有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YCP7 (EDINETへの外部リンク)
フクビ化学工業株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループにおいて、研究開発活動は主に当社が行っております。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野における喫緊の研究課題への対応に加え、中期経営計画に基づく新規事業分野への進出、さらには長期的成長の基盤となる基礎研究にも取り組んでおります。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じてSDGs宣言に則した商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズを捉え、共感を生む価値ある商品開発を目標として、保有技術・資源を基盤としつつ、新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として1,027百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
① 新たな住まい
多様化するユーザーニーズや空間デザインのトレンドに対応し、機能性と意匠性を高度に融合させた製品開発に注力いたしました。住宅の意匠を損なわない細見付形状の「クロス見切」および「クロス出隅」については、市場トレンドを反映したグレー、グレージュ色のラインアップを追加いたしました。また、「ミニ巾木スリム」や「スッキリ枠」を開発いたしました。再生木材を用いた「プラスッド」シリーズでは、天然木の質感を忠実に再現した高意匠性の「デッキND KKAA」を市場投入いたしました。さらに、その技術を水平展開し、4面にエイジドウッド意匠を施した「ルーバーJF5095CA KKAA」の開発を進めるなど、環境性能とデザイン性の両立を図っております。
資源循環社会の実現を目指し、使用済みプラスチックを原料とするケミカルリサイクル技術を用いた再生原料の採用検討を進め、乾式遮音二重床「フリーフロアーCPシリーズ」の支持脚部分への適用に成功しました。これにより、建設資材として導入するための技術的な課題を解消いたしました。また、環境配慮型商品ブランド『Fukuvalue』推進の一環として、塩ビクロス廃材を活用した再生塩ビ基材の制振マットを開発いたしました。従来のアスファルトタイプと比較して約20%の軽量化を実現し、配送効率の向上および施工負荷の低減につなげております。新たに3製品についてSuMPO EPD(旧エコリーフ環境ラベル)を宣言・公開いたしました。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)等の普及に伴う住宅の高断熱化ニーズに応えるため、床断熱材の新ラインナップとして根太間用「フクフォームEco E-1.3型」を投入いたしました。本製品は、大引き間断熱に加える付加断熱としてだけでなく、既築住宅の断熱改修への拡販も目指しております。高性能な断熱材の拡販を通じ、脱炭素社会の実現に向けた住宅性能の向上に寄与してまいります。
② オフィス&ファクトリー
工場衛生製品『PLANTOOL』シリーズでは、金属サンドイッチパネルに対し断熱欠損リスクとなるビス穴を空けずにマグネットの取り付けができる「マグネットプロテクトライン15」を発売いたしました。また、食品工場の改修向けに、既存R巾木の撤去に伴う壁・床の補修工程を大幅に削減できる高さ200mmの樹脂製R巾木「クリーンライン200-50R」を開発いたしました。改修工事の効率化と衛生環境の維持を両立する製品として、積極的な提案を行っております。
また、文教施設分野においては、福井大学との共同研究「旧今庄中学校の断熱改修実証試験」を継続しております。既存建物の長寿命化に向けた断熱改修技術の知見を蓄積し、次世代の製品開発に向けた研究を深化させてまいります。
(2)CSE事業での取り組み
① オフィス&ファクトリー
物流施設向け製品である「樹脂製フォークガード」および「樹脂製コーナーガード」については、冷蔵倉庫での使用を可能とする開発が完了いたしました。これにより適用領域を拡大するとともに、さらなる性能向上を図り、冷凍食品の需要が拡大している冷凍倉庫用途への展開に向けた開発を推進しております。
② モビリティ
樹脂製イルミネーション部材「光ガイディングバー」において、フッ素を一切使用しないPFASフリー仕様の開発を推進し、技術確立を達成しました(2027年1月量産開始予定)。欧州を中心としたフッ素規制の動きを見据え、環境対応技術としての優位性を確立し、車載イルミネーション分野での展開を加速しております。
③ その他
顧客ニーズを具現化したメタリック意匠材料「フクメタル」において、市場拡大に対応した製品ラインアップ強化を推進しました。さらに、地球温暖化に伴う高温環境への対応として、耐熱樹脂「ハイヒート」の開発を進め、将来市場への対応力強化を図っています。
(3)精密事業での取り組み
精密加工品では、反射防止パネル「ハーツラスAR」において、新たにコーティングAG・AR(防眩・反射防止)の量産技術を開発しました。AG・ARはモビリティにおいて外光の入射により画像視認性が悪化する課題を解決できる技術として期待されます。また、各工程において見合った省人省力化設備を企画開発して導入し、生産性を向上させました。
(4)グローバル事業での取り組み
① 北米市場向け
米国現法のブランド製品である「Tilt-Up・Precast工法資材」において、今後需要の増加が期待できる断熱プレキャストサンドイッチパネルを用いた「IPC(Insulated Panel Cap)」についての防水性・施工性を向上する製品開発を行いました。また、同じく米国現法ブランド製品の「断熱材固定枠材」において、角部分の施工性と意匠性を向上させる新規部材の製品開発に取り組みました。
② ASEAN市場向け
これまで日本でデザインされた製品を販売し、ご好評を頂いてきました「浴室用床シート」につきまして、より現地の嗜好に合わせたオリジナルデザインのご要望を頂き検討を行っています。引き続き継続して取り組み製品化に向けて開発を進めてまいります。
(5)その他
① まちづくり事業開発
公共空間向け屋外家具ブランド「ファンダライン」に加えて、3つの新ブランドを発売し、従来のベンチタイプ以外に、ソーラーLEDを活用したソーラーポールライト・アプローチライトを追加して販売領域を拡大しました。
デジタル造形技術(3Dプリンター)を活用した製品の開発を進めてまいります。
② CFRP事業開発
熱可塑性プリプレグシートのフィルム製造からプレス成型までの一貫製造プロセスの量産化技術開発に引き続き取り組んでおります。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」(2021年度~2035年度)において、優れた成果をあげた研究開発テーマとして、2025年度「NEDO 省エネルギー技術開発賞」の最高位にあたる理事長賞を受賞いたしました。また、福井県工業技術センターと共同で技術指導を得ながら熱硬化性プリプレグ成形技術開発に取り組んでおります。
インフラ、モビリティ、電子機器、スポーツ分野や更には航空機などの軽量かつ高強度が要求される分野に量産化採用されることを目指してまいります。
今後も顧客ニーズを捉え、共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供する研究開発を推進してまいります。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野における喫緊の研究課題への対応に加え、中期経営計画に基づく新規事業分野への進出、さらには長期的成長の基盤となる基礎研究にも取り組んでおります。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じてSDGs宣言に則した商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズを捉え、共感を生む価値ある商品開発を目標として、保有技術・資源を基盤としつつ、新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として1,027百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
① 新たな住まい
多様化するユーザーニーズや空間デザインのトレンドに対応し、機能性と意匠性を高度に融合させた製品開発に注力いたしました。住宅の意匠を損なわない細見付形状の「クロス見切」および「クロス出隅」については、市場トレンドを反映したグレー、グレージュ色のラインアップを追加いたしました。また、「ミニ巾木スリム」や「スッキリ枠」を開発いたしました。再生木材を用いた「プラスッド」シリーズでは、天然木の質感を忠実に再現した高意匠性の「デッキND KKAA」を市場投入いたしました。さらに、その技術を水平展開し、4面にエイジドウッド意匠を施した「ルーバーJF5095CA KKAA」の開発を進めるなど、環境性能とデザイン性の両立を図っております。
資源循環社会の実現を目指し、使用済みプラスチックを原料とするケミカルリサイクル技術を用いた再生原料の採用検討を進め、乾式遮音二重床「フリーフロアーCPシリーズ」の支持脚部分への適用に成功しました。これにより、建設資材として導入するための技術的な課題を解消いたしました。また、環境配慮型商品ブランド『Fukuvalue』推進の一環として、塩ビクロス廃材を活用した再生塩ビ基材の制振マットを開発いたしました。従来のアスファルトタイプと比較して約20%の軽量化を実現し、配送効率の向上および施工負荷の低減につなげております。新たに3製品についてSuMPO EPD(旧エコリーフ環境ラベル)を宣言・公開いたしました。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)等の普及に伴う住宅の高断熱化ニーズに応えるため、床断熱材の新ラインナップとして根太間用「フクフォームEco E-1.3型」を投入いたしました。本製品は、大引き間断熱に加える付加断熱としてだけでなく、既築住宅の断熱改修への拡販も目指しております。高性能な断熱材の拡販を通じ、脱炭素社会の実現に向けた住宅性能の向上に寄与してまいります。
② オフィス&ファクトリー
工場衛生製品『PLANTOOL』シリーズでは、金属サンドイッチパネルに対し断熱欠損リスクとなるビス穴を空けずにマグネットの取り付けができる「マグネットプロテクトライン15」を発売いたしました。また、食品工場の改修向けに、既存R巾木の撤去に伴う壁・床の補修工程を大幅に削減できる高さ200mmの樹脂製R巾木「クリーンライン200-50R」を開発いたしました。改修工事の効率化と衛生環境の維持を両立する製品として、積極的な提案を行っております。
また、文教施設分野においては、福井大学との共同研究「旧今庄中学校の断熱改修実証試験」を継続しております。既存建物の長寿命化に向けた断熱改修技術の知見を蓄積し、次世代の製品開発に向けた研究を深化させてまいります。
(2)CSE事業での取り組み
① オフィス&ファクトリー
物流施設向け製品である「樹脂製フォークガード」および「樹脂製コーナーガード」については、冷蔵倉庫での使用を可能とする開発が完了いたしました。これにより適用領域を拡大するとともに、さらなる性能向上を図り、冷凍食品の需要が拡大している冷凍倉庫用途への展開に向けた開発を推進しております。
② モビリティ
樹脂製イルミネーション部材「光ガイディングバー」において、フッ素を一切使用しないPFASフリー仕様の開発を推進し、技術確立を達成しました(2027年1月量産開始予定)。欧州を中心としたフッ素規制の動きを見据え、環境対応技術としての優位性を確立し、車載イルミネーション分野での展開を加速しております。
③ その他
顧客ニーズを具現化したメタリック意匠材料「フクメタル」において、市場拡大に対応した製品ラインアップ強化を推進しました。さらに、地球温暖化に伴う高温環境への対応として、耐熱樹脂「ハイヒート」の開発を進め、将来市場への対応力強化を図っています。
(3)精密事業での取り組み
精密加工品では、反射防止パネル「ハーツラスAR」において、新たにコーティングAG・AR(防眩・反射防止)の量産技術を開発しました。AG・ARはモビリティにおいて外光の入射により画像視認性が悪化する課題を解決できる技術として期待されます。また、各工程において見合った省人省力化設備を企画開発して導入し、生産性を向上させました。
(4)グローバル事業での取り組み
① 北米市場向け
米国現法のブランド製品である「Tilt-Up・Precast工法資材」において、今後需要の増加が期待できる断熱プレキャストサンドイッチパネルを用いた「IPC(Insulated Panel Cap)」についての防水性・施工性を向上する製品開発を行いました。また、同じく米国現法ブランド製品の「断熱材固定枠材」において、角部分の施工性と意匠性を向上させる新規部材の製品開発に取り組みました。
② ASEAN市場向け
これまで日本でデザインされた製品を販売し、ご好評を頂いてきました「浴室用床シート」につきまして、より現地の嗜好に合わせたオリジナルデザインのご要望を頂き検討を行っています。引き続き継続して取り組み製品化に向けて開発を進めてまいります。
(5)その他
① まちづくり事業開発
公共空間向け屋外家具ブランド「ファンダライン」に加えて、3つの新ブランドを発売し、従来のベンチタイプ以外に、ソーラーLEDを活用したソーラーポールライト・アプローチライトを追加して販売領域を拡大しました。
デジタル造形技術(3Dプリンター)を活用した製品の開発を進めてまいります。
② CFRP事業開発
熱可塑性プリプレグシートのフィルム製造からプレス成型までの一貫製造プロセスの量産化技術開発に引き続き取り組んでおります。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」(2021年度~2035年度)において、優れた成果をあげた研究開発テーマとして、2025年度「NEDO 省エネルギー技術開発賞」の最高位にあたる理事長賞を受賞いたしました。また、福井県工業技術センターと共同で技術指導を得ながら熱硬化性プリプレグ成形技術開発に取り組んでおります。
インフラ、モビリティ、電子機器、スポーツ分野や更には航空機などの軽量かつ高強度が要求される分野に量産化採用されることを目指してまいります。
今後も顧客ニーズを捉え、共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供する研究開発を推進してまいります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00829] S100YCP7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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