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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007R3Q

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイセル 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析
(1) 経営成績
売上高
売上高は4,499億円と、前連結会計年度に比し61億円(1.4%)の増収となりました。
これは、販売数量の増加や為替レート変動の影響によるものであります。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比し222億円増加したと試算されます。
主な増収要因は、①セルロース事業部門が、酢酸セルロースの販売が増加したことや、為替の影響などにより、前連結会計年度比88億円の増収となったこと、②火工品事業部門が、自動車エアバッグ用インフレータの販売が増加したことや、為替の影響などにより、前連結会計年度比123億円の増収となったことなどであります。
売上総利益
売上総利益は1,338億円と、前連結会計年度に比し177億円(15.2%)増加し、売上高に対する売上総利益の割合は29.7%と、前連結会計年度に比し3.5ポイント上昇いたしました。
これは、販売数量の増加、為替の影響などによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は695億円と、前連結会計年度に比し46億円(7.1%)増加いたしました。
これは、主に技術研究費や人件費の増加などによるものであり、売上高に対する販売費及び一般管理費の割合は15.4%と、前連結会計年度に比し0.8ポイント上昇いたしました。
営業利益
営業利益は643億円と、前連結会計年度に比し130億円(25.4%)の増益となりました。
売上高に対する営業利益の割合は14.3%と、前連結会計年度に比し2.7ポイント上昇いたしました。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比し85億円増加したと試算されます。
主な増益要因は、①セルロース事業部門が、販売数量の増加や為替の影響などにより、前連結会計年度比40億円の増益となったこと、②有機合成事業部門が、原料価格の低下や為替の影響などにより、前連結会計年度比17億円の増益となったこと、③合成樹脂事業部門が、原料価格の低下や為替の影響などにより、前連結会計年度比46億円の増益となったこと、④火工品事業部門が、販売数量の増加や為替の影響などにより、前連結会計年度比38億円の増益となったことなどであります。
営業外損益
営業外損益は11億円の収益(純額)となり、前連結会計年度に比し27億円悪化いたしました。
これは、主に為替損益の悪化によるものであります。
経常利益
経常利益は654億円と、前連結会計年度に比し103億円(18.8%)の増益となりました。
売上高経常利益率は14.5%と、前連結会計年度に比し2.1ポイント上昇いたしました。
また、総資産経常利益率(ROA)は11.6%と前連結会計年度に比し1.4ポイント上昇いたしました。
特別損益
特別利益は47億円を計上いたしました。これは、投資有価証券売却益27億円、固定資産処分益12億円などによるものであります。
特別損失は66億円を計上いたしました。これは、固定資産除却損43億円、クレーム補償費用16億円などによるものであります。
税金等調整前当期純利益
税金等調整前当期純利益は635億円と、前連結会計年度に比し105億円(19.9%)の増益となりました。
法人税等
税効果会計適用後法人税の負担率(実効税率)は26.7%と、前連結会計年度に比し5.1ポイント低下いたしました。
非支配株主に帰属する当期純利益
非支配株主に帰属する当期純利益は62億円と、前連結会計年度に比し14億円(28.9%)増加いたしました。
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は403億円と、前連結会計年度に比し91億円(29.0%)の増益となりました。
また、自己資本利益率(ROE)は12.2%と前連結会計年度に比し1.7ポイント上昇いたしました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
資産
総資産は5,602億円と、前連結会計年度末に比し51億円(0.9%)減少いたしました。
これは、たな卸資産の減少および投資有価証券の時価評価額の減少などにより、減少したものであります。
負債
負債は1,915億円と、前連結会計年度末に比し177億円(8.4%)減少いたしました。
これは、短期借入金および1年以内返済予定の長期借入金の返済などにより、減少したものであります。
純資産
純資産は3,687億円となりました。
純資産から非支配株主持分を引いた自己資本は3,374億円となり、自己資本比率は60.2%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00818] S1007R3Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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