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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D1LA

有価証券報告書抜粋 株式会社ラピーヌ 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済環境は、企業収益の改善とともに、設備投資の増加や雇用環境の改善が続く中、景気は緩やかながらも回復基調が続いております。一方で、米国や欧州連合諸国の政治・経済動向、アジア経済の不確実性や地政学リスクなどが残り、景気は先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが所属するアパレル業界におきましては、一服感のあったインバウンド需要の持ち直しや、富裕層を中心に株価の上昇による資産効果などから高額品が好調に推移し、消費の一部に回復傾向があるものの、衣料消費全般では、消費者の節約志向や買い控え傾向は依然根強く、個人消費は力強さに欠ける状況から、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き厳しいものと認識しております。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画「NL2020」に定めるミッション「ブランド力を磨く」、「ショップビジネスを伸ばす」の実現に向けて、主力販路である専門店、百貨店卸売事業の収益性改善に取り組み、小売事業においては、個店単位の損益向上に注力すると同時に積極的な出店を進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は不採算取引の中止などを含め、98億94百万円(前年同期比0.5%減)となりましたものの、損益面におきましては、営業利益は1億12百万円(前年同期は9億84百万円の損失)、経常利益は1億35百万円(前年同期は10億15百万円の損失)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は1億32百万円(前年同期は16億65百万円の損失)となりました。

セグメント別の業績の概要は次のとおりであります。

卸売業態におきましては、当社の主たる販路である百貨店の婦人服売上高が前年を下回る傾向が続く中、不採算取引の改善や整理を進めると同時に、顧客満足の品揃えと需要喚起に結びつく販売促進施策により、有力お取引先との取り組み拡充に努めてまいりました。
その結果、卸売事業の売上高は69億47百万円(前年同期比5.1%減)となりましたが、前連結会計年度末に実施した構造改善の効果を含め、営業利益は1億14百万円(前年同期は6億59百万円の損失)となりました。

当期首に、セレクトショップ「Scrap Book(スクラップブック)」並びに「LAGLAIA(ラグライア)」事業を100%子会社である株式会社ベルラピカへ移管し、ミセスを主たるターゲット層とする婦人服・服飾雑貨を取り扱う「BELL MILAN(ベルミラン)」と小売ビジネスを一元的に運営してコスト合理化を図るほか、当社が運営するバッグを中心としたカナダ直輸入レザー服飾品の「m0851」を含めて、ブランド毎の積極的な新規店舗出店政策の実行とともに、それぞれの顧客ターゲットに向けた店頭販促実行策により、知名度アップ、新規顧客開拓に注力してまいりました。
その結果、小売事業の売上高は29億32百万円(前年同期比12.8%増)となり、営業利益は34百万円(前年同期は2億85百万円の損失)となりました。
なお、当連結会計年度中に、直営店10店を新規出店、不採算店舗1店を閉鎖し、当社グループの同年度末の店舗数は合計で52店舗となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加56百万円、退職加算金の支払55百万円などの支出がありましたが、税金等調整前当期純利益が1億46百万円となり、減価償却費1億12百万円の非資金費用の発生などにより、76百万円の収入(前年同期は7億68百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入31百万円、差入保証金の返還16百万円などがありましたが、有形固定資産の取得による支出49百万円などにより、17百万円の支出(前年同期は3百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れ(タームアウト)の実行10億50百万円がありましたが、長期借入金の返済6億27百万円、短期借入金の減少4億70百万円などにより、54百万円の支出(前年同期は4億14百万円の収入)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べて4百万円増加して、8億51百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00605] S100D1LA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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