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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BJF6

有価証券報告書抜粋 株式会社シーズ・ホールディングス 業績等の概要 (2017年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に改善の遅れもみられますが、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待されております。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。このような環境の中、当社グループはグループ全体の企業価値向上を目的として、当連結会計年度より新たに第5次中期経営計画を策定いたしました。2017年1月には当社グループのブランドをグローバルブランドに成長させるべく、米国のジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業の海外展開を始動し、2017年2月には全社の基幹システムの入替を行い、ポイントサービスなどの顧客サービスを改定いたしました。
また、当連結会計年度の経営成績については、前第3四半期連結会計期間から新たに株式会社シーズ・ラボが連結対象となり、前年同期と比較して連結売上高と各段階利益が通期寄与したことに加え、ラボラボブランドの売上高が引き続き国内外で拡大した結果、売上高は42,916百万円(前期比8.8%増)、営業利益は8,566百万円(前期比4.6%増)、経常利益は8,766百万円(前期比7.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,988百万円(前期比13.2%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、「化粧品事業」「健康食品事業」「エステ・サロン事業」から「化粧品事業」と「健康食品事業」を合わせた「ドクターシーラボ事業」と「エステ・サロン事業」へ報告セグメントの区分を変更しております。

ドクターシーラボ事業においては、ドクターシーラボブランド・ラボラボブランド・ジェノマーブランドで構成される3つの化粧品ブランドと健康食品を販売しております。ドクターシーラボブランドは、アクアコラーゲンゲルシリーズに続く第2の柱を育てるべく、「VC100エッセンスローション」を中心としたVC100シリーズの展開を行い、中でも「VC100ゲル」「VC100ホットピールクレンジングゲル」は、発売開始以来、好調な売れ行きとなりました。
ラボラボブランドは、当連結会計年度を通じて好調な売れ行きで、インバウンド需要の恩恵を最も受けた「スーパー毛穴ローション」が、化粧品全体の売上高増加に大きく貢献いたしました。
ジェノマーブランドは、ブランド誕生から15周年を迎えたことを記念して商品リニューアルを実施し、アンチエイジングブランドとしての認知度の強化・定着化を図っております。
健康食品については、当連結会計年度において売れ筋商品である「美禅食」の新味としてカカオ味を発売したとともに、新商品として「美禅食ゼリー」を発売し、広告宣伝費を積極的に投下したことにより、好調な売上となりました。
以上により、ドクターシーラボ事業の売上高は、40,255百万円(前期比5.4%増)、営業利益は8,152百万円(前期比1.5%増)となりました。


エステ・サロン事業においては、既存店舗では首都圏及び大阪の店舗を中心に契約数が順調に増加した一方で、当連結会計年度における新店舗の出店が仙台店と上野店の2店舗と、当初の計画よりも遅れたことにより、売上高が計画よりも下回って推移しました。しかしながら各店舗における物品販売にも引き続き力を入れたことにより、一店舗当たりの増収と収益性の向上に寄与いたしました。
以上により、エステ・サロン事業の売上高は、2,661百万円(前期比113.2%増)、営業利益は428百万円(前期比168.2%増)となりました。なお、エステ・サロン事業は前第3四半期連結会計年度より開始しております。

次にドクターシーラボ事業を販路別に見ますと、通信販売においては例年以上に福袋の拡販を行うなど、アクアコラーゲンゲルを含めたセット商品の販売を積極的に推し進めてまいりました。中でも「VC100エッセンスローション」とアクアコラーゲンゲルとのセット販売が好調で、購入単価の引上げにも繋げることができました。しかしながら、新規顧客の獲得が想定よりも少なかったことに加え、前連結会計年度に獲得した新規顧客の継続顧客化が進まなかったことにより、期初予想を下回る結果となりました。なお、当第3四半期連結会計期間からステップアップ割引制度を廃止し、ポイント制度に一本化いたしました。この結果、当第3四半期連結会計期間より、旧ステップアップ割引制度による売上値引が計上されなくなりました。以上により、通信販売の売上高は22,878百万円となり、前年同期と比較して3.5%減少いたしました。
卸売販売においては、中華圏のお客様に特に人気がある「スーパー毛穴ローション」のインバウンド効果により、前年同期を大幅に上回る売上高となりました。また、当社の顧客層において、相対的に顧客割合が少ない20代後半から30代前半の顧客層を開拓すべく、幅広い世代から人気が高い「VC100エッセンスローション」と新商品「VC100ゲル」を中心としたVC100シリーズの店頭展開を強化し、販促活動を積極化したことにより順調に売上高が推移いたしました。以上により、卸売販売の売上高は9,808百万円となり、前年同期と比較して13.7%増加いたしました。
対面型店舗販売では、当連結会計年度において5店舗の閉店をした一方で5店舗の新規開店を行いました。外国人観光客のインバウンド需要を取り込むべく、銀座・新宿・池袋エリアの百貨店の販売に注力したことに加え、観光客が多い沖縄県の「沖縄アウトレットモールあしびなー」へ新規出店を行いました。施策については、お客様の満足度向上のために継続的なお手入れ会を実施してきたことに加え、来店客数及び来店回数の増加を目的として、来店客へのプレゼント贈呈や、商品の試用・カウンセリングをご提供する機会を多く設けるなどの施策を積極的に行ってまいりました。以上により、対面型店舗販売の売上高は、4,030百万円となり、前年同期と比較して3.2%増加いたしました。
海外においては、当社グループのブランドをグローバルブランドへと成長させるべく、米国のジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業主導の海外展開を、2017年1月より始動いたしました。なお、3月には中華圏のインフルエンサーに向けたPRイベントをジョンソン・エンド・ジョンソンが開催したことにより、認知度の向上とともに出荷額が大きく増加いたしました。海外地域の売上高について、当第2四半期連結会計期間までは当社グループからの海外出荷額で計上し、「スーパー毛穴ローション」が出荷額の大半を占めました。当第3四半期連結会計期間以降は、ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業の販売額に対する一定のロイヤリティ収入が収益の柱となっております。以上により、海外の売上高は3,537百万円となり、前年同期と比較して79.7%増加いたしました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,678百万円増加し、当連結会計年度末には21,508百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により取得した資金は4,985百万円となりました。これは主にたな卸資産の増加933百万円、法人税等の支払4,285百万円が資金の減少要因となった一方、主な増加要因としては税金等調整前当期純利益が9,040百万円計上されたことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、633百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出266百万円と無形固定資産の取得による支出352百万円が資金の減少要因となったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は2,171百万円となりました。これは主に配当金の支払2,142百万円が資金の減少要因となったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01062] S100BJF6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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