年度に比べ0.8ポイント低下しております。
販売費及び一般管理費は、28億21百万円となっております。販売費及び一般管理費対売上高比率は26.6%と、前事業年度に比べ1.0ポイント上昇しております。
この結果、売上総利益、営業利益はそれぞれ39億16百万円、10億94百万円となり、前事業年度に比べ利益率が売上総利益は0.9ポイント上昇、営業利益は0.3ポイント低下しております。
③ 経常利益
当事業年度の経常利益は10億72百万円となっております。売上高経常利益率は10.1%と、前事業年度に比べ0.1ポイント上昇しております。
④ 法人税等(法人税等調整額を含む)及び当期純利益
当事業年度の法人税等(法人税等調整額を含む)は3億60百万円となっており、その結果、当期純利益は7億12百万円となり、売上高当期純利益率は6.7%と、前事業年度と比べ0.3ポイント上昇しております。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しております。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社は「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指し、1997年に創業いたしました。翌年に名古屋市内に1号店となる「ティア中川」を開設し、その後も一定の地に集中して会館を開設するドミナント出店に加え、フランチャイズによる多店舗化も推進してまいりました。これにより、中部地区では高い知名度を誇ると共に、関西地区、関東地区への進出も果たしております。
また、創業当時より一貫して葬儀価格の透明性に努めており、当社独自の会員制度「ティアの会」を中心に、明瞭な価格体系による葬儀を提供しております。さらに、葬儀に関する知識や技術的な教育のみならず、ビジネスマナーや徳育的な観点による人材教育を積極的に手掛け、サービス業としての質的向上にも努めてまいりました。
これらの取り組みにより、ご利用されるお客様の支持を獲得し、2016年9月期現在、直営47店舗、フランチャイズは39店舗の合計86店舗となり、会員数は28万人を超え、年間の葬儀施行件数は直営、フランチャイズ合計で12,000件を超えるまでに業容は拡大しております。
当社を取り巻く事業環境につきましては、人口動態を背景に葬儀に関する需要は増加傾向で推移すると予想されており、内需型産業では市場規模が拡大する有望な業界といえます。一方で、葬儀業界の新たな潮流として、少子化による親族の減少、死亡年齢の高齢化等を背景に、儀式の簡素化と葬儀の小規模化が進行しております。
かかる環境下、当社は中長期目標であります会館数200店舗体制の実現を目指すべく、「オンリーワンブランド“ティア”」のスローガンのもと、ローリング方式により中期経営計画を策定し、4項目のテーマを推進してまいります。その主な内容につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローについては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載しております。
② 資金需要
当社の運転資金需要のうち主なものは、葬儀にかかる仕入、人件費であります。設備資金需要のうち主なものは、葬儀会館新設のための建設費用であります。
③ 財務政策
当社の運転資金及び設備投資資金については、自己資金又は金融機関からの借入及び資本市場からの調達によっております。調達手段の選択等において、常に適切な財務比率と資金効率をバランス良く維持し、財務体質の向上を図っております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載しております。その中で記載した事項のほか、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等を積極的に取り組んでまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05585] S1009D34)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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