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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100VHCL (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 東亞合成株式会社 研究開発活動 (2024年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、高付加価値事業の拡大、新規事業の立ち上げを加速するため、研究開発力の強化に経営資源を投入しています。新規事業の創出については、当社グループのコア技術を起点として、従来の事業領域を超えた新規キーマテリアルやサービスを新たなビジネスユニットとして複数創出することを目指しています。また、産学連携による共同研究や、スタートアップ企業との協創に積極的に取り組んでいます。
当連結会計年度の当社グループ全体の研究開発費は5,823百万円です。
以下、セグメント別に説明いたします。

(1) 基幹化学品事業
当社グループの基幹事業である電解事業につきましては、大幅な電力消費削減を目指した高効率電解槽技術の採用、および当該製造プロセスで併産される水素や硫酸製造プロセスで発生する余剰熱を活用したCO2排出量削減に取り組んでいます。
また、アクリル事業モノマープラントにつきましては、高度制御活用によるプラントのエネルギー効率向上や運転操作の効率化を図り、最適運転システムの構築を検討しています。一部プラントで実証を完了し、運用を開始しています。
当セグメントに係る研究開発費は71百万円です。

(2) ポリマー・オリゴマー事業
アクリルポリマーを中心に機能性高分子材料の研究開発に取り組み、自動車、二次電池、半導体、電子材料、医薬および化粧品分野など、幅広い分野に対応した高付加価値製品の開発を推進しています。光硬化型樹脂に関しては、短時間硬化による高い生産性と無溶剤というSDGsに貢献するメリットを活かし、車載材料や電気・電子材料分野に向けた高機能製品の研究開発に取り組んでいます。
当セグメントに係る研究開発費は1,305百万円です。

(3) 接着材料事業
「アロンアルフア」で知られる瞬間接着剤については、独自技術に基づく高機能化製品の開発に注力し、さらなる用途拡大を目指しています。その他にも、様々な特長を有する機能性接着剤の製品開発に精力的に取り組み、自動車、電子材料、高速通信などの成長分野に向けたコア技術に基づく各種高機能接着剤の開発を推進しています。
当セグメントに係る研究開発費は1,189百万円です。

(4) 高機能材料事業
独自の技術を活用した無機機能材料の研究開発を推進しています。無機イオン捕捉剤などの電子材料用添加剤のほか、環境アメニティ分野では、消臭剤、抗菌・抗ウイルス剤、防カビ剤などの新規材料開発に加え、これらの加工技術の獲得にも注力しています。その他、半導体、電子材料に不可欠な材料として、高純度液化塩化水素、高純度アルカリ、高純度プレカーサーなどを取り扱っています。
当セグメントに係る研究開発費は872百万円です。

(5) 樹脂加工製品事業
当社連結子会社のアロン化成株式会社では、同社の強みとする「製品開発力」「プラスチック加工技術」を活かし、社会課題に対応した環境インフラシステム事業、ライフサポート事業およびエコマテリアル事業を中心とした樹脂加工製品の研究開発を行っています。
当セグメントに係る研究開発費は629百万円です。

(6) その他の事業
研究開発全般のレベルアップを目指し、分析・評価技術や構造解析技術の向上、計算化学の活用による新規材料の設計、およびマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の活用を、基盤コア技術研究所が中心となり取り組んでいます。また、先端科学研究所では、京都大学iPS細胞研究所、東京大学大学院農学生命科学研究科をはじめ多くの研究機関との共同研究など、機能性ペプチドを用いたライフサイエンス関連分野の研究開発に取り組んでいます。
当セグメントに係る研究開発費は1,754百万円です。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00770] S100VHCL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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