有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100XSLS (EDINETへの外部リンク)
アース製薬株式会社 研究開発活動 (2025年12月期)
当社グループは「生命と暮らしに寄り添い、地球との共生を実現する。」を経営理念に、めまぐるしく変わる国内外の市場環境や消費者志向に対応すべく、常に「お客様目線」に立ってニーズを発掘する姿勢、提供のタイミングを逃さない開発スピードを念頭におき、クオリティの高い安全な高付加価値製品を創造しております。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費は3,597百万円でありました。
報告セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。
(1) 家庭用品事業
① 基本方針
当事業では、お客様の生活空間の質向上を目的に、基礎的な研究を充実させ、お客様目線を第一に、独創的で高品質な製品を他社に先駆けて、提供することを目指しております。この方針のもと、お客様や小売店様からの要望、国内外の市場動向、技術動向などに関する情報の入手・調査・分析を行い、スピーディに、新製品開発及び既存製品の改良に取り組んでおります。
② 虫ケア用品にかかる研究
ハエ・蚊・ゴキブリ・ダニ・ノミ・マダニ・シラミなど健康被害を及ぼす衛生害虫や、アリ・ハチ・ムカデなどの不快害虫の駆除あるいは忌避を目的とした虫ケア用品の研究開発を行っております。近年の傾向として、特定害虫専用の駆除剤、忌避・予防製品、殺虫成分を含まない製品、さらには使用時の不快感が少ない、香りを重視した製品の需要が高まっており、これら特定製品のニーズの高まりにも応えるべく取り組んでおります。当連結会計年度の主な研究成果は以下のとおりであります。
人体用虫よけの分野においては、「肌によくなさそう」というイメージを払拭するため、スキンケア発想で設計した新ブランド『はだまも』を立ち上げました。長時間続く虫よけ効果はもちろんのこと、お肌にやさしい弱酸性かつ4種のうるおい成分を配合することで、これまで虫よけ剤を敬遠していたお客様にも安心してお使いいただける製品となっております。
また、ダニ対策製品において、『アースダニよけスプレーハーブの香り』のラインナップに、新たに『アースダニよけスプレーハーブの香りつめかえ用』を追加いたしました。本体容器の再利用を推進することで、廃棄物の削減に取り組んでいます。
③ 日用品にかかる研究
お客様の健康や、居間・浴室・トイレ・キッチンなどの居住空間の質向上に役立つ製品の提供を目指し、口腔衛生用品、入浴剤、消臭芳香剤、防虫剤、住居関連用品、ネズミ用駆除剤、脱臭・消臭剤、育毛剤、ペット用品などの研究開発を行っております。当連結会計年度の主な研究成果は以下のとおりであります。
マウスウォッシュ市場においては、1987年より発売してきた『モンダミン』を、38年ぶりにリニューアルいたしました。「お口年齢ケア」に着目し、美と健康の両面からお口のケアに貢献するブランドへと生まれ変わりました。洗浄力を強化するとともに、香味も改良し、より心地よい使用感を追求しています。これにより、オーラルケア習慣の定着とマウスウォッシュ市場のさらなる拡大を目指します。
入浴剤市場では、温浴効果だけでなく、美容や疲労回復といった付加価値への関心が高まっています。多様化するニーズに対応すべく、新ブランド「OFFROM」を立ち上げました。本ブランドは、カラダ・キモチ・お肌をトータルで整えることを目指しており、トレンドや美容に敏感な若年層のお風呂時間を活用した自分磨きや、身体のコンディション調整をサポートします。
白元アース㈱においては、日常生活における不快なニオイの代表格である「靴のニオイ」に着目いたしました。靴用消臭スプレーに関する消費者の購入重視点を分析した結果に基づいて、強力な消臭力に加え、除菌効果と速乾性を追求した『ノンスメル さわやかシューズ JET STRONG』を発売いたしました。市場ニーズに即した機能強化を図ることで、生活空間の質向上に貢献しております。
アース・ペット㈱は、大切な家族の一員であるペットのスキンケアを目的とした保湿クリーム『PetPit Cream』を発売いたしました。高い保水力を持つ天然成分を配合し、飼い主様とペットのより快適な暮らしをサポートします。
④ 園芸用品にかかる研究
虫ケア用品で培ってきた技術やノウハウを活かし、“安全”、“優れた効果”、“使いやすい”、“わかりやすい”を基本理念に、園芸愛好家の方から初心者の方まで幅広くご使用いただける園芸用品の研究開発を行っております。当連結会計年度の主な研究成果は以下のとおりであります。
家庭園芸における屋外作業をより快適に行える環境をサポートするために、『アースガーデン ヤブ蚊プッシュ』を上市いたしました。作業前に周囲へ噴射するだけで、ヤブ蚊の駆除と約8時間のバリア効果を発揮します。屋外作業の大きな障壁であった虫刺されの不安を解消することで、より手軽で快適な園芸環境の実現に貢献しております。
また、成長著しい観葉植物市場においては、『BotaNice』シリーズのラインナップを拡充しております。2025年は、観葉植物栽培における潜在的な課題であった衛生面に着目し、土面のカビ発生を抑制して美観を維持する『BotaNice 土のカビ予防スプレー』を上市いたしました。従来の虫・病気対策に加え、住環境との調和を求める新たなニーズに応えることで、市場のさらなる活性化を図っております。
当連結会計年度における家庭用品事業の研究開発費は3,467百万円となりました。
(2) 総合環境衛生事業
① 検査・検定にかかる研究当事業では、主に契約先からの各種検査・同定や異物検査依頼に対し、正確かつ迅速な体制を構築するため、「分析センター西日本ラボ(大阪府茨木市)」及び「分析センター東日本ラボ(千葉県千葉市)」の二拠点を設置しております。
両センターでは「迅速・正確・お客様第一」という基本方針のもと、食品や医薬品をはじめとした幅広い業種のお客様を対象に、高度な分析サービスを提供しております。国際規格であるISO/IEC 17025の試験所認定を取得するなど、グローバルな信頼性の確保に注力しています。具体的には、微生物検査においては、製品、原材料、製造環境や工程に存在する微生物の検査や菌種の同定を行っており、迅速測定法も積極的に導入しております。異物検査では、形態観察による確認、FT-IRや蛍光X線分析装置による化学的分析による、製品混入異物などの分類や同定を行っております。
また、DNA解析を活用した生物種の判定(遺伝子同定)や、受託試験、検査員の技術向上を図る研修事業も展開しております。特に、近年の施設・設備拡充を背景に、医薬品関連の検査や受託試験の依頼が堅調に推移しております。
② 調査・施工等にかかる研究
研究開発分野では、高品質な衛生環境の維持・管理を目的として、有害生物や微生物による汚染を防止する薬剤・機材の開発及び技術改良を継続しております。特に彩都総合研究所を核とし、AIやIoT等の先端技術を融合させた新たな衛生管理ソリューションの創出に取り組んでおります。
これらの活動においては、産官学連携による共同研究や実証実験を通じて科学的根拠(エビデンス)を蓄積し、公的なガイドライン作成への参画等を通じて業界全体の技術水準向上にも寄与しております。引き続き、高付加価値サービスの提供を目指してまいります。
③ 今後の方針
総合環境衛生事業におきましては、「技術力」及び「専門性」を重点課題に据え、検査業務と研究開発の更なる高度化を最優先課題として取り組んでまいります。検査・同定にかかる業務においては、「迅速・正確・お客様第一」という基本方針のもと、食品や医薬品をはじめとした幅広い業種のお客様を対象に、引き続き、高度な分析サービスを提供してまいります。
研究開発分野では、既存の研究開発フローを抜本的に見直し、お客様の課題解決に直結する次世代技術や実用的な新商材の創出を加速させます。特に、AI監視システム『ペスクル』シリーズをはじめとするデジタル技術の導入促進を図るとともに、科学的根拠に基づく衛生管理システムの確立に積極的に取り組みます。
当連結会計年度における総合環境衛生事業の研究開発費は129百万円となりました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01015] S100XSLS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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