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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OE1D (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 第一稀元素化学工業株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


(1)研究開発活動の方針等

当社はジルコニウム化合物の精製技術、酸化ジルコニウムの凝集制御をコア技術に、さらに他元素との複合化技術を加え、触媒、燃料電池、二次電池、電子部品、ファインセラミックスなどの多岐用途に対して新たな機能を加えることにより、ジルコニウムの用途拡大に取り組んでまいりました。
今後もますます多様化、高度化する顧客ニーズに応えたジルコニウム製品を開発し、ジルコニウムのさらなる用途拡大に向け、継続的に行動していくことを基本方針としております。顧客窓口である営業部との連携により、著しく変化する外部環境を考慮し、顧客要求を満たす製品を開発・提案していくため、下記のように様々な用途において研究開発分野を設定しております。

(イ)地球環境に貢献する製品の開発
① 自動車用排ガス浄化触媒
将来的には、自動車動力の電動化シフトへの流れは想定されるものの、当面は従来の内燃機関の活用が主流であると考えております。先進国に加え、新興国においても強化される排ガス法規制に対応するため、助触媒機能としてより高機能な触媒材料を開発する。
② 有害物質浄化用または化学製品合成用の化学触媒
火力発電所や工場等から排出される有害物質の浄化や化学製品の高効率な合成を目的とした助触媒機能を有するジルコニア系材料を開発する。
③ 有害物質の代替材料
ガラス・塗料・抗菌剤などに用いられている有害物質に代わり、無害かつ同等以上の機能を発現する材料を開発する。

(ロ)エネルギー関連製品の開発
① 燃料電池材料
実用化段階を早めるために技術課題を満足させた電解質・電極材料を開発し、提案する。
② カーボンニュートラル及び水素社会に貢献する材料
カーボンニュートラルに向けた二酸化炭素の貯蔵・利用・排出削減のための実用化技術、及び再生可能エネルギーの利用拡大のために必要となる革新技術に対し、有効な新規製品を開発し、積極的に提案していく。
③ 熱遮蔽コーティング用材料
発電用ガスタービンや航空機等のエネルギー効率を向上させるなど、耐熱性を有するジルコニウム材を開発する。

(ハ)新分野製品の開発
① アルミニウム接合用ろう付材料
自動車用熱交換器用途や家庭用エアコン用途などのアルミ溶接用途において、顧客生産過程における省エネルギー化や簡便化に貢献するセシウムフラックス及びフラックス内包ろう材を開発する。
② 電子部品材料
リチウムイオン電池、コンデンサーなどの電子部品の軽薄短小化、高機能化や耐久性向上に対応したジルコニアナノ粒子材料を開発する。
③ 歯科材料、その他構造材料
強度・靭性、審美性だけでなく、新たな機能付加された構造材用のジルコニア系材料を開発する。
④ その他
当社コア技術と応用研究の強化をもとに、新規用途開発ならびにそれらに対応する材料開発を推進する。




(2)研究開発体制

当社の研究開発活動は、中長期的な視野でのジルコニウム化合物の新機能の発掘及び新規用途開拓、並びに新規材料の調査・研究を研究開発室が担当し、既存用途での材料開発及び既存材料での用途開発は技術部が担当しています。技術部が開発した開発品は、生産技術部が量産プロセスを設計し、各事業所に新製品として移管します。生産技術部は島根県、福井県の国内拠点に加え、ベトナム、中華人民共和国の当社グループの海外生産拠点のプラント設計及び設備導入も担当します。顧客要求を満たす品質設計、環境負荷を低減した工程設計を組み合わせ、世に価値ある新製品を開発しています。一方、知的財産権に関する業務については知財管理室が担当します。2022年3月期実績としては、国内出願9件(海外出願を含めると51件)、商標出願1件を実施いたしました。今後も部門機能ごとに専門性を高め連携しながら、効率よく開発活動を実施いたします。また大学・研究機関を対象に、ジルコニウム及びハフニウム並びにセシウム化合物を利用した独創的な研究、創意、工夫に対して研究助成金制度を実施しています。ジルコニウム及びハフニウム並びにセシウム化合物の素材を利用した研究活動への支援を通して、これら材料の新たな可能性が拡大されることを期待しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は929百万円であります。

研究開発課題成果内容
燃料電池材料の開発大学との共同研究の推進耐久性・機能の向上
次世代排ガス浄化用触媒の開発高機能を有する新規ジルコニウム・希土類系触媒材料の次期触媒への採用自動車用触媒の浄化性能の向上、加工性の向上など
二次電池用材料の開発正極材コート材料の改良、製品の採用
全固体電池用酸化物型電解質の改良
知的財産権の取得
電池性能・耐久性・加工性の向上への寄与
アルミ溶接材料の開発家電用ろう材の製品化家電用途への拡大
機能性材料・構造材料の開発歯科材料用ジルコニア系材料の製品化
知的財産権の取得
審美性・セラミックス強度、その他機能の向上
ジルコニウム化合物の新規用途拡大顧客要求に合わせた樹脂配合用ジルコニアの改良
構造材用途、高屈性率を目的とした光学材料用途への拡大
ジルコニウム化合物の基礎研究及び用途探索活動ジルコニウム化合物の用途探索活動の強化
耐火物、化学触媒及びその他新規用途探索を目的とした大学や公設試験研究機関との共同研究の促進
非酸化物材料の用途探索
二酸化炭素及び水素利活用などの化学触媒用途、生化学用途への展開可能性の検討


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00806] S100OE1D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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