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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJB7

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイセル 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当連結会計年度の経営成績および財政状態の分析
(1) 経営成績
売上高
売上高は4,401億円と、前連結会計年度に比し98億円(2.2%)の減収となりました。
これは、主に為替レート変動の影響によるものであります。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比し257億円減少したと試算されます。
主な減収要因は、①セルロース事業部門が、為替の影響などにより、前連結会計年度比150億円の減収となったこと、②有機合成事業部門が、為替の影響や原燃料価格低下に伴う販売価格への影響などにより、前連結会計年度比56億円の減収となったこと、③合成樹脂事業部門が、為替の影響や原燃料価格低下に伴う販売価格への影響などにより、前連結会計年度比41億円の減収となったことなどであります。
売上総利益
売上総利益は1,368億円と、前連結会計年度に比し30億円(2.2%)増加し、売上高に対する売上総利益の割合は31.1%と、前連結会計年度に比し1.4ポイント上昇いたしました。
これは、販売数量の増加、原燃料調達価格の低下の影響などによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は725億円と、前連結会計年度に比し30億円(4.4%)増加いたしました。
これは、主に研究開発費や人件費の増加などによるものであり、売上高に対する販売費及び一般管理費の割合は16.5%と、前連結会計年度に比し1.1ポイント上昇いたしました。
営業利益
営業利益は643億円と、前連結会計年度に比し横這いとなりました。
売上高に対する営業利益の割合は14.6%と、前連結会計年度に比し0.3ポイント上昇いたしました。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比し91億円減少したと試算されます。
主な増益要因は、①有機合成事業部門が、原燃料調達価格の低下などにより、前連結会計年度比4億円の増益となったこと、②合成樹脂事業部門が、販売数量の増加や原燃料調達価格の低下などにより、前連結会計年度比10億円の増益となったこと、③火工品事業部門が、販売数量の増加などにより、前連結会計年度比74億円の増益となったことなどであります。
減益要因は、セルロース事業部門が、為替の影響や減価償却費の増加などにより、前連結会計年度比67億円の減益となったことなどであります。

営業外損益
営業外損益は19億円の収益(純額)となり、前連結会計年度に比し9億円改善いたしました。
これは、主に為替損益の改善によるものであります。
経常利益
経常利益は662億円と、前連結会計年度に比し8億円(1.2%)の増益となりました。
売上高に対する経常利益の割合は15.0%と、前連結会計年度に比し0.5ポイント上昇いたしました。
また、総資産経常利益率(ROA)は11.4%と前連結会計年度に比し0.2ポイント低下いたしました。
特別損益
特別利益は26億円を計上いたしました。これは、投資有価証券売却益25億円などによるものであります。
特別損失は44億円を計上いたしました。これは、固定資産除却損34億円、クレーム補償費用10億円などによるものであります。

税金等調整前当期純利益
税金等調整前当期純利益は644億円と、前連結会計年度に比し9億円(1.4%)の増益となりました。
法人税等
税効果会計適用後法人税の負担率(実効税率)は22.1%と、前連結会計年度に比し4.6ポイント低下いたしました。
非支配株主に帰属する当期純利益
非支配株主に帰属する当期純利益は69億円と、前連結会計年度に比し7億円(11.0%)増加いたしました。
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は432億円と、前連結会計年度に比し29億円(7.2%)の増益となりました。
また、自己資本利益率(ROE)は12.2%と、前連結会計年度に比し横這いとなりました。
(2) 資産、負債および純資産の状況
資産
総資産は5,997億円と、前連結会計年度末に比し395億円(7.1%)増加いたしました。
これは、たな卸資産などの減少がありましたが、現金及び預金や受取手形及び売掛金などの増加により、増加したものであります。
負債
負債は2,003億円と、前連結会計年度末に比し88億円(4.6%)増加いたしました。
これは、支払手形及び買掛金などの減少がありましたが、繰延税金負債や修繕引当金などの増加により、増加したものであります。
純資産
純資産は3,994億円となりました。
純資産から非支配株主持分を引いた自己資本は3,696億円となり、自己資本比率は61.6%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00818] S100AJB7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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