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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J25W (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社アイリッジ 事業の内容 (2020年3月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社DGマーケティングデザイン、株式会社フィノバレー)の3社で構成されております。ミッションとして「Tech Tomorrow」を掲げ、テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創ることを目指しており、O2O(注1)を始めとする、インターネットテクノロジーを活用した新しいサービスの提供に取り組んでおります。

2018年以降、複数の資本業務提携を進め、2019年3月期よりグループ経営体制に移行しております。当社が創業以来培ってきたO2Oアプリ関連のサービスに加えて、株式会社DGマーケティングデザイン及び株式会社フィノバレーを含めたグループ全体での取り組みを進めております。
当社グループは、グループとしての強みである、各業界トップ企業を中心とする「クライアント資産」、スマートフォン・アプリ開発を中心とする「技術力資産」、位置情報を中心とする「ビッグデータ資産」、新しい領域にもチャレンジする「組織資産」を生かしながら、あらゆるシーンで企業と生活者の繋がりを深め、最適化していく「トータル・エンゲージメント・ソリューション」(注2)を実現すべく、3つの事業領域に注力し、取り組みを強化・推進しております。

主な事業領域グループ会社
デジタル・フィジカルマーケティング領域
(O2O事業領域)
株式会社アイリッジ
株式会社DGマーケティングデザイン
フィンテック領域株式会社フィノバレー
ライフデザイン領域株式会社アイリッジ

(注1)O2O(オンラインtoオフライン)とは、消費者にインターネット(オンライン)上のウェブサイトやアプリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進に繋げることをいいます。
(注2)トータル・エンゲージメント・ソリューションとは、従来の販促・マーケティング領域だけでなく、決済や住居を含む日常生活に溶け込んだ、企業と生活者のエンゲージメント(繋がり・愛着心)を深めていくためのソリューションをいいます。

当社グループはO2O関連事業の単一セグメントであるため、以下では事業領域別に記載しております。

(1)デジタル・フィジカルマーケティング領域(O2O事業領域)
当社が得意とするスマートフォン・アプリを活用したデジタルマーケティングと、株式会社DGマーケティングデザインが強みとする実店舗等でのフィジカルマーケティングとの連携によって、一気通貫のサービスを提供し、より効果的なマーケティングを実現してまいります。

① デジタルマーケティング
当社は、2009年より主に企業向けにO2O支援を行っており、O2Oソリューションの提供、O2Oアプリの企画・開発・運用支援をトータルに提供しております。

イ O2Oソリューションについて
当社はO2Oソリューションのプラットフォームとして、スマートフォン向け位置情報連動型ソリューション「popinfo」を提供しておりますが、2019年よりその対応チャネルを拡大し、「ファン育成」に特化した顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」を提供しています。
「FANSHIP」には、オンラインとオフライン両方のデータを入れることができ、各種BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールを使って可視化できます。利用企業は、アプリ/ウェブのユーザー行動や、位置情報、自社のCRMデータ、購買履歴データを組み合わせた分析を行い、顧客一人ひとりを理解した最適なコミュニケーションを取ることが可能になります。

【FANSHIPのイメージ図】
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ロ O2Oアプリの企画・開発・運用支援について
当社では、これまでの経験とノウハウを活かし、企業のニーズに応じたO2Oアプリの開発を行っております。当社の企画・開発するアプリは、企業とユーザーを繋ぐ企業の顔(企業の基幹メディア)に位置付けられます。
効果的なO2O実現のためには、継続してアプリ内企画や機能追加等に取り組み、アプリを通じた企業とユーザー間のコミュニケーションの活性化を図ることが重要となりますが、当社ではアプリの開発・リリース後も継続的にO2O支援に取り組んでおります。当社内に集客・販売促進のための企画・ノウハウを蓄積し、企画・運用支援を統合的に手掛けていることが、当社の特徴・競争力となっております。

② フィジカルマーケティング
株式会社DGマーケティングデザインは、メーカーをはじめとしたナショナルクライアントを顧客に持ち、実店舗での店頭販促から、ウェブ等を活用したプロモーション・広告を主な事業領域としております。
20年以上積み重ねてきた「プロモーションプランニング」、全方位的に必要とされる「コミュニケーションデザイン」、事業の拡張・支援に必要不可欠な「ビジネスデベロップメント」、これら3つのカテゴリーに各スペシャリストを配置しており、その時々の課題に対しメディア・クリエイティブ・データ・テクノロジーを掛け合わせて解決へと導いております。

(2)フィンテック領域及びライフデザイン領域
昨今、スマートフォンに代表されるスマートデバイスの普及や利用割合の上昇に伴い、金融をはじめ、スマートデバイスをプラットフォームとした新たな事業機会が広がっています。このような背景から当社においても、電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」やスマートスピーカーのアプリ開発プラットフォーム「NOID」等、自社サービスの育成・展開を進めております。

① フィンテック領域
株式会社フィノバレーが提供する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸に推進しており、スマートフォン・アプリでチャージから決済までを可能にするサービスです。決済方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。
足元、様々なスマホ決済サービスが登場しておりますが、当社グループは、他のサービスとは異なる「お金の地産地消による地域活性化」というコンセプトのもと、地域金融機関・自治体・商工会等と連携して普及を促進しています。
先行している岐阜県・飛騨高山エリアの電子地域通貨「さるぼぼコイン」、千葉県・木更津市の「アクアコイン」に続いて、他地域や企業などでの展開拡大を行っています。
また、「MoneyEasy」の機能追加・拡張にも取り組んでおります。具体的には、市税等の支払対応や自治体が付与できる行政ポイント対応など、地域通貨による決済インフラを通じた地域経済活性化のみならず、地域金融機関や自治体などのデジタルトランスフォーメーションの推進や、地域内でのデータ集約を通じた情報インフラとしての機能の拡張を、関係者との協働を通じて進めております。

② ライフデザイン領域
ライフデザイン領域は、急速にデジタル化が進んでいく不動産領域において、住宅・街・地域を中心とした「住まい・暮らし」にフォーカスし、ビジネス展開しています。
これまでO2O事業で培ってきたアプリ開発・位置情報マーケティングの強みを活かしながら、生活者とのデジタル接点構築として、住宅(スマートホーム)アプリ開発や、マンション向け広告サイネージの提供に取り組んでいます。
また、大手不動産デベロッパー向けには、当社が保有する位置情報データをベースにした用地仕入や物件販促等の計画策定、アプリを使った新規ソリューションの実証実験といったデジタルトランスフォーメーション支援を行っています。
今後も、スマートスピーカーを始めとする音声UI(注3)及びAIアシスタント関連デバイスが本格的に普及する5G時代の到来に向けて、不動産・住生活関連ソリューションの開発に取り組んでまいります。
(注3)音声UI(User Interface:音声ユーザーインターフェイス)とは、Amazon Echo等のAIスピーカーで提供する、ユーザーが音声でコンピューターや端末をコントロールできるようにする機能のことをいいます。

[事業系統図]
当社グループの事業系統図は次のとおりです。なお、一部販売代理店を通した販売、外注先への委託を行っております。

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沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31626] S100J25W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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