シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009J1W

有価証券報告書抜粋 株式会社シャノン 業績等の概要 (2016年10月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、企業業績の改善や雇用改善に伴い、景気は緩やかな回復基調にある一方、英国のEU離脱問題や、中国をはじめとする海外経済の減速懸念等から、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが属するインターネット市場では、インターネット経由でアプリケーションやプラットフォームを提供するクラウドサービスの利用促進が特に大企業において顕著となっております。総務省の2015年「通信利用動向調査」によると、2015年末におけるクラウドサービスを利用している企業の割合は44.6%(前年38.7%)に拡大しております。同調査によると資本金10億円以上の大企業における利用率は76.7%(前年62.6%)へと拡大しております。また、2016年1月には株式会社アイ・ティ・アールが発行する市場調査レポート「ITR Market View:マーケティング管理市場2013~2016」売上金額ベースでの2010年度~2015年度(予測)シェアにおいて、当社グループが属する統合型マーケティング支援市場の2014年度の売上金額は52億円、前年度比73.3%増と大幅な増加となりました。2015年度も同様の傾向が続き、同51.9%増と引き続き高い伸びが見込まれます。このような日本におけるマーケティングオートメーションの急速な浸透には、当社と競合する外資系クラウドベンダーの日本市場への積極展開という状況も背景にあります。その中で、当社の統合型マーケティング支援サービス『シャノンマーケティングプラットフォーム』が、統合型マーケティング支援市場におけるベンダー別売上金額推移およびシェアで6年連続1位を獲得しております。
当社グループは、このような状況の中、引き続きクラウドサービスの普及と市場シェアの拡大を達成するべく、当連結会計年度においても大企業向けを中心に営業活動を強化するとともに、競合企業に対する優位性を維持していくために、引き続き『シャノンマーケティングプラットフォーム』の機能強化にも努めてまいりました。また、マーケティングオートメーションとしての当社の優位性を生かすべく他社ツールとの連携サービス強化とそのPRにも注力してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は1,534,160千円(前年同期比8.7%増)、営業利益は46,410千円(前年同期比41.4%増)、経常利益は42,648千円(前年同期比41.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36,832千円(前年同期比51.7%増)となりました。
当社グループはマーケティングプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報との関連についての記載はしておりません。サービス別の売上高の概況は以下のとおりです。
①マーケティングオートメーション
当サービスにおいては、競合する外資系ベンダーの日本市場への積極展開の影響もあり、当初は想定外の解約も発生しておりましたが、その一方で、既存顧客への追加提案や中大規模向けの受注は引き続き堅調に推移した結果、当 連結会計年度末における契約アカウント数は、301アカウント(前期末比4.5%増)、売上高は1,103,198千円(前年同期比9.7%増)となりました。
②イベントマーケティング
当サービスにおいては、前年度のリピート案件の受注に加え、新規案件の受注も順調に推移した結果、売上高は430,961千円(前年同期比17.9%増)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末比で8,524千円減少し、137,359千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、90,409千円の収入となりました(前年同期は207,750千円の収入)。これは主に、税金等調整前当期純利益42,648千円(前年同期は30,073千円)、減価償却費103,582千円(前年同期は86,493千円)、売上債権の増加額41,756千円(前年同期は72,486千円の減少)によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、239,698千円の支出となりました(前年同期は190,180千円の支出)。これは主に、有形固定資産の取得による支出64,918千円(前年同期は18,633千円の支出)、無形固定資産の取得による支出152,148千円(前年同期は150,293千円の支出)、敷金の差入による支出48,259千円(前年同期は11,877千円の支出)によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、145,243千円の収入となりました(前年同期は7,672千円の収入)。これは主に、借入による収入386,000千円(前年同期は180,000千円の収入)、借入の返済による支出311,707千円(前年同期は172,328千円の支出)、新株予約権の行使による株式の発行による収入70,950千円によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32855] S1009J1W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。