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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YH5C (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 TIS株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループでは、競争力強化および新規事業創出、中長期の事業成長を目指し、継続的に研究開発活動に取り組んでいます。
当連結会計年度の研究開発に関する費用の総額は、2,259百万円です。当社グループの研究開発は各セグメントに共通している取組が多く、各セグメントに区分して記載しておりません。

政治的な緊張の高まりや世界経済の不透明化といった社会的な不安が高まる一方で、デジタル社会の実現に向けてAIや量子コンピューティングといった様々なテクノロジーが劇的な進化を遂げており、これらのテクノロジーに対する期待が日々メディアを賑わせています。当社では、社会ニーズをとらえ、社会課題解決につながるテクノロジーをビジネスに取り入れていくことが重要と考えており、最先端技術トレンドを幅広く分析し、最先端技術を応用するために、次に掲げる3つの領域の研究開発に注力しております。
(1) 先進的なソフトウェア生産技術の研究開発と現場適用
(2) 持続可能な社会の実現や社会課題の解決に貢献する新規事業創出
(3) 将来の事業の核となる技術の獲得による中長期の事業成長

(1) 先進的なソフトウェア生産技術の研究開発と現場適用
ソフトウェア生産技術については、2030年3月期までに開発生産性50%向上を目指し、生成AI*1を活用したAI駆動型開発プロセスの展開を計画どおり進めております。当連結会計年度は、セキュリティ・ガバナンスに配慮した開発基盤へのAIツール組み込みを完了し、GitHub Copilot*2を活用した設計書作成・コード生成への適用を推進、特定プロジェクトで47%の生産性向上を確認いたしました。また、プロジェクト固有の情報を組み込んだプロジェクト特化型チャットを開発し、保守業務における問い合わせ対応・調査・設計への活用検証を開始するとともに、品質統括部門が主体となり、品質・コスト・進捗・リスクを軸としたAIによるプロジェクトマネジメント強化に着手しております。各種取り組みはグループ社員10,000名以上が参加する相互技術支援サイトで共有するなど、ノウハウの共有展開を図っております。

(2) 持続可能な社会の実現や社会課題の解決に貢献する新規事業創出
当社グループは、社会課題の解決を目指し、「金融包摂」、「都市への集中・地方の衰退」、「低・脱炭素化」、「健康問題」の解決に重点を置き、さまざまな事業分野で新たな価値の創造を目指しています。
医療・ヘルスケア分野では、PHR基盤サービス「ヘルスケアパスポート」を複数自治体で継続展開し、地域住民の健康管理を支援しています。2026年2月に株式会社Welbyと業務提携契約を締結し、PHRプラットフォームと医療機関ネットワークの連携により、製薬・保険業界における高度なデータ活用を通じた市民の健康増進に資するサービス創造を支援し、ヘルスケアDXのデファクトスタンダード構築を加速させます。また、2025年4月13日から開催された大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」では、「大阪ヘルスケアパビリオン公式アプリ」の開発と「ヘルスケアプラットフォーム」の提供を行い、大阪ヘルスケアパビリオンでの体験をサポート致しました。
金融包摂の取組として、日本円建ステーブルコインの社会実装およびホールセール領域での事業化に向け、関係事業者と基本合意書を締結し協業を推進しています。中小企業・個人事業や国際決済における現金前提のコスト負担、訪日観光客の決済利便性等の課題解決を通じ、新たな決済インフラの構築を目指します。

(3) 将来の事業の核となる技術の獲得による中長期の事業成長
デジタル社会を実現するために期待されている多くの技術のうち、「様々な分野での活用ユースケースが想定でき」「システムインテグレーションやサービスに活用でき」「実用段階に至るまで中長期での取り組みが必要となる」技術として「量子コンピューティング」と「空間コンピューティング」を中長期の注力テーマとして整理しております。これらの注力テーマについて様々な大学や研究機関と連携し、中長期の事業成長を目指して今後の事業の核となる技術を獲得すべく研究開発を行っております。
「量子コンピューティング」に関する研究開発では、ユースケースを想定した量子アルゴリズムの研究や量子アプリケーションを開発するための量子ソフトウェアの開発、および量子コンピュータシステムの開発を行っております。大阪大学量子情報・量子生命研究センターをはじめとする共同研究グループの一員として、主要部品・パーツおよびソフトウェアがすべて日本製となる「純国産」超伝導量子コンピュータの開発に取り組み、2025年7月28日に大阪大学豊中キャンパスにて稼働を開始し、大阪・関西万博の企画展にも出展しました。また、2025年4月から日本科学未来館の常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」に当社開発の量子プログラム体験ツール「Qni」が採用されています。
「空間コンピューティング」に関する研究開発では、昨年まで行っていた「XR*3研究」、「Multi-Level Edge Computing研究」をデジタルとリアルを統合する技術として発展させ、インタラクティブなコミュニケーションが可能なメタバースやデジタルツインの実現に向けた研究開発を行っております。これらの実現基盤として、最先端の光技術などを使った次世代情報通信基盤構想であるIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の実現・普及を目指したIOWN Global Forumに2025年5月から参画し、コグニティブ・ファウンデーションおよびデジタルツインコンピューティングの技術を活用した、低遅延・大容量通信による遠隔医療・スマートファクトリー等の新たなユースケース創出に向けた研究開発に取り組んでおります。

*1 生成AI
生成AIは、人工知能技術を用いてテキスト、画像、音楽など新しいコンテンツを自動生成するシステムである。大量のデータから学習し、特定の指示に基づいてユニークなアウトプットを作成することが可能であり、ビジネスシーンにおいては、広告コンテンツの生成、ユーザーインターフェースの改善、顧客サポートの自動化など、多岐にわたって活用されている。

*2 GitHub Copilot
生成AI技術を活用したプログラミングに関わる様々な作業を支援するツール。

*3 XR(Extended Reality)
VR(Virtual Reality/仮想現実)、AR(Augmented Reality/拡張現実)、MR(Mixed Reality/複合現実)などのさまざまな仮想空間技術の総称

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05739] S100YH5C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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