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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100KV4W (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 大阪有機化学工業株式会社 研究開発活動 (2020年11月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


研究開発活動に関しましては、自社のコア技術を生かし市場のニーズに合致した製品をスピーディーに提供するため、営業開発担当者と研究員が一体となり連携しながら市場の要望に対応しております。更に本年度は研究開発の拠点として、大阪事業所に新研究棟(Creo Research Center)を建設し、新事業の創出を一層加速させるためにその研究環境を整えております。
当連結会計年度の研究開発費は1,210百万円となり、売上高の4.2%を占めております。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1)化成品事業
化成品事業では、4-ヒドロキシブチルアクリレート、イソボロニルアクリレートなどの既存製品に関してはコスト競争力を高めるためのプロセス改良検討を行っております。また、当社が長年培ってきた反応技術、蒸留技術を駆使して 今後、市場の成長が見込まれるUVインクジェット分野や粘接着剤分野等へ、高感度・低粘度などの新規の紫外線硬化型モノマーを投入してまいります。

(2)電子材料事業
電子材料事業では、表示材料については、フレキシブルディスプレイ関連材料の開発を推し進めると共に、マイクロLED、EL用偏光材料等の次世代材料、配線材料等の周辺材料への開発にも注力しております。また、半導体材料については、EUVレジスト用モノマーを初めとする次世代半導体材料開発に加え、下層膜等の周辺材料などの開発にも取り組んでおります。

(3)機能化学品事業
機能化学品事業では、アクリルモノマーの重合技術を背景に化粧品原料の研究開発を進めるとともに防曇性・親水性に優れた材料の開発にも注力しており、さまざまな用途で本格的採用を目指しております。更に三菱ケミカル株式会社より頭髪化粧品用アクリル樹脂事業を譲受する契約を締結いたしました。これらの技術と自社保有技術を融合させ、当社が開発を進めている生体適合材料や超親水性コーティングとの多面的なシナジーを創出してまいります。

(4)新規事業
新規事業領域の確立に向けて、特殊アクリルをベースにエラストマー、伸縮性導電材料、調光材料、有機圧電材料の開発を進めており、他社や大学との共同開発にも取り組んでおります。同時に川下化戦略にも注力しており、ライフサイエンス、医療、エネルギー変換等の分野において、スマートウィンドウ、センサ/スイッチ、ハプティクスデバイス、パワーデバイス用途等、近い未来において急拡大が見込まれる市場に向けた材料開発にも注力しております。

また、新規に開発した材料については、特許出願など知的財産権の確保に努めるとともに、学会発表や新聞発表、展示会等のメディアを通じていち早く市場に提案し、顧客からのフィードバックを重視した商品開発を行ってまいります。今後ともアクリルモノマーの合成技術・アクリル重合技術・精密有機合成技術のシナジーにより、市場のニーズにマッチした製品を市場に提供していきたいと考えております。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00855] S100KV4W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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