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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R1F5 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ジェイエスピー 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、省エネ・省資源など地球エネルギー資源の保護及び地球環境への配慮を基本として、社会・市場からの要求を先取りし、ユーザーから信頼される製品を提供できるよう研究開発活動を進めております。
研究開発は二つの研究所(鹿沼研究所及び四日市研究所)を拠点として、各事業部の開発部門、生産技術部門及び国内外関係会社との連携、更には社外関係先との協業を図りながらグローバルな視点で行われております。両研究所は当社グループの中核技術である発泡技術と関連する得意技術を活用して、現行製品の品質・性能の改善及び新たな高機能製品群の開発に取り組んでおります。主として、鹿沼研究所は押出発泡技術、四日市研究所はビーズ発泡技術を駆使して新技術、新製品の開発を進めております。更に、開発された新技術、新製品は、戦略的かつ速やかな特許出願により知的財産権の確保に努めております。
当連結会計年度における当社グループの支出した研究開発費の総額は売上高の1.7%に相当する2,277百万円であり、各セグメントの内訳は、押出事業が699百万円、ビーズ事業が853百万円、各報告セグメントに帰属しない全社費用が724百万円であります。

セグメントごとの研究開発活動の概要は次のとおりであります。

(押出事業)
長年進化を続けた押出発泡技術をベースに環境対応、市場からの多様なニーズにマッチした製品或いはニーズを先取りする製品の早期開発に努めております。
生活資材・食品包装分野では、需要が拡大している冷凍食品容器や電子レンジ対応容器向けに新たな価値を付加した発泡シートを開発しております。また、従来の発泡ポリスチレンシートについても更なる軽量化に対応できるよう開発を進めております。さらに事業領域拡大のため食品廃棄物処理機用の微生物担持体の開発も進めております。
産業資材分野では、用途拡大を目的として、多様な素材をベースとした様々な機能を持つ発泡シートを開発しております。
建築分野の断熱材市場においては、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様の住宅の増加に伴い、高性能発泡ポリスチレン断熱材である「ミラフォームΛ(ラムダ)」の需要も年々増大しております。更なる市場拡大のために、低熱伝導率化技術の改良や、新高性能断熱材の開発を引き続き進めております。また、事業領域拡大のため無機系の耐火耐熱断熱材の開発も進めております。そしてそれらを市場投入していくことにより、省エネルギー社会へのより一層の貢献を目指してまいります。

(ビーズ事業)
当社グループの得意とする懸濁重合、ダイレクトビーズ発泡、ビーズ成形等の技術を活かした高機能性製品群、環境対応製品群の開発、拡充に取り組んでおります。
高度化、多様化するグローバルな市場要求に応えるため、ポリスチレン、ポリオレフィンといった従来の発泡素材をベースに剛性や難燃性を高めたグレード開発のみならず、エンジニアリングプラスチック、バイオプラスチック、リサイクルプラスチックをベースに、様々なビーズ発泡体の研究開発を進めております。また、快適社会を実現するための次世代最新技術市場に特化した新製品群の開発を進めております。
ブロー成形とビーズ成形を融合した表皮一体型ビーズ発泡体「FOAMCORE」に関しては、軽量かつ高強度という特性を形状設計技術により深化させ、既存の住宅設備やフロート分野に加え、国内外を問わずモビリティ分野等へのアプローチを拡大しております。
ブロー成形と押出発泡を組み合わせた発泡ブロー成形品「スーパーフォーム」に関しては、軽量性、断熱性、消音性の特性から自動車及び農機のエアコンダクトに採用されております。特に自動車用では、国内での採用車種が徐々に増えております。新たな用途・分野拡大のため、高機能品の開発を引き続き進めてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00858] S100R1F5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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