有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TQGI (EDINETへの外部リンク)
小松マテーレ株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)
当社グループの研究開発活動は、技術開発本部を核として、本体及びグループ各社の連携を強化し、また産地協力企業とのクラスター活動や、多くの大学や公設試験場と共同研究を推進し、世界を席巻するブランドへの飛躍をめざし、事業戦略に沿った要素技術及び商品の開発を推進しております。
特に、当社の環境方針である「小松マテーレ・サステナビリティ・ビジョン」をコンセプトとし、環境に配慮した技術開発を主軸として進めており、環境配慮型素材『mateReco(マテレコ)』として当社グループ売上に占める比率を2030年までに50%以上へ拡大することを目標としております。
なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は121件、出願中は55件であり、研究開発費は、635百万円であります。
様々な汚れに対する汚れ除去性と繰り返しの洗濯に対する耐久性を維持しつつ、ダントツの汚れ落ちスピードを実現しております。洗濯時間の短縮が可能となり、洗濯業務の回転率アップや節電効果が見込まれるのと、洗剤使用量の削減もでき、洗濯排水による環境への負担も軽減されるメリットもあります。加えて、優れた洗濯耐久性により、製品の長寿命化による資源の有効活用、廃棄物削減への貢献も期待されます。
軽量・高強力の炭素繊維より線『カボコーマ』を用いて工場稼働を止めずに耐震補強する工法を開発しました。これは高度成長期に建設され現在も現役で稼働している古い工場建物を南海トラフなど今後発生する大規模地震から守るソリューションと位置付けています。現在、工法の公的認証取得の為の審査を受けています。使えるものは修復して長く使う。持続可能な社会の為に必要な技術と自負しております。能登半島地震からの復興にもカボコーマで貢献出来ると考えています。
・『べリフォーマー』…排水処理場で発生する汚泥減容化バイオ製剤
排水処理場で発生する余剰汚泥を最大100%削減可能な汚泥減容化バイオ製剤として昨年上市しました。昨年と比べ採用顧客は2倍、引合いは5倍と日々市場の評価は高まっていると感じています。コストダウンの為の自社での培養技術、運転管理技術の向上に挑んでいます。活性汚泥法で排水処理をすると大量の余剰汚泥が出ると言う常識を覆えし廃棄物が出ない社会を目指しています。
・『グリーンビズ カリュー』…肥料として登録
農業振興に貢献するプロジェクトとして、肥料として登録され安全性が担保された中で、能登の粘土質土壌での土壌改良フィールド試験を進めております。結果、作業性改善、収穫量アップすることが明らかになってきています。加えて一度土壌改良すれば、10年程度は継続することも分かってきました。農業使用における学術的な解析の為、東京農業大学、石川県立大学と共同で進めており、能登半島地震からの復興に農業振興で協力すべく、被災地と一緒に進んでいます。
特に、当社の環境方針である「小松マテーレ・サステナビリティ・ビジョン」をコンセプトとし、環境に配慮した技術開発を主軸として進めており、環境配慮型素材『mateReco(マテレコ)』として当社グループ売上に占める比率を2030年までに50%以上へ拡大することを目標としております。
なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は121件、出願中は55件であり、研究開発費は、635百万円であります。
①技術開発部
・『ダントツオチール』…従来比3倍の汚れ除去スピードの耐久防汚素材様々な汚れに対する汚れ除去性と繰り返しの洗濯に対する耐久性を維持しつつ、ダントツの汚れ落ちスピードを実現しております。洗濯時間の短縮が可能となり、洗濯業務の回転率アップや節電効果が見込まれるのと、洗剤使用量の削減もでき、洗濯排水による環境への負担も軽減されるメリットもあります。加えて、優れた洗濯耐久性により、製品の長寿命化による資源の有効活用、廃棄物削減への貢献も期待されます。
②新規事業開発部
・『カボコーマ』…耐震補強工法開発軽量・高強力の炭素繊維より線『カボコーマ』を用いて工場稼働を止めずに耐震補強する工法を開発しました。これは高度成長期に建設され現在も現役で稼働している古い工場建物を南海トラフなど今後発生する大規模地震から守るソリューションと位置付けています。現在、工法の公的認証取得の為の審査を受けています。使えるものは修復して長く使う。持続可能な社会の為に必要な技術と自負しております。能登半島地震からの復興にもカボコーマで貢献出来ると考えています。
・『べリフォーマー』…排水処理場で発生する汚泥減容化バイオ製剤
排水処理場で発生する余剰汚泥を最大100%削減可能な汚泥減容化バイオ製剤として昨年上市しました。昨年と比べ採用顧客は2倍、引合いは5倍と日々市場の評価は高まっていると感じています。コストダウンの為の自社での培養技術、運転管理技術の向上に挑んでいます。活性汚泥法で排水処理をすると大量の余剰汚泥が出ると言う常識を覆えし廃棄物が出ない社会を目指しています。
・『グリーンビズ カリュー』…肥料として登録
農業振興に貢献するプロジェクトとして、肥料として登録され安全性が担保された中で、能登の粘土質土壌での土壌改良フィールド試験を進めております。結果、作業性改善、収穫量アップすることが明らかになってきています。加えて一度土壌改良すれば、10年程度は継続することも分かってきました。農業使用における学術的な解析の為、東京農業大学、石川県立大学と共同で進めており、能登半島地震からの復興に農業振興で協力すべく、被災地と一緒に進んでいます。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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