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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IVQT (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社エーアイ 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当事業年度の研究開発活動は、「エーアイは音声技術で社会に新しい価値をつくり続けます」を企業理念に掲げ、「高品質、高付加価値を有する日本語音声合成エンジン」を開発すべく、日々研究を積み重ねております。
2020年3月31日現在の研究開発体制は11名となっており、当事業年度における当社の支出した研究開発費の総額は115,133千円であります。
なお、当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

研究活動の状況は、言語処理、音声処理、エンジン開発の3グループにて、以下の研究開発活動を行いました。

音声合成向け日本語処理技術の向上を目指し以下の活動を行いました。
①日本語形態素解析Mecabの辞書エントリーの追加により形態素解析の解析精度の向上を図りました。
②日本語言語解析におけるポーズ位置推定に深層学習技術の導入を検討し、実験において従来のポーズ位置推定と比較して高精度なポーズ位置推定を実現できることを確認しました。
③日本語言語辞書の効率的な整備を実現するために辞書作成関連ツールの整備を実施しました。また、今後は製品開発部門と密に連携し、言語辞書の効率的な品質向上を進めていきます。

新しい高品質な音声合成エンジンの開発を進めるにあたり、以下の活動を行いました。
①DNNパラメトリック音声合成において、音声の統計的な特徴を考慮した学習法を開発し、従来のDNN音声合成と比較して品質が大幅に改善することを確認しました。また、この成果は国内学会や査読付き国際ワークショップにおいて発表を行いました。
②DNNパラメトリック音声合成の次世代応用技術のため、18名の新規話者の収録を実施しました。現在、これらの話者を用いて次世代技術の開発を進めています。
③名古屋大学との共同研究にて、昨年度成果の対外発表を実施しました。またリアルタイムニューラルボコーダーの基礎的な検証を完了し、技術移転を実施しました。

研究開発された言語・音声の新規アルゴリズムの早期実用化を進めるため、以下の開発を行いました。
①AITalk®5向け音声合成エンジンの開発を実施しました。本エンジンではDNNパラメトリック音声合成方式を搭載し、従来よりも品質が高くなめらかな合成音声の生成を実現しています。
②昨年度に引き続き、Cerence社多言語音声合成エンジンの日本語エンジンとして弊社の合成エンジンを統合可能にするために、エンジンAPIの改良及び新規機能を追加しました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E34052] S100IVQT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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