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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W2LK (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 大平洋金属株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当連結会計年度の研究開発は、3カ年計画(2022年度~2024年度)に沿って、湿式精錬/製錬技術の確立、リチウムイオン電池(LIB)リサイクル技術の確立、多金属ノジュールの製錬技術の確立、及びリサイクル事業の再構築を目指した研究開発を推進しました。
なお、当連結会計年度に支出した研究開発費は、総額449百万円であり、すべてニッケル事業であります。

(1) ニッケル事業
① 湿式精錬/製錬技術の確立
従来のミキサーセトラーに比べ、元素/物質の分離精製を高効率で行えるエマルションフロー溶媒抽出技術を用いたLIB正極材原料の製造プロセス開発に取り組み、LIBグレードの硫酸ニッケル及び硫酸コバルトの製造プロセスを確立しました。加えて、硫酸ニッケル、硫酸コバルトから更に加工度を上げたLIB正極材原料の製造プロセス開発に向けて更なる研究開発を推し進めています。
② LIBリサイクル技術の確立
LIBを熱処理等して作られるブラックマス(BM)から、LIBに再利用できるニッケル、コバルト、リチウムなどのレアメタルを分離回収する技術開発に取り組み、基本プロセスを確立しました。
③ 多金属ノジュールの製錬技術の確立
太平洋のクラリオン・クリッパートン海域に賦存する多金属ノジュールの製錬試験を進めてきましたが、実機設備(ロータリーキルン/電気アーク炉)を用いた商業規模連続製錬の試験に世界で初めて成功し、高品質のニッケル・銅・コバルト合金35tと珪酸マンガン320tの製造を行いました。
④ リサイクル事業の再構築
既存のリサイクル実機設備を用いた実証試験を実施し、製鋼用原料のサンプル製造に成功しました。

(2) ガス事業
該当事項はありません。

(3) その他
該当事項はありません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01254] S100W2LK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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