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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YLK

有価証券報告書抜粋 株式会社スノーピーク 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における世界経済は、米国新政権への移行、英国の欧州連合(EU)離脱の影響から投資や雇用に慎
重な動きがみられ、中国経済も引き続き減速基調にある等、景気の先行きについては不透明な状況が続いておりま
す。 我が国経済は、雇用情勢は改善が続いているものの、将来不安の強まりから個人消費は低迷が長期化してお
り、概ね横ばいに推移いたしました。アウトドア業界は天候不調や台風等による影響を受け、外部要因はマイナス
に働きました。
このようななか、当社グループは、既存事業の拡大と新規事業の推進に注力いたしました。
当連結会計年度における既存事業の拡大としまして、店舗の出店を推し進めることで販売網の強化に注力いたし
ました。キャンプ用品を中心に取り扱う直営店を、上期の2店舗に加え、10月に「ららぽーと湘南平塚」および
「ビルボードプレイス新潟」に出店いたしました。11月には、アウトドア市場の更なる活性化を図るため、株式会
社アルペンと協力し、インストアおよびショップインショップの店舗拡大を進めること、ゼビオホールディングス
株式会社と共に新しい業態「L-Breath powered by Snow Peak」の展開に着手することを合意し進めております。こ
れらにより、第3四半期までの出店に加え、第4四半期においてもインストアとショップインショップの出店を進
め強固な販売網の構築を図りました。
アパレル事業の展開としましては、当連結会計年度にアパレルを中心に取り扱う直営店を4店舗、インストアを
2店舗出店いたしました。アパレル事業で初めてのキャンプイベント「Field Work」を年3回実施し、アウトドア
事業と同様、アパレルのユーザーともつながることでコミュニティの形成に努めました。2014年秋冬の展開から着
実に歩みを進め、当社アパレルが市場に浸透してきており、前年対比89%増、売上構成比8.1%(前年同期は5.0%)
となり成長を遂げることができました。
アーバンアウトドアの取組としましては、マンションデベロッパーとの取組を強化する一方で、工務店における
ショップインショップの展開を推し進め、当連結会計年度で5店舗出店し、期末には計7店舗となりました。また、ビジネスにキャンプを取り入れた新しいワークスタイルを提案する“アウトドアオフィス”事業の開発・推進強化のため、株式会社スノーピークビジネスソリューションズを7月1日に立ち上げました。各地でアウトドアオフィス体験会を実施し、働き方改革を推進する中小企業の経営者に向けた「経営ビジョンキャンプ」を2回行いました。
地方創生の取組としましては、全国各地でキャンプ場再生を主とした地域活性化の取り組みを始めました。北海
道では、株式会社北海道銀行との連携協定、北海道帯広市との包括提携を締結し、十勝の豊かな自然資源を強みと
した観光振興に共に取り組むパートナーとしてこれまで培ってきたアウトドアの知見を活かしたコンサルティング
により、地域社会の発展に寄与することを目指して活動しております。
海外事業につきましては、期中は円高で推移したこともあり、外部環境は厳しい状況にありました。米国支店に
おきましては、直営店等、直接ユーザーとつながる仕組の構築に努めた一方で、ディーラーの販売網をより強固に
するべく改革を進めました。台湾におきましては、直営店を中心にユーザーとつながることに注力し、ポイントカ
ード会員数を伸ばすとともに顧客エンゲージメントを図りました。韓国におきましては、筋肉質な経営体質への変
革に注力し、少しずつではありますがその成果が出始めました。

これらの結果、売上高9,222,393千円(前期比17.4%増)、営業利益853,311千円(同50.1%増)、経常利益805,549千円(同55.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益485,122千円(同70.3%増)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は1,158,310千円となり、前連結会計年度末より948,571千円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは727,910千円(前連結会計年度比347,431千円の増加)となりました。主な要因は、売上債権の増加94,288千円、棚卸資産の増加175,887千円等があったものの、税金等調整前当期純利益の計上776,937千円、減価償却費の計上296,808千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは2,387,236千円(前連結会計年度比2,017,305千円の増加)となりました。これは主に、新設する「スノーピーク Operation Core HQ2」の用地の取得、直営店の出店等の有形固定資産の取得による支出1,992,944千円、敷金及び保証金の差入による支出107,243千円、ソフトウェアの取得等、無形固定資産の取得による支出252,611千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得したキャッシュ・フローは711,778千円(前連結会計年度比474,054千円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,200,000千円、自己株式の取得による支出188,605千円、長期借入金の返済による支出252,081千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31070] S1009YLK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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