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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IBZ9 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 コクヨ株式会社 研究開発活動 (2019年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,327百万円であり、各セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

1.空間価値ドメイン
働き方改革やストレスチェックの義務化、WELL認証の広がりなど企業がワーカーの心身の健康を積極的にサポートすることが重要になってくる中「アタマ・ココロ・カラダ」のエビデンスに裏付けられた環境作りをめざし、以下の商品を開発・製品化しました。
(1)オフィス家具ブランド「inGREEN(イングリーン)」
カフェやシェアオフィスなどオフィス以外の場所でも仕事ができる時代を迎え、あえてオフィスと対極にあるアウトドアで余暇を過ごすような雰囲気を想起させる、ワーカーがそれぞれのユニークを持ち寄って自然体でコミュニケーションができる、そんなワークスタイルを目指したシリーズです。
各構成は、テント、テーブル、チェアー、スツール、スクリーン等を用意しました。それぞれがオフィス家具としての品質、使いやすさにこだわった仕上がりで、オフィスとは思えない自然の雰囲気で、ワーカーが自分らしさを持ち寄り、「働く」を楽しみながら、新たな価値を生み出すワークスタイルを提供します。
(2)ソロワークブース「dop(ドップ)」
オープンで開放感があるオフィスにおいて、個人ワークでの集中ワークやリラックスモードでの思考をサポートすることを目指したソロワークブースです。
仕事内容(集中、パソコンやタブレット操作等)やモードに合わせて、身体を前傾の姿勢や後傾の姿勢をとれるように、無段階に調節が可能な電動リクライニング機能を備えています。
リクライニング機能は座面や背もたれが連動して作動し、またヘッドレストやフットレストが付属するため、身体全体をしっかりとサポートすることができます。
(3)角度調整できる電動昇降テーブル「SEQUENCE-TILT(シークエンスチルト)」
上下昇降機能に加えて、デスク天板の傾斜角度を調整できる機能を備えた、新しい発想の電動昇降テーブルです。
スタンディングワークでも座り姿勢でも、デスク天板の高さと角度を、一人ひとりの体格に合わせることで、身体にやさしい姿勢をサポートすることができます。特にパソコンワークでは、デスク天板を傾斜させることで首の前傾角度が垂直に近くなると共に、視線角度も改善します。
オフィスワーカーの「すべての姿勢を叶える1台を。」をコンセプトに、既存の当社オフィスチェアー「ing」や角度調整型ワークステーション「UPTIS」等とともに、当社独自の健康的なワークスタイルを提案します。
(4)タスクチェアー「FABRE(ファブレ)」
これまでのオフィスチェアーの概念を覆す、薄く丸みを帯びた背座一体の軽快なデザインで、カジュアルなオフィス空間にも調和するタスクチェアーです。デスクワークに必要な座り心地と骨盤サポート機能を備えており、耐久性のある弾性糸メッシュに、モールドウレタンを重ねた座面構造が、長時間にわたる作業でも常に身体を支えます。
また、座る人に最適に調整されるオートアジャストロッキングメカが、座る人に合わせてリクライニングの強さを自動で調整します。張地は、カジュアルからシックな空間に調和する11色のカラーを用意し、縫製仕上げはプレーンタイプ、ストライプタイプを用意しました。
(5)軽量チェアー「KATE(ケイト)」
実用金属の中でも非常に軽量なマグネシウムを採用しており、1台当たりの重量約2.3㎏の軽量化を実現した持ち運びしやすく、ラウンジやコミュニケーション空間に調和するデザインの軽量チェアーです。
驚くほどの軽量感なので、ラウンジや多目的スペースなどの多様なレイアウト設定を行う空間で、スピーディーに持ち運びやレイアウト変更が行えます。また空間全体に軽快な印象を与えるようなデザインを採用し、4本脚の直線的なデザインと、背座の緩やかなカーブで、全体のフォルムをすっきりとした仕上がりにしています。バリエーションは、ヌードタイプと座パッド付タイプの2種類とともに、5色のカラーバリエーションを用意しました。最大4台までのスタッキングが可能です。
さらに、本体は持ち運びに便利なハンドル付きで、使用しない時はコンパクトに折りたたむことが可能です。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、449百万円となりました。

2.ビジネスサプライドメイン
当連結会計年度における研究開発費の金額は、24百万円となりました。

3.グローバルステーショナリードメイン
顧客のシーンごとに未充足ニーズを見出し、当社ならではの価値ある商品、差別化された商品を世の中に出すことで、お客様に支持され続ける商品づくりを目指しております。
際立った価値を提供できる商品や、新たな着眼点で既存の商品の価値を見直すことにより顧客ニーズに応える商品として、以下の商品を開発・発売しました。
(1)ライフアクセサリー「KOKUYO ME」
自分らしさにこだわりのあるアクティブワーカーをターゲットに、コクヨがこだわってきた「使いやすさ」と「機能性」に加えて、「最新のデザイン性(カラー、素材)」を追求した新ブランドです。
「Life Accessories」をコンセプトに、アクセサリー感覚でアイテムの組合せを楽しみながら、持つ人をいつもより少し個性的に魅せる新しい文具シリーズの第一弾として、ノートやペン、テープのりなどアクティブワーカーをサポートする10アイテム45品番をラインアップしました。
(2)キャンパス プリントもとじやすい2穴ルーズリーフバインダー
手書きのルーズリーフと授業で配布されるプリントをまとめて整理したいという学生の困りごとを解決するために、ルーズリーフを抜き差ししやすく、めくりやすい新開発のとじ具を採用した2穴ルーズリーフバインダーです。
スリムでありながら100枚まで収納でき、なおかつ手で持った状態でもめくりやすい工夫が施されています。
(3)キャンパス まとめがはかどるノートふせん
キャンパスノートと同じ原紙を用い、ノートと同じドット罫線にすることで、学習内容をノートと一体感を保ってきれいに書き足すことができ、見やすくまとめられる“ノートタイプのふせん”です。
「ノートのスペースが足りなくてあと数行が書ききれないが、同じページにまとめたい」というときに、ワンアクションでノートの端に筆記スペースをつけたせて、きれいに内側に折りたたむことができます。
(4)女子文具シリーズ
コクヨの強みである「創業100年を超える歴史」「ユニークで独自性のある商品」「紙製品を中心とする製造ノウハウ」を活かしつつ、文具好きの女性にとってかわいく楽しみながら使っていただける「女子文具シリーズ」です。
歴史あるコクヨ定番商品をミニサイズの文具にアレンジした「レトロブング」、旅の計画や記録をまとめた“旅しおり”作りをサポートする「旅する野帳」、和紙の風合いを活かした手のひらサイズの一筆箋「ほんのキモチ箋」の3シリーズをラインアップしました。
(5)「もちはこ」シリーズ
働き方改革により、ワーカーのライフスタイルやライフステージに適した働き方の選択肢が広がり、フリーアドレスやクリアデスクの増加、時間や場所を選ばないフレキシブルな働き方の増加など、仕事に必要なツールを持ち運ぶニーズが高まっています。
「もちはこ」は、多様化する働き方にあわせ、ビジネスツールをまとめて収納し、働く場所まで持ち運び、仕事する際には必要なツールが見やすく取り出しやすい、ビジネスツールの持ち運びをサポートする新シリーズです。
ラインアップは、パソコンや書類をまとめて収納できる社内移動に適したバッグ「モ・バコ アップ」、デスク周りのワークツールをひとまとめにして立てて使えるツールペンスタンド「ハコビズ」、ペン以外の小物も収納できるツールペンケース「ネオクリッツシェルフ」の3アイテムです。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、769百万円となりました。

4.全社共通
次世代の働き方や学び方の研究をベースにコクヨグループの新たな商品やサービスに関しての開発を行い、当連結会計年度における研究開発費の金額は、83百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00670] S100IBZ9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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