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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009B4O

有価証券報告書抜粋 株式会社フィックスターズ 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、このところ弱さもみられるものの、雇用・所得環境の改善傾向が続くなか緩やかな回復基調で推移いたしました。また、海外経済につきましても、中国をはじめとする新興国経済の先行きや英国のEU離脱問題に伴う不透明感については留意する必要があるものの、引き続き緩やかに回復いたしました。
このような経営環境下、当社のソフトウェア開発技術を活用し未来社会の構築に貢献すべく「Speed up your Business」をスローガンに掲げ、お客様の高速処理のパートナー企業として、従来からのマルチコア向けソフトウェア開発サービスに加えて、ストレージ関連ソフトウェア開発サービスの2つを当社の事業の柱として、併せて関連するミドルウェア及びハードウェアの販売を展開しております。
主力のソフトウェア・サービス事業では、マルチコア向けソフトウェア開発サービスにおいて、自動車分野で注目されている車載向け先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driving Assistant System)関連の案件、医療機器やファクトリーオートメーション向けの組込みソフトウェア案件及び金融分野やビッグデータ分野を対象とした高速シミュレーションシステム案件等を中心に継続的に受注しております。また、ストレージ関連ソフトウェア開発サービスにおいては、半導体メーカー向けソフトウェア開発案件が継続しております。
当社グループが開発したソフトウェア等が稼働するハードウェア基盤を開発、提供するハードウェア基盤事業では、画像処理プロセッサ搭載演算ボード等の量産納入を中心に、引き続き受注しております。また、次期重点戦略事業と位置づけている大容量高速ストレージ・サーバ事業においては、超小型、超高密度、超低消費電力を特徴とするLinux コンピュータ「Fixstars Solid State Server"Olive"」の販売及び新製品の開発に取り組んでおります。
海外事業では、米国子会社のFixstars Solutions, Inc.が日本のお客様の米国業務の一翼を担う一方、北米地域における大容量高速ストレージ・サーバの販売拡大に取り組んでおります。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は4,063,786千円(前連結会計年度比13.4%増)、営業利益710,732千円(前連結会計年度比15.7%増)、経常利益707,957千円(前連結会計年度比13.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益516,184千円(前連結会計年度比15.4%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、以下の数値はセグメント間の取引消去後となっております。
①ソフトウェア・サービス
モバイル分野における、半導体メーカー向けのメモリコントロールのためのファームウェアやデバイスドライバの開発サービスが伸長し、売上高は3,148,200千円(前連結会計年度比9.6%増)、セグメント利益(営業利益)は、709,871千円(前連結会計年度比18.0%増)となりました。

②ハードウェア基盤
画像処理プロセッサ搭載演算ボード等の量産納入が、海外を中心とする顧客製品の旺盛な需要に支えられ伸長し、売上高は915,586千円(前連結会計年度比29.0%増)となりました。一方、大容量高速ストレージ・サーバの主な原材料であるNAND型フラッシュメモリの市況変化に伴うたな卸資産の評価損の計上、及び新製品やカスタマイズ品の開発やマーケティング活動への積極的な投資を継続した結果、セグメント利益(営業利益)は、860千円(前連結会計年度比93.4%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ67,592千円増加し、当連結会計年度末には、1,198,653千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は311,063千円(前連結会計年度比18.8%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益(707,992千円)、売上債権の増加(△4,333千円)、たな卸資産の減少(21,112千円)、仕入債務の減少(△152,119千円)、法人税等の支払(△226,955千円)によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は△16,098千円(前連結会計年度比71.4%減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出(△14,156千円)、無形固定資産の取得による支出(△1,942千円)によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は△211,190千円(前連結会計年度比818.6%増)となりました。これは主に、社債の償還による支出(△20,000千円)、株式の発行による収入(34,500千円)、自己株式の取得による支出(△178,200千円)、自己株式の処分による収入(81,000千円)、配当金の支払(△131,890千円)によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30537] S1009B4O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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