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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007US7

有価証券報告書抜粋 株式会社コーエーテクモホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 重要な会計方針」に記載したとおりであります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度における経営成績は売上高383億32百万円(前連結会計年度比1.4%増)、営業利益110億69百万円(同14.7%増)、経常利益157億55百万円(同16.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益108億55百万円(同15.1%増)となりました。
これらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。

(3)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産、負債及び純資産の状況)
①資産の部
当連結会計年度末における資産合計は、1,109億25百万円(前連結会計年度比3.7%減)となりました。うち流動資産は274億30百万円(同1.6%増)、固定資産は834億95百万円(同5.3%減)であります。
流動資産の主な内訳は現金及び預金122億58百万円、売掛金109億62百万円であります。
固定資産の主な内訳は投資有価証券621億20百万円であります。
②負債の部
当連結会計年度末における負債合計は、122億19百万円(前連結会計年度比16.0%減)となりました。うち流動負債は105億84百万円(同3.3%減)、固定負債は16億34百万円(同54.5%減)であります。
流動負債の主な内訳は未払法人税等29億円、支払手形及び買掛金22億43百万円であります。
固定負債の主な内訳は繰延税金負債5億26百万円であります。
③純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、987億6百万円(前連結会計年度比2.0%減)となりました。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループでは、新規タイトルの創出による特定タイトルへの依存度低下、最適な製品発売時期を見据えた開発スケジュール管理の徹底により、年間ベースでの業績目標を達成すべく努力しております。しかしながら、市場動向や、やむをえない開発スケジュールの変更による製品発売時期変動のため、業績に影響を与える可能性があります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。

(6)経営戦略の現状と見通し
当社グループは、グループビジョン「世界No.1のエンタテインメント・コンテンツ・プロバイダー」のもと、
更なる成長性と収益性の実現に向け挑戦を続けるとともに、「クオリティ&サティスファクション」を商品コンセプトに、高い品質によってお客様に大きな満足を提供してまいります。
(中長期的な会社の経営戦略)
① コンテンツ・クリエイション戦略
様々な分野に独創性溢れるエンタテインメント・コンテンツを提供し、幅広い年齢層にコーエーテクモファンを広げる
② コンテンツ・エキスパンション戦略
IPを多方面に展開して、総合的なIPの商品力を高め、新しいファンを獲得する
③ グローバル・ロジスティックス戦略
開発・販売のグローバル化を推進し、コストダウンによる収益力を強化するとともに、海外で新たなファンを開拓する

(次期の見通し)
今後の景気見通しといたしましては、海外において景気の下振れリスク等の先行き懸念が依然として強く不透明な状況が想定されますが、国内においては雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復が期待されます。
ゲーム業界におきましては、スマートフォン向けゲームやデジタルゲーム分野の成長が引き続き見込まれます。また、ゲームの世界に本当に入り込んでいるかのような没入感をもたらすバーチャルリアリティ(VR)システムが各社から発表されているほか、任天堂株式会社から新型ゲーム機「NX(開発コード名)」の発売時期が発表されるなど、ゲーム業界は更なる成長が期待されます。
このような経営環境下において、当社グループは、グループビジョン「世界No.1のエンタテインメント・コンテンツ・プロバイダー」のもと、更なる成長性と収益性の実現に向け挑戦を続けるとともに、「クオリティ&サティスファクション」を商品コンセプトに、高い品質によってお客様に大きな満足を提供してまいります。グループ経営方針として「IPの創造と展開」を掲げ、新作タイトルの成功や当社の強みである国内外大型コラボレーションの獲得を目指してまいります。
ブランドとIPを経営の主軸に据え、ブランドとIPの価値を最大化しグループ全体の企業価値を一層高めるため、2016年4月1日付で当社グループの主要な事業会社である株式会社コーエーテクモゲームスにおいて、ソフトウェア事業部、ネットワーク事業部、メディア事業部を統合してエンタテインメント事業部とし、5ブランド(「シブサワ・コウ」「ω-Force」「Team NINJA」「ガスト」「ルビーパーティー」)を設けました。
エンタテインメント事業では、各ブランドにおいてスマートフォン向けゲームの成功を目指すとともに、デジタル分野や新型デバイス、新型ゲーム機への対応を拡充し、「IPの創造と展開」に取り組んでまいります。「シブサワ・コウ」ブランドでは、新規IPの創造や既存IPを多角化させることで歴史ゲームの第一人者としての地位を確立してまいります。「ω-Force」ブランドでは、「討鬼伝2」(PS4、PS3、PS Vita用)などのナンバリングタイトルに加えて、幅広い分野との大型コラボレーションに注力してまいります。「Team NINJA」ブランドでは、新規IP「仁王」(PS4用)をワールドワイドで立ち上げるほか、対戦ゲームとアクションゲームのNo.1ブランドを創造してまいります。「ガスト」ブランドでは、「アトリエ」シリーズなどの既存IPの展開を強化するほか、「ガスト」ならではの独自性を活かした新規IPを創造してまいります。「ルビーパーティー」ブランドでは、「ネオロマンス」シリーズの拡充に加え、新たな切り口でのゲーム開発やイベント開催、アジアへ向けたメディアミックスにも取り組んでまいります。
SP事業では、新規オリジナルタイトルの開発やパチンコ・パチスロ他機種への展開に加え、社内外のIPとのタイアップにも注力してまいります。また、版権許諾の拡充と開発ラインの効率化を推進いたします。
アミューズメント施設運営事業では、既存店の売上・利益の向上に努めるほか、新たなビジネスモデルにチャレンジしてまいります。
不動産事業では、当社グループが保有する不動産資産を有効活用するとともに、物件管理の向上とコストダウンを進めてまいります。


(7)経営の基本方針について
2009年4月1日、株式会社コーエーとテクモ株式会社はグローバルベースでのより充実した経営基盤と大きな成長機会の獲得により企業価値を最大限に高めることを目的に、両社の持株会社となる当社「株式会社コーエーテクモホールディングス」を設立し、コーエーテクモグループとして新たなスタートを切りました。
当社グループは、「創造と貢献」という経営理念のもと、新しい価値を創造して、社会に貢献する「世界No.1のエンタテインメント・コンテンツ・プロバイダー」としてお客様や株主の皆様から期待と信頼を寄せられる企業となり、長期的な発展を目指します。その実現には以下の経営方針をもってあたります。
(経営方針)
① 最高のコンテンツの創発
素晴らしいコンテンツを通じて、お客様に最高の感動を提供する
② 成長性と収益性の実現
経営基盤を安定化させ、更なる発展を目指す
③ 社員の福祉の向上
業績と福祉の向上により、活力に満ちた魅力ある企業となる
④ 新分野への挑戦
社会にとって役に立つ新しさの実現にチャレンジし続ける

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22460] S1007US7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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