シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W3ZN (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ロート製薬株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、少子高齢化の時代を迎える国内においても、より多くの人々が、快適に暮らすことのできるWell-beingな社会の実現を目指し、健康と美に関するソリューションを提供することで、健康寿命の延伸に挑戦しております。研究開発活動としましては、先端技術の研究に注力し、既存領域であるアイケア、スキンケア並びに内服薬領域のさらなる独創的かつ付加価値製品の開発を進めるとともに、健康の維持増進に欠かせない機能性食品や検査薬開発への取り組みを精力的に進めております。また、セルフケア領域に加えて医療分野への拡充を進め、難治性創傷のための創傷治療システム「オートロジェルシステム」が国内にて保険適用を受け販売を開始しました。また、眼科用治療剤「ROH-001」の国内第I相臨床試験で安全性が確認されたほか、幹細胞を用いた再生医療による新規治療薬の研究開発につきまして、難治性疾患治療への適応に引き続き取り組んでおります。
当連結会計年度においても、Nakanoshima Qross(未来医療国際拠点)にラボ・オフィスを開設し、再生医療の産業化を推進し、新たな治療の選択肢の創造を進めています。先端の皮膚科学研究拠点として大阪大学に皮膚免疫微生物学共同研究講座や、次世代医療・研究拠点「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」へ参画するなど国内外の大学をはじめとした外部研究機関やベンチャー企業を含む他企業との連携による技術アライアンスを推進し、医薬品をはじめ機能性化粧品や機能性食品の領域に、エビデンスと高い技術力に裏打ちされた実効性のある独自性の高い素材、技術を搭載した新製品を投入することによって、引き続き事業基盤の強化を図っております。

当連結会計年度の研究開発費総額は、14,995百万円(セグメント間の取引消去後)であり、セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。


アイケア関連におきましては、目の健康を通じて、世界中の人々のWell-beingに貢献していくため、自社技術のさらなる強化・分野拡大とともに、国内外のグループ企業及び外部研究機関との連携・共同開発を積極的に行って、競争優位性の維持強化を進めております。
当連結会計年度における主な成果としまして、「なみだロート」ブランドでは、5本入り人工涙液「なみだロートファイブ」の新発売、「なみだロートドライエイド」や「新なみだロートドライアイ」の刷新など、ブランド全体の強化を進めました。また、目薬の旗艦ブランドである「Vロート」シリーズでは「Vロートゴールド40」シリーズを発売して、さらなるブランド育成を行いました。さらに、若年層の目薬需要にこたえるため、「ロートメメモイスチャーティアセラム」を発売して、幅広い層に対応する製品ラインナップを構築いたしました。
スキンケア関連におきましては、医薬品、医薬部外品および化粧品等の分野を中心として、様々な皮膚疾患や肌、毛髪の健康・美容に対する研究開発を積極的に進め、製薬企業としての技術基盤に基づく、高い機能性を有した製品の開発により競争優位性を確保することを重点課題として、研究開発活動を行っております。また、継続して外部研究機関との連携を強化し、新規技術の確保と新規領域への拡大に注力しております。

当連結会計年度における主な成果としまして、敏感肌ブランド「ケアセラ」から初のフェイスケアシリーズとして、「高保湿先行バリア乳液」と「高保湿バリアスキンバーム」を新発売いたしました。またデイリーユースの日やけ止めブランド「スキンアクア」から、スキンケア効果と日やけ止め効果を両立し、ヒアルロン酸を配合した「ヒアルロンセラムUV」、トーンアップシリーズから新色「トーンアップUVエッセンス はかなげブルー」、肌にやさしい使い心地のノンケミカル処方の「ナチュラルベールUVエッセンス クリアホワイト/ローズ」を新発売し、更なるブランド育成を行いました。 D2CスキンケアブランドのSKIOからは、化粧水「スキオVCバランシングピールローション」を新発売すると共に、美容液「スキオVCホワイトピールセラム」と美容ゲル「スキオVCホワイトピールゲル」の処方を強化いたしました。更に、美容医療発想から生まれた機能性化粧品 ダーマセプトRXシリーズからは、レチノールのA反応を科学した浸透コントロール技術を搭載し、ピュアレチノールを配合した「ダーマセプトRX VAセラム」を新発売いたしました。フェムケア関連では、新ブランド「LABiOME(ラビオーム)」から、デリケート部位に着目した洗浄剤を新発売いたしました。ヘアケア関連におきましては、スキンケアと再生医療研究の知見と技術を頭皮や毛髪にも応用し、独自開発した『コルセット技術』を搭載した「PRORY」並びに「GYUTTO」の新規2ブランドの市場投入により、本格事業参入を進めました。
内服関連におきましては、美と健康を目的とする内服薬やサプリメントの開発と研究を積極的に進めております。
当連結会計年度における主な成果としまして、リポソーム型ビタミンCを配合した「The LYPO」ブランドから持ち運びしやすいスティック包装のパウダータイプを発売いたしました。体づくりも、勉強も、運動も頑張りたい成長期のお子さまに向けた栄養機能食品の「セノビック パフォーマンスUP」から水なしで服用できるチュアブルタイプを発売いたしました。コンパニオンアニマルである犬の目と全身の健康維持をサポートする犬用サプリメント「ロートV5わん」を発売いたしました。またロートグループであるエムジーファーマ社と共同で、ロートグループ独自素材「グロビン蛋白分解物(メタップ®)」について、飲酒する方・中性脂肪が高めの方に対する「肝臓保護効果」があることを確認しました。この結果を踏まえ機能性食品化の検討を進めております。
検査技術関連では、妊活関連分野、感染症分野を中心に、新たな検査ニーズに応えるべく、競争優位性のある製品開発、製品改良を進めると共に、新たな技術探索を進めております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、13,122百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。今期は新たにカナダで点眼剤を発売し市場参入いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、474百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、234百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。「セルサン」等のヘアケア製品が大幅に伸長しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1,127百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。今期は新たにオーストラリアで点眼剤を発売し市場参入しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、36百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00942] S100W3ZN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。