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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R812 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社AobaーBBT 事業の内容 (2023年3月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社(㈱ビジネス・ブレークスルー)は、1998年4月に設立され、ビジョンとして「Lifetime Empowerment(生涯学び続け、自分をアップデートする学習プラットフォームの提供)」を掲げ、世界に通用する人材を育成することを事業目的としています。当社グループは、当社及び子会社8社からなり、以下の事業を展開しております。

リカレント教育事業: 社会人を対象に、経営、問題解決力、リーダーシップ、英語によるコミュニケーション力等を習得するビジネス教育コンテンツを開発・提供します。文科省認可のオンライン大学(経営学士)や大学院(経営学修士)を運営しています。また、オープンカレッジ、法人向け研修などの個別の教育プログラムも提供しています。独自開発した教育コンテンツは15,000時間を超えます。また、子会社㈱ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックでは、DXやAI等の経営とITマネジメントの双方を理解する人材を育成する研修サービスを展開しています。子会社㈱ブレンディングジャパンでは、主に小中学生向けオンライン英会話を提供しております。

プラットフォームサービス事業: 18歳以下の子供を対象にした、国際認定を有するインターナショナルスクールを展開しています。㈱アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズは、世界標準の国際カリキュラムである国際バカロレア認定校の「アオバジャパン・インターナショナルスクール」(幼少期から高校まで)、「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール」(1歳から6歳まで)、「サマーヒルインターナショナルスクール」(1歳から6歳まで)を運営しています。また、㈱Musashi International Educationは、国際バカロレアと同様に広く世界で普及するケンブリッジ大学国際教育機構の認定を受けた「ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ」を運営しております。

[主要サービス一覧]
区分事業区分提供先標準受講期間
(1)リカレント教育事業
① 法人向け人材育成事業系法人
(一部個人)
~12ヶ月
・企業研修
・BBT経営塾
・向研会
・リカレント教育
② University事業系個人・法人
・ビジネス・ブレークスルー大学48ヶ月
・ビジネス・ブレークスルー大学大学院24ヶ月
・ボンド大学-BBT MBAプログラム24ヶ月
・BBT大学オープンカレッジ(公開講座)3~12ヶ月
③ 英語教育系事業個人・法人1ヶ月~
④ ITマネジメント事業系個人・法人1日~3ヶ月
⑤ その他個人・法人
・アタッカーズ・ビジネススクール3ヶ月
・大前研一通信12ヶ月
(2)プラットフォームサービス事業インターナショナルスクール事業系
・アオバジャパン・インターナショナルスクール個人12ヶ月~
・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール個人12ヶ月~
・サマーヒルインターナショナルスクール個人12ヶ月~
・ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ個人12ヶ月~

(1)リカレント教育事業
リカレント教育事業は、①法人向け人材育成事業系、②University事業系、③英語教育事業系、④ITマネジメント事業系、⑤その他により構成されております。

① 法人向け人材育成事業系
・企業研修
経営幹部及び経営幹部候補生を主たる対象に、問題解決手法、経営課題の分析・解決策立案、DX教育、グローバル人材育成等、自社課題の解決力を養成するための多数のプログラムを擁しています。顧客のニーズに合わせ、最適なプログラムを提供します。オンライン、対面、ブレンディング、いずれの形態でも提供可能です。

・BBT経営塾
企業の経営幹部候補生を対象にした次世代の経営者育成プログラムです。大前研一や経営者の講義を視聴し、講師や他企業からの参加者とオンライン上で議論を通じて経営者としての視野・思考力を高めます。また、毎週出題される、「あなたがこの企業のトップだったらどういう方向性を出すか」というケースタディを通じて、経営者に必要な構想力、戦略思考を徹底的に鍛えあげることを主眼に置いております。

・向研会
経営者を対象に、大前研一による定例勉強会、各種セミナー、海外視察等を通じて、国内及び海外の経済環境や経営課題の研究を行うプログラムであります。本プログラムは会員制となっており、東京、大阪、福岡、名古屋の4地域で開催しております。

・リカレント教育
当社は、マネジメント教育分野に加え最新のビジネス情報もいち早く吸収し、ビジネスに生かしていただけるよう、コンテンツを継続的に制作しております。当社が設立以来制作してきた動画コンテンツの検索・視聴ができる「AirSearch」においては、マネジメント教育分野のオリジナルコンテンツ保有量としては本邦で類を見ない、累計15,000時間超のコンテンツの中から、目的に合わせて検索し、視聴することが可能です。また、講座単位でも受講可能なサービスもあります。
また、このサービスは法人向けのみならず、当社講座を修了した個人にも、会員価格で提供しています(アルムナイサービス)。会員に対しては、当社ビジョンである「Lifetime Empowerment」に沿い、生涯学び続けることを促すラーニングマイル制度(割引制度)を設けております。

② University事業系
・ビジネス・ブレークスルー大学/大学院
当社は、2004年6月に東京都千代田区から「キャリア教育推進特区」適用の認定を受けました。同区において株式会社による学校の設置が可能となったことから、当社は、文部科学省に対して「ビジネス・ブレークスルー大学院大学(専門職大学院、現ビジネス・ブレークスルー大学大学院)」の設置認可の申請を行い、2004年11月30日に文部科学大臣より認可を取得し、2005年4月に開学いたしました。修了生はMBA(経営管理修士(専門職))が得られます。また2010年4月には、経営学士が取得できる「ビジネス・ブレークスルー大学経営学部」を設置いたしました。
本学は、「知のネットワークは、人間の能力を無限に伸ばす」を意味する校章の通り、多様性溢れるクラスメートや教員との議論から生まれる「集合知」の獲得を通じて、経営の実践力(戦略、会計、財務、マーケティング、組織・人材開発等)、また、企業経営者に限らず組織のトップに求められるリーダーシップ、多様性マネジメント、問題解決力等の獲得に重きを置いたカリキュラムを提供しております。

・ボンド大学-BBT MBAプログラム
オーストラリアのボンド大学との提携により、欧米型のMBAプログラムを提供しております。講義の約50%が英語で行われるコースと全講義100%英語で行われるコースの2コースがあり、卒業までに2回のオーストラリアにおけるワークショップを受講する必要があります。修了時にはボンド大学よりMBA(経営学修士)の学位が与えられます。
日本国内のMBAプログラムの多くは国際的な認証を得ていない中、当プログラムは、世界を代表する国際認証機関であるAACSB及びEQUISの二大国際認証を有しています。両認証を得るビジネススクールは、全世界でも数%にとどまります。
ビジネス・ブレークスルー大学/大学院、及び二大国際認証を有するボンド大学-BBT MBAプログラムは、厳しい認可・認証が必要となることから新規参入障壁が高く、また当社が提供する教育の品質保証を示すものとも言えます。

・BBT大学オープンカレッジ(公開講座)
ビジネス・ブレークスルー大学のオープンカレッジ(公開講座)の位置づけとなり、一般に広く公開された講座です。具体的には、「問題解決力トレーニングプログラム」、「資産形成力養成講座」、「実践ビジネス英語講座」、「リーダーシップ・アクションプログラム」等が開講しております。

③ 英語教育事業系
当社は、ビジネスパーソン向けにオンライン英会話講座「BBTオンライン」を提供しています。また、子会社の㈱ブレンディングジャパンでは子供専用オンライン英会話スクール「ハッチリンクジュニア」を提供しています。ともに、フィリピン子会社であるBBT ONLINE GLOBAL INC.において、グローバル企業や政府機関での勤務経験者、MBA保持者、教員免許有資格者など、プロフェッショナルな経歴を持った現地の優秀な講師を雇用することで高品質なサービスを提供しています。
また、法人顧客からニーズの高い、グローバルリーダーシップ、グローバルマネジメント等の、グローバル人材育成研修も提供しています。

④ ITマネジメント事業系
子会社の㈱ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックはITマネジメント領域における企業向け研修教材の開発及び販売、研修サービスを提供しております。近年、海外市場と比べ遅れていたDX人材育成のニーズが日本企業の中で急速に高まりつつあります。DXの推進や組織的なアジリティを高められる「アジャイル」や「スクラム」、「DevOps」等の領域を主力商品として提供しております。

⑤ その他
・アタッカーズ・ビジネススクール
既存の考え方を変革し、意欲的に新しい第一歩を踏み出す社会人を対象に、起業戦略、ビジネス構想力、戦略シミュレーション、計数マネジメント等、新規ビジネスの構築に必要なエッセンスを効率的に養成するプログラムであります。

・大前研一通信
最新のビジネスに直結するテーマや、政治・経済・家庭・教育の諸問題からレジャーまで様々な記事を網羅した、当社の代表取締役会長である大前研一の発言や各プログラム情報などが掲載された会員制月刊情報誌です。

(リカレント教育事業の特徴)
当社グループは、講座や研修で活用する講義や教材・コンテンツの制作、研修やプログラムの講座運営、学習者支援、講義を実装するオンライン学習システムまでを、当社オリジナルで開発・運営しています。従って、顧客のニーズに応じたプログラムのカスタマイズを、迅速にきめ細かく、少額の追加投資で対応可能なビジネスモデルです(下記、「コンテンツ企画から販売の流れ(オンライン教育の場合)」参照)。

[コンテンツ企画から販売までの流れ(オンライン教育の場合)]

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ⅰコンテンツ
顧客から支持されるコンテンツを継続的に創出するために、ビジネススクール教授、コンサルティングファーム代表などから構成されるコンテンツ会議にて企画・立案を行っており、自社スタジオで制作しております。設立以来、15,000時間超のコンテンツを企画・制作・保有しております。

ⅱオンライン学習システム
インターネット上で受講生と講師による双方向のコミュニケーションを可能とするオンライン学習システムを自社開発しております。講義及び履修状況を管理する“Satellite Campus®(履修管理システム)”(※1)とオンラインによる学習環境を統合した“AirCampus®(オンライン学習システム)”(※2)を利用することにより、短期間で大量の人材を養成することが可能です。また、AI学習支援AI「BioLa」では、BBT大学が開学以来10数年間蓄積してきた大量の学習履歴データを「BioLa」に学習させることで、これまで教務担当者が行っていたデータ分析や判断を「BioLa」が代わりに行うことが可能になるなど、学習システムにおけるAI活用投資も積極的に行っております。また、ChatGPTもそのリリースと共に迅速に内部で検討・開発を行い、すでにAirCampusに実装されております。


※1 Satellite Campus®(履修管理システム)
映像による講義とその講義を視聴したかどうかを認証する仕組み及び理解度を確認するテスト、修了レポートなどの提出、成績管理を含めた履修状況を管理する仕組みを組み合わせたシステムです。本システムは、視聴覚認証システムのビジネスモデル特許を取得しております。
※2 AirCampus®(オンライン学習システム)
大学等で授業を運営するために必要な機能をWEBベースにまとめたオンライン教育のための学習環境統合システムであります。クラス・ディスカッション機能、掲示板機能等がクライアントベースで実装され、前述のSatellite Campus®機能も組み込まれております。具体的には、オンラインで離れ離れの受講生に対してあたかも一つのクラスルームのごとく、リアルタイムで議論を行う環境を提供するシステムです。

(2)プラットフォームサービス事業
未来の世界社会を牽引するグローバル水準のリーダーを育成する事業です。具体的には、国際バカロレア又はケンブリッジ大学国際教育機構の認定を得たインターナショナルスクールの運営(都内12キャンパス)を行っています。二大グローバルスタンダードとして認められる国際バカロレアとケンブリッジ大学国際教育機構の両方の認定校を有するのは、日本で当社グループのみです。

・アオバジャパン・インターナショナルスクール
子会社の㈱アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズは、幼少期から高校までを対象とした「アオバジャパン・インターナショナルスクール」を運営しております。本校は国際バカロレアPYP・MYP・DP、並びにCIS、NEASCの認定校です。本校を卒業した生徒には欧米及び国内の高等学校を卒業したものと同等の卒業資格、世界の主要な大学への受験資格が与えられます。

・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール
子会社の㈱アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズは、1歳から6歳までを対象に、英語・日本語のバイリンガル教育をベースとして、バレエ、ピアノ、空手、算盤などの知育・体育にも注力した特色のある「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール」を運営しています。本学も、国際バカロレアPYP認定校です。

・サマーヒルインターナショナルスクール
子会社の㈱アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズは、1歳から6歳までを対象に、20カ国以上の国籍の生徒が集う国際的な環境の下で、英語等の語学教育に加え、知育・体育・情操教育等バランスの取れたカリキュラムを提供する「サマーヒルインターナショナルスクール」を運営しております。なお、「サマーヒルインターナショナルスクール」は、国際バカロレアPYP認定校です。

・ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ
子会社の㈱Musashi International Educationは、幼児から高等部までをカバーし、基本は英語ベースながら、日本語・中国語・IT/STEM/ロボティクス教育等、テクノロジーの発展と国際化が急激に進む21世紀に必要な教育を意識したカリキュラムを提供する「ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ」を運営しております。なお、「ムサシインターナショナルスクール・トウキョウ」はケンブリッジ大学国際教育機構の認定校です。

事業系統図は次のとおりであります。
[事業系統図]

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なお、㈱BBリゾート及びハイダウェイ熱川リゾートプロジェクト投資事業任意組合の2社につきましては、休眠状態にあるため上記「事業系統図」に含めておりません。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05524] S100R812)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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