有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100X66T (EDINETへの外部リンク)
株式会社アスタリスク 研究開発活動 (2025年8月期)
当社グループの研究開発活動は、全てAsReader事業に属しております。
当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。
研究開発のカテゴリとしては、バーコードリーダー、RFIDリーダー技術、画像認識技術(モノ認識、人追跡)、生体認証技術、であり、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は18,815千円となりました。
(1)バーコードリーダー、RFIDリーダーの研究の成果
スマートデバイス市場では、iOSとAndroidの2つのOSが大きなシェアを占めており、業務用途においてはどちらの環境でもシームレスに利用できることが強く求められています。当社の主力製品であるバーコードリーダーやRFIDリーダーは、スマートデバイスに接続して利用する製品です。従来、iPhoneはライトニングコネクタを採用していましたが、昨今のiPhoneではUSB Type-Cコネクタが導入され、Android製品と同様の接続方式へと移行が進んでいます。このように接続環境が共通化しつつある流れを踏まえ、当社では一つの製品でiOSとAndroidの両方に対応可能なリーダーを開発しました。
バーコード製品については、超薄型・軽量かつバッテリーレスでありながら、従来製品と同等の高い読み取り性能を維持することに成功しました。特に、スマートデバイスとの組み合わせを前提に設計したモデル「AsReader SLIM」は、業務利用に求められる操作性と携帯性を両立しています。
RFID製品については、超薄型・軽量でありながら従来製品を大きく上回る読取性能を実現したバッテリーレスRFIDリーダーを開発しました。さらに、固定式RFIDリーダーでは、特殊なアンテナ構成を採用することで読み取り性能を大幅に向上させ、同時に使い勝手も改善した新モデルを開発しました。加えて、ネットワーク接続とPoE(Power over Ethernet)に対応させることで設置・運用の利便性を高め、OSに依存しない汎用性の高い製品として提供を開始しました。これにより、倉庫や物流、リテールをはじめとする幅広い分野で効率的な業務運用を支えることが可能となっています。
(2)画像認識技術の研究の成果
当社では、人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの幅広い画像認識技術の開発を実施してまいりました。特に、画像追跡を応用した人物追跡技術については、従来は一つのサーバーに各カメラの映像を集約し統合処理を行っていましたが、この処理を各カメラで分散処理するエッジコンピューティング方式に進化させることで、システム全体の処理負荷を軽減し、大幅なコストダウンと高い信頼性の確保、さらに導入の容易化を実現しました。また、この人物追跡技術を顔認証技術と組み合わせることで、従来の静的な入退場認証に比べ、よりスムーズで安全な入退場管理システムを構築可能となりました。たとえば、特定エリアでの人物の行動をリアルタイムで追跡し、不正入場や徘徊検知などの高度なセキュリティ運用にも応用できます。今後は、これらの研究成果をショッピングモールやオフィスビル、イベント会場など実店舗・施設での利用へと展開し、さらには防犯対策まで幅広い分野での応用展開を目指します。
(3)生体認証技術の研究の成果
画像認識技術の一貫で顔や虹彩の認証、また声紋の認証など複数の生体情報を組み合わせた認証技術の研究を進めています。この研究開発の応用利用として、生体識別の機能を追加し、写真や動画、マネキンなどでの「なりすまし対策」によるセキュリティーを強化し、認証スピードが向上したAsReader GoMA Proを開発しました。本製品では、施錠システムとの連携機能を強化することで、店舗での会員管理やビルの入退室管理などで利用しやすくなり、当社の顔認証クラウドサービス「AsReader One(アズリーダーワン)」と組み合わせることで、より利便性の高いシステムを提案できるようになりました。さらに、様々な電気錠との連携や、出退勤システムとの統合利用にも対応可能となり、オフィスや施設の運用管理に幅広く活用できる基盤を整備しました。 また、家庭やSOHO向けの省電力でバッテリー稼働が可能なGoMA Homeを開発しました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E36860] S100X66T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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