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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003PB1

有価証券報告書抜粋 富士製薬工業株式会社 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、中国をはじめとする新興国の景気減速懸念などにより先行き不透明な状態が継続しておりますが、好調な米国経済に加え金融緩和や経済政策などにより、輸出企業を中心に企業業績が回復するなど景気浮揚に向けて明るい兆しが見えております。
医療用医薬品業界におきましては、引き続きジェネリック医薬品への使用促進が図られておりますが、国内新薬メーカーや外資製薬メーカー等によるジェネリック医薬品市場への参入が活発化するなど、企業間競争は益々厳しくなっております。また、2014年4月に薬価改定が実施され、薬価ベースで業界平均2.65%の引き下げが行われました。当社製商品の薬価引き下げによる影響は5.8%です。
このような状況のもと、当社は、2013年12月にマリンクロットジャパン株式会社から先発薬である非イオン性造影剤「オプチレイ注」の販売移管を、塩野義製薬株式会社から産科・婦人科製剤の先発薬4製剤の製造販売承認の承継及び販売移管(「ルトラール錠」、「フラジール膣錠」の承継及び「クロミッド錠」、「ノアルテン錠」の販売移管)を、それぞれ行っております。なお「オプチレイ注」につきましては、2014年6月から当社が製造販売承認を承継しております。
また、当社は2014年3月20日開催の当社取締役会において、三井物産株式会社と資本業務提携契約の締結及び同社を割当先とした第三者割当による新株式の発行を決議いたしました。資本業務提携契約については3月20日付けで締結し、4月21日に払込が完了しております。
営業面におきましては、重点領域である産婦人科領域において、新薬の月経困難症治療剤「ルナベル配合錠ULD」及び「ルナベル配合錠LD」の販売に注力するとともに、不妊症治療薬等の主力製品のシェア拡大を図っております。また、全国のDPC(入院医療包括評価)対象病院に向けては、新規開拓・取引拡大のための営業活動を積極的に展開しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、主力製品を中心に順調に推移し、29,215百万円(前年同期比16.1%増)となりました。利益面につきましては、研究開発費の増加や販売移管に伴う人件費等の増加、通期連結開始に伴う子会社の販管費及びのれんの償却費の増加等により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は3,173百万円(同2.7%減)、経常利益は3,198百万円(同5.3%減)、当期純利益は2,078百万円(同0.5%増)となりました。
売上高の内訳といたしましては、主力品目である既存の尿路・血管造影剤「オイパロミン」・「イオパーク」に加え、新たに販売権を取得した「オプチレイ注」を中心とする診断用薬が10,656百万円(前年同期比16.3%増)となり、月経困難症治療剤「ルナベル®配合錠ULD」及び「ルナベル®配合錠LD」、下垂体性性腺刺激ホルモン剤「HMG筋注用」、「フォリルモンP注」、子宮内膜症治療薬「ブセレキュア」など不妊症治療薬を中心とするホルモン剤が9,511百万円(同16.9%増)となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ2,158百万円増加し、8,680百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益3,232百万円に、仕入債務の増加額2,990百万円、減価償却費1,376百万円などを加える一方、たな卸資産の増加額2,568百万円、売上債権の増加額1,880百万円、法人税等の支払額1,474百万円があったこと等により、営業活動による収入は2,757百万円(前年同期比873百万円収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出1,079百万円、無形固定資産の取得による支出942百万円があったこと等により、投資活動による支出は1,975百万円(前年同期比4,626百万円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額593百万円、長期借入金の返済による支出921百万円があった一方、三井物産株式会社に対する第三者割当による新株式の発行により2,689百万円の収入があったこと等により、財務活動による収入は1,293百万円(前年同期比2,449百万円の収入減)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00975] S1003PB1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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