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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IS44 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 タイガースポリマー株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループの研究開発活動の特徴は、ゴム・プラスチック製品を開発するためのコア技術(材料、加工、金型、設備)を自社内に持ち、解析技術を駆使することにより、開発スピードと信頼性を高めています。また、コア技術と新たな技術を融合させることにより、独自の製品をタイムリーに提供しています。特に、電動自動車、エネルギー、情報通信、環境対応など新しい技術を必要とする分野に積極的にチャレンジしております。また、工場生産設備の自社設計やコストダウンを目的とした研究開発活動にも取り組んでおります。
グループとして効率的に研究開発活動を行うため、研究開発員は原則として日本の開発研究所に集中しております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費は1,160,219千円(前期比80,373千円 6.5%減少)であります。

① ホース部門

掃除機・洗濯機・エアコンなどの家電用ホースは、グローバル化によりその地域特有の顧客要求に合わせた製品開発を実施し、海外生産体制を構築しています。また、新たな成形方法を開発し、コスト競争力を高めた製品も提案しています。産業用ホースは、独自のホース成形加工技術と原材料の配合技術をもとに、土木建築や一般産業分野などの多様化する顧客ニーズに対応した製品開発を進めています。今年度は、土木建築市場に対し特殊工法向けホースなどの提案を広く実施しております。

② ゴムシート部門

ゴムシートは、家電、自動車、産業資材等の幅広い分野の顧客要求に対応した開発製品を市場に提供しています。例えば、新規に立ち上げたフロアーシートは、体育館やアリーナ等での床面保護用途で高評価を得ており、今後も軽量化した製品展開を進めます。ウレタンゴムは、環境負荷物質を含まず、強度や耐磨耗等が従来品よりも優れた配合を確立しています。また、融雪マットは、優れた信頼性や耐久性で高評価を得ており、新たに複合化することで融雪能力及び安定性の向上を目指しています。

③ 成形品部門

自動車用部品は、材料設計・機能設計・デザインなどトータルで開発できる体制を構築しています。最近では、排ガス規制や燃費規制の対応として、電動自動車やハイブリッド車、ダウンサイジング車、燃料電池車など次世代の自動車開発が進んでおり、当社はこれらに対応する新たな自動車部品を開発し自動車メーカーに採用されています。また、精密樹脂成形技術を生かし、スーパーエンプラを使用した軽量化部品で金属部品からの代替を提案し採用されています。生産部門においては、省人化の取り組みとして、自動化技術を取り入れた工程の構築を推進し、AI技術やIoT技術を取り入れた生産の効率化を推進しています。
押出し成形品は、独自の金型設計ノウハウと成形技術により、チューブ、丸紐、角紐以外にも、特定用途に応じた複雑な異形押出製品を幅広い分野の市場に提供しています。今年度も、耐熱ガスケット用シリコーンスポンジの異形押出製品など、多くの異形押出製品が採用になり、高評価を得ています。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01024] S100IS44)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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