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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W1IO (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ウッドワン 研究開発活動 (2025年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループでは、計画的に植林・管理され、森林認証を取得したラジアータパインを持続可能な資源として有効活用し、その特性を最大限に引き出すための研究開発に取り組んでいます。これにより、無垢材を中心とした高品質な木質建材を提供し、人々の豊かなくらしと地球環境への貢献を目指しています。近年は、持続可能な社会への貢献を重視し、森林認証材の利用拡大、木材加工技術および品質管理技術の高度化に取り組んでいます。これらを通じて、製品の品質向上と安定供給を図るとともに、市場ニーズの変化に対応した新たな商品開発を中長期的視点で行っています。
当社グループの研究開発活動は、主に住宅建材設備事業セグメントにおいて行われており、当連結会計年度における研究開発費の総額は271百万円です。
当連結会計年度においては、「長く使うことが一番のサステナブル」というテーマのもと、無垢材や挽板といった素材本来の価値を引き出し、耐久性やデザイン性に優れた製品開発に注力しました。その結果、住宅市場および非住宅市場それぞれのニーズに対応した以下の新商品を開発・市場投入しました。

住宅用建材では、世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏をディレクターに迎えた新シリーズ「WO Timeless standard collection」を発売(5月)。「上質で時代に左右されず、暮らすうちに味わい深く変化していくスタンダードな商品」という開発コンセプトに基づき、本物の木材ならではの質感と経年による風合いの変化を楽しめる新シリーズです。また、ドレタスシリーズにおいてアイテム体系を刷新するとともに、人気の単色カラーへ新たに3色を追加(5月)。全てのカラーでドア本体と同色の枠材を同価格で選択可能とし、統一感のある美しい空間デザインを実現しやすくしました。
床材では、厚さ3.0mm、長さ6尺の幅広一枚単板を使用した「コンビットⓇ挽板3.0」を発売(5月)。木材の持つぬくもりと意匠性の高さを両立させています。また、無垢ピノアースシリーズでは、ニュージーパイン柾目材の特性を活かし、従来は困難とされる幅広仕様を実現した「無垢フローリング ピノアースエコ152幅」を発売(9月)。一枚板のような上質感を演出します。
収納商品では、「ゾーン収納」という考えに基づき、アイテム拡充を図りました。施工時間を大幅に短縮できる「仕上げてる棚板」に人気のウォームグレー色を追加(4月)、規則正しいマス目が並んだ収納「シカクム」を発売(8月)、デスクやテレビボード等に適した「Vカットの見付けの厚い棚板」を発売(11月)するなど、多様なニーズに対応しました。

リフォーム市場向けには、無垢の木の室内窓「imadoki [イマドキ]」を発売(4月)。室内に光や風を取り込み、開放的な空間づくりに貢献します。また、棚板を簡単に取り付けられる「スリム側板」を発売(8月)し、リフォーム現場での省施工化を支援しました。このほか、一般的なリフォーム、修繕向け住宅設備機器に加え、環境省が主導する「先進的窓リノベ事業」の対象商品である木製内窓「モクサッシ」等の断熱性能向上に資する商品、1mmピッチでのサイズオーダーが可能な「仕上げてる棚板」やサイズオーダー対応のドレタス建具等、現場での施工性向上や多様な要望に応える商品を提案しました。

非住宅分野においては、地域材活用を推進するため、各地の木材特性に応じた加工技術や品質管理手法の研究を進め、地場産材を利用した製品ラインナップの拡充を図りました。その一環として、「地場産材使用 文教施設店舗用床材カタログ」を発刊(7月)し、地域経済への貢献と環境保全の両立を目指す取り組みを紹介しました。

当社グループは、今後も木材の可能性を追求し、新築住宅、リフォーム、非住宅といった多様な市場のニーズに応え、持続可能な社会に貢献する技術・製品開発を継続してまいります。


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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00630] S100W1IO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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