有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YKW4 (EDINETへの外部リンク)
菊水化学工業株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループの研究開発活動につきましては建築・土木市場、及び戸建住宅における下地から仕上げまでトータルコーディネートできる商品の設計開発を行っています。研究開発では機能性原材料や新技術を採用した製品開発、新市場、環境や使う人に配慮した製品などの開発に努めております。これらの研究活動に携わる商品開発本部は建材塗料事業本部(建築用仕上塗材用)、住宅事業本部(住宅用)に関わる分野を中心に研究開発に取組んでおります。当連結会計年度において当社グループが支出した研究開発費の総額は311,640千円であります。
なお、2026年3月末日現在の特許及び実用新案権の登録中の件数は42件、出願中のものは34件であります。
当社グループは、製品販売・工事の単一セグメントであるため、セグメント別に替えて事業部別に記載しております。
[1] 建材塗料事業本部
主力分野である国内建築用仕上塗材事業では、持続可能な社会への貢献を目指し、建物への下地調整塗材から仕上塗材まで安定した品質の提供とこれまで培ってきた水性塗料技術、無機材料技術を基に独自の製品開発に取組んできました。建物を大切な資産として維持・向上するため独自のノウハウと専門的な知識から6つのソリューションとして環境対策・省エネ対策・美観回復・剥落対策・機能回復・漏水対策に適した製品を提案しています。近年においても社会問題となっているアスベスト含有建材からの飛散問題に対しては塗膜除去システム、二酸化炭素(CO2)排出量削減に対しては建築仕上材業界では初となる「ジオポリマー」技術を活用した建築用仕上塗材ジオアース、脱炭素化としてバイオマスバランス・アプローチにより第三者機関に認証された樹脂を主成分とした低炭素対応型塗料水系ファインコートフッ素BMBシリーズはCO2排出削減量を可視化可能など環境負荷低減に貢献してまいりました。
一方、少子高齢化や新築着工数の減少を背景にリフォーム市場の拡大、重要性に対して新たな加盟店制度「キクスイリフォームハーモニー」を設立、塗料メーカー・施工業者・販売店が連携しそれぞれの強みを活かしたリフォーム提案を行い責任施工体制の強化を行っていきます。
また、SDGsターゲット11.4「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」への取組みとして、端島炭坑(通称「軍艦島」)に建つコンクリート構造物の保全・長寿命化プロジェクトに参画、当社の無機・セメント製品の技術により一翼を担ってまいります。
今後も幅広い領域での建築・土木製品の研究開発に努めてまいります。
建材塗料事業本部に係る全体の研究開発費は218,285千円であります。
[2] 住宅事業本部
住宅やマンションのリフォーム市場の拡大が一層期待される中で、材(自社開発塗材製品)と工(自社施工体制)を一体化させたメーカー責任施工により安定した完成塗膜を提供し、顧客に安心と安定した品質、満足を与えることを研究開発の目的としています。
顧客ニーズを取り込んだ製品および工法の開発・改良を行い、製品の高性能化、新たな意匠性塗材の提案、品質保証体制の充実化、安全第一の施工体制に重点を置き取組んでまいります。
住宅事業本部に係る研究開発費は93,354千円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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