シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WXZ

有価証券報告書抜粋 株式会社MARUWA 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済は、米国において雇用情勢の改善や内需の底堅さなどから景気回復が続いており、欧州においては域内の経済格差はあるものの景気は緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、中国の景気減速を始めとする新興国の成長率が鈍化するなど、全体としては先行き不透明な状況で推移しました。
国内経済においては、政府による経済政策や金融緩和などを背景に、企業収益や雇用及び所得に改善がみられ、企業の設備投資や個人消費の拡大など緩やかな回復基調が続きましたが、急激な資源価格の下落や円高、新興国の景気減速が鮮明になるなど、企業業績の見通しや成長に対する不安感が見られました。
このような経済情勢の中、当社グループにおきましてはセラミック部品事業分野の新たな差別化製品が好調に推移し、また照明機器事業分野では収益性を軸にした営業活動の成果が現れてきました。さらに、昨年より進めてまいりました新商品群の付加価値化や組織の見直しなどにより、収益が改善されました。
以上のことから、当連結会計年度における売上高は30,578百万円(前期比6.8%減)、営業利益は3,812百万円(前期比58.6%増)、経常利益は3,702百万円(前期比30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,287百万円(前期比158.7%増)となりました。
セラミック部品事業
当事業セグメントにおきましては、3年前から実行してきました売上高(量)の拡大ではなく利益(質)重視の施策として、差別化製品や通信インフラ関連市場向けの製品などの収益性が見込まれる分野への資源集中を継続してまいりました。その結果、差別化製品の積極的な展開が出来たことや、事業体質の強化などの成果が現れてきました。
以上のことから、売上高は前期比0.7%減の21,245百万円、セグメント利益は前期比34.6%増の4,609百万円と大幅に増加しました。

照明機器事業
当事業セグメントにおきましては、収益性を軸とした選択と集中の営業活動を行うとともに、弊社固有のセラミック技術や演色性を活かしたLEDを使用した新たな照明機器を積極的にリリースするなどの販売活動を進めてまいりました。また、仕入れコストの見直しや組織再編による責任の明確化を図ることによる体質の強化などに取り組みました。
その結果、売上高は減少しましたが、収益性の向上により当初計画通りの利益を確保することが出来ました。 以上のことから、売上高は前期比18.3%減の9,333百万円、セグメント利益121百万円(前期はセグメント損失82百万円)を確保しました。

(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動から得られたキャッシュは4,154百万円となり、前期比466百万円の増加となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
投資活動に使用したキャッシュは1,675百万円となり、前期比206百万円の減少となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
財務活動に使用したキャッシュは1,406百万円となり、前期比529百万円の増加となりました。主な要因は、長期借入金の返済の支出が増加したことによるものです。
上記キャッシュ増減の結果、営業活動で得たキャッシュが投資活動及び財務活動により使用したキャッシュを上回り、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期比857百万円増加の14,541百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01210] S1007WXZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。